認知症について
認知症とは
色々な原因で脳の細胞が損傷を受けたり、働きが悪くなることで、「記憶する、思いだす、計算する、判断するなどの機能」が低下し、様々な生活のしづらさが出ている状態を指します。
認知症は、誰にでもおこりうる可能性がありますが、認知症を正しく理解することで、地域で生活を続けることができます。
〇啓発チラシ
「もしかして認知症?~そのもの忘れは大丈夫?~」(pdf 299KB)
(奈良県 地域包括支援課)
若い世代でも
認知症は高齢者の病気と思われるかもしれませんが、65歳未満の若い世代で発症することがあります。
若い世代で認知症を発症すると、初期の症状が認知症特有のものではないため診断が難しいこと、診断がついた後も仕事や家庭・子どものこと、経済的なことなどこれからの生活をどうしていったらいいのか、ご本人やご家族などが悩みや不安を抱えて過ごされているかもしれません。
若年性認知症と診断された後、自分ひとりで、あるいは家族だけで悩まず、奈良県若年性認知症サポートセンターに相談してみてください。
〇チラシ
(奈良県 地域包括支援課)
「おかしいな」と思ったら…
認知症は生活習慣の改善や早期発見早期対応により、その進行を遅らせることができます。気になる症状がある時は、かかりつけ医や専門医を受診しましょう。
この「家族がつくった認知症 早期発見の目安」は、日常の暮らしの中で、認知症の始まりではないかと思われる言動を、「家族の会」の会員の経験からまとめたものです。医学的な診断基準ではありませんが、暮らしの中での目安として参考にしてください。
(出典/公益社団法人認知症の人と家族の会作成)
治る病気や一時的な症状の場合もあります
認知症のような症状がでても、治る病気や一時的な症状の場合もありますので、「おかしいな」と思ったら、医療機関を受診しましょう。
〇例えば
正常圧水頭症・脳腫瘍・慢性硬膜下血種:脳外科的な処置で劇的によくなる場合があります。
甲状腺ホルモンの異常:内科的治療でよくなります。
不適切な薬の使用:薬を止めたり薬の調整で回復します。
認知症になっても安心して暮らせるために・・・

「ロバ隊長」
「認知症サポーターキャラバン」のマスコットです。 認知症サポーターの「キャラバン」(隊商)の隊長として、「認知症になっても安心して暮らせる町づくり」への道のりの先頭を歩いています。ロバのように急がず、しかし一歩一歩着実に、キャラバンも進んでいきます。
この記事に関するお問い合わせ先
あんしん福祉部 介護福祉課
電話:0747-22-4001
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更新日:2024年10月26日