新型コロナウイルス感染症について
全国各地において、新型コロナウイルス感染症の感染が拡大し、クラスターも発生しています。
これから冬を迎えるにつれ、空気が乾燥し湿度も低いため、季節型インフルエンザ等、発熱や咳を伴う感染症が流行しやすくなりますので、より一層の感染症対策が大切です。
感染拡大を防ぎ、あなたと、身近な人の命を守るため、うつらない・うつさない習慣を徹底しましょう。
また、医療関係者や、感染された方、その家族などに対する中傷や差別は、絶対にやめましょう。
感染リスクが高まる「5つの場面」
これまでの感染拡大の経験から、感染リスクが高い行動や場面が明らかになってきました。
一方で、屋外を歩いたり、十分に換気がされている公共交通機関での感染は限定的と考えられます。
場面1 飲酒を伴う懇親会等
・飲酒の影響で気分が高揚すると同時に注意力が低下する。また、聴覚が鈍くなり、大きな声になりやすい。
・特に敷居などで区切られている狭い空間に、長時間、大人数が滞在すると、感染リスクが高まる。
・また、回し飲みや箸などの共用が感染リスクを高める。
場面2 大人数や長時間に及ぶ飲食
・長時間におよぶ飲食、接待を伴う飲食、深夜のはしご酒では、短時間の食事に比べて、感染のリスクが高まる。
・大人数、例えば5人以上の飲食では、大声になり飛沫が飛びやすくなるため、感染リスクが高まる。
場面3 マスクなしでの会話
・マスクなしに近距離で会話をすることで飛沫感染やマイクロ飛沫感染での感染リスクが高まる。
・マスクなしでの感染例としては、昼カラオケなどで事例が確認されている。
・車やバスで移動する際の車中でも注意が必要。
場面4 狭い空間での共同生活
・狭い空間での共同生活は、長時間にわたり閉鎖空間が共有されるため、感染リスクが高まる。
・寮の部屋やトイレなどの共用部分での感染が疑われる事例が報告されている。
場面5 居場所の切り替わり
・仕事での休憩時間に入った時など、居場所が切り替わると、気のゆるみや環境の変化により、感染リスクが高まることがある。
・休憩室、喫煙所、更衣室での感染が疑われる事例が確認されている。
感染リスクを下げながら会食を楽しむ工夫
・飲酒をするのであれば
1.少人数、短時間で、
2.なるべく普段一緒にいる人と
3.深酒、はしご酒などはひかえ、適度な酒量で。
・箸やコップは使いまわさず、一人ひとりで。
・席の配置は斜め向かいに。
(正面や真横は避ける)
(食事の際に、正面や真横に座った場合には感染したが、斜め向かいに座った場合には感染しなかった報告事例あり。)
・会話する時はなるべくマスク着用。
(フェイスシールド・マウスシールドはマスクに比べ効果が弱い。)
・換気が適切になされているなどの工夫をしている、ガイドラインを遵守したお店で。
・体調が悪い人は参加しない。
新型コロナウイルスの集団の感染を防ぐために
手洗い・手指消毒を徹底しましょう
・家に帰ったら、まず手や顔を洗いましょう。
出来るだけすぐに、着替え、シャワーを浴びましょう。
・手洗いは約30秒程度、水とせっけんで丁寧に。
・手洗い後、清潔なタオルやペーパータオルでよく拭き取って乾かします。
(注意)ウイルスが付着した手で目や口、鼻を触ると、粘膜などから細胞に付着し体内に入り込んでしまいますが、健康な皮膚には入り込むことが出来ず表面に付着するだけだといわれています。せっけんを使った手洗いはコロナウイルスの膜を壊すことができ、感染予防に有効です。
人との間隔を、2m(最低1m)あけましょう
・会話は、できるだけ真正面をさけましょう。
・症状がなくてもマスクを着用、咳エチケットの徹底、こまめに換気。
(注意)気温、湿度が高い中でのマスク着用は、熱中症に気を付け、いつも以上に、こまめな水分補給に努めましょう。
症状がある場合は、外出自粛を徹底しましょう
・毎朝の体温測定。発熱、または、風邪症状がある場合は、自宅で療養しましょう。
・高齢者や持病のあるような重症化リスクの高い人と会うときは、体調管理を厳重に。
新型コロナウイルス感染症に関する県民向け電話相談窓口
新型コロナ・発熱患者受診相談窓口
新型コロナウイルスに感染した不安のある方は、こちらに電話相談してください。
少なくとも以下のいずれかに該当する場合は、すぐにご相談ください。
(これらに該当しない場合の相談も可能です。)
・息苦しさ、強いだるさ、高熱等の強い症状のいずれかがある場合
・重症化しやすい方(注意1)で、発熱や咳などの比較的軽い風邪症状のある場合
(注意1)高齢者、糖尿病、心不全、呼吸器疾患(COPD等)等の基礎疾患がある方や透析を受けている方、免疫抑制剤や抗がん剤を用いている方及び妊婦の方
・上記以外の方で発熱や咳など比較的軽い風邪症状が続く場合
(症状が4日以上続く場合は必ずご相談ください。症状には個人差がありますので、強い症状と思う場合はすぐに相談ください。解熱剤を飲み続けなければならない方も同様です。)
相談窓口 | 電話番号 | ファックス番号 | 対応時間 |
奈良県庁 | 0742-27-1132 | 0742-27-8565 |
平日・土日祝 24時間 |
受診相談の流れ【奈良県版】 (PDFファイル: 888.3KB)
相談窓口の電話番号(一般的な相談)
新型コロナウイルス感染症について一般的な相談は、こちらの窓口にお願いします。
相談窓口 | 電話番号 | ファックス番号 | 対応時間 |
奈良県庁 | 0742-27-8561 | 0742-27-8565 |
平日・土日祝 8時30分から17時15分 |
吉野保健所 | 0747-52-0551 | 0747-52-7259 |
平日 8時30分から17時15分 |
保健福祉センター |
0747-22-4001 (内線289、290) |
0747-22-6585 |
平日 8時30分から17時15分 |
新型コロナウイルス感染症注意喚起ちらし(五條市) (PDFファイル: 789.4KB)
新型コロナウイルス感染症予防啓発ポスター(五條市) (PDFファイル: 813.0KB)
感染予防ちらし【奈良県版】 (PDFファイル: 1.3MB)
新型コロナウイルス感染症に関連した肺炎について(奈良県疾病対策課ホームページ)
新型コロナウイルス感染症に関するQ&A厚生労働省ホームページ
新型コロナウイルス感染症に関するQ&A(企業の方向け)厚生労働省ホームページ
新型コロナウイルス感染症に関するQ&A(医療機関・検査機関の方向け)厚生労働省ホームページ
関連情報はこちら
この記事に関するお問い合わせ先
すこやか市民部 保健福祉センター
電話:0747-22-4001
メールでのお問い合わせはこちら
更新日:2020年12月01日