みんなで広げよう「シトラスリボンプロジェクト」-コロナ差別・偏見のないまちに-

シトラスリボンプロジェクトとは

コロナ禍で生まれた差別、偏見を耳にした愛媛県の有志がつくったプロジェクトで、愛媛特産の柑橘にちなみシトラス色のリボンや専用ロゴを身につけて、「ただいま」「おかえり」の気持ちを表す活動です。

リボンや専用ロゴで作る3つの輪は、地域と家庭と職場(もしくは学校)です。たとえウイルスに感染しても「ただいま」「おかえり」と言い合えるまちなら安心して検査を受けることができ、感染拡大を防ぐことに繋がります。また、差別や偏見が広がることで生まれる弊害も防ぐことが出来ます。

感染者が「出た」「出ない」ということ自体よりも、感染が確認された“その後”に的確な対応ができるかどうかでその地域のイメージが左右されるということを呼びかけています。

シトラスリボン公式ホームページはこちら

五條市もシトラスリボンプロジェクトに賛同します

五條市にもウイルスに感染された方々や医療従事者をはじめとする感染のリスクを顧みず私たちの暮らしを支えてくれている方々がいます。このような方々が、それぞれの暮らしの場で、「ただいま」「おかえり」と言い合えるあたたかいまち五條市でありたいという思いでこのプロジェクトに賛同します。

五條市オリジナルカラーのリボン(五條リボン)

シトラスリボンのシトラスは、愛媛県の柑橘の色であることから、五條市では市の特色を活かし、「青黄緑」の3色の水引で作成したリボンを職員が名札等に身に着けて業務にあたっています。

青色:吉野川の清流 / 医療従事者への敬意と感謝

黄色:西吉野町に自生する花、福寿草(花言葉は幸福を招く)

緑色:大塔町の山々の自然

五條市カラーのシトラスリボン

リボン結び目の意味

表から見ると「口」、裏から見ると「十」の形に見えるので「叶結び」と言われます。

コロナ禍の中でも差別・偏見のない社会、一日も早くコロナが終息するようにとの願いを込めて結んでいます。

賛同いただける方は

シトラスリボンを身に着けたり、家の玄関や郵便受けなどに飾ってみたりしてください。「元気ですか?」「また会いましょう」の言葉とともに贈りあうのも良いかもしれません。

また、リボンの画像をSNS等で発信することでこのプロジェクトが広まるきっかけにもなります。色や材質に細かい決まりはありませんので、3つの輪を形取った思い思いのリボンを作ってください。

作って、着けて、発信して、シトラスリボンの輪、思いやりの輪を広げてください。

広がっています「シトラスリボンの輪」

人権総合センターの利用者の皆さん1 人権総合センターの利用者の皆さん2

人権総合センターの利用者の皆さん(2021年1月13日)

 

五條中学校ステップ学習会の生徒1 五條中学校ステップ学習会の生徒2

五條中学校ステップ学習会の生徒の皆さん(2021年1月14日)

 

五條市赤十字奉仕団1 五條市赤十字奉仕団2

五條市赤十字奉仕団の皆さん(2021年1月22日、2021年2月1日)

 

市内の幼稚園、保育所、小中学校においてシトラスリボン人権教室を行いました

教室では、なぜシトラスリボンプロジェクトが始まったのか、「新型コロナウイルスと人権」という視点で話をさせていただきました。そして、リボンの持つ意味や、五條市オリジナルのリボンの色と結び方を説明し、その後グループに分かれてリボンを作製しました。

幼稚園や保育所では、3色のモールをねじって、小中学校では、3色の水引を使って叶結びで作製しました。完成したリボンにはストラップをつけてキーホルダーにして持ち帰りました。皆一生懸命に取り組んでくれ、早くできた子は、まだの子を手伝ってあげるなど協力して取り組む姿も多くみられました。リボンに込められた想いを忘れず、今後の生活に活かしてほしいと思います。

幼稚園・保育所でのシトラスリボン人権教室の様子

幼稚園・保育所でのシトラスリボン人権教室の様子2

小・中学校での取組の様子

シトラスリボンの活用例

五條市人権総合センターシトラスリボン ブレスレット ストラップ ラペルピン

【ライトアップ】【ブレスレット】【ストラップ】【ラペルピン】

 

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この記事に関するお問い合わせ先

すこやか市民部 人権施策課
電話:0747-25-1137
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更新日:2021年03月25日