五條市版地域包括ケアシステム全体構想~住み慣れた地域で自分らしく暮らし続けられるまち~

策定の背景

 五條市(以下「市」という。)では、現在、高齢化率(65歳以上の人口が総人口に占める割合)約33%で3人に一人が高齢者となっており、10年後の2025年には総人口のうち約4割が高齢者となることが予想されています。少子高齢化を背景に地域のつながりの希薄化や支える側の人手が不足するなか、高齢者が可能な限り住み慣れた地域で、自分らしく暮らし続けることができるよう、地域の実情に応じた各種サービスや支援等を一体的に提供する仕組みづくり(地域包括ケアシステム)を進めるため、平成27年度に「五條市版 地域包括ケアシステム全体構想」(以下「全体構想」という。)を策定しました。この全体構想は、市としてどのような将来の姿を目指し、実現していくかを示すものであります。

策定にあたって

 全体構想の策定にあたっては、市の高齢者のニーズや日常生活圏域(中学校区を単位とする地域)の現状と課題を踏まえたものとするため、市民の皆様にご協力をいただきました「日常生活圏域ニーズ調査」や「高齢者アンケート調査」及び「地域ケア会議」等の結果を基に、策定しました。また、今後の庁内連携を視野に入れて、市の「まちづくり推進本部 少子化・健康長寿・地域医療ビジョン部会」の下に庁内ワーキンググループを設置し、庁内連携についての検討を行いました。

実現に向けて

 全体構想は、「五條市老人保健福祉計画及び介護保険事業計画」と一体的に推進するほか、関連する個別計画や「五條市まち・ひと・しごと創生総合戦略」の施策と相互連携を図り、「五條市総合計画」が目指す五條市のまちづくりを推し進めるもので、その目標を「住み慣れた地域で自分らしく暮らし続けるまち」とし、また重要な構成要素である「安心・安全」「つながり・支え合い」「役割・生きがい」「健康」を軸に、今後、その実現に向けて、地域住民、関係団体との協働及び庁内連携を図り進めて行いきます。

※全体構想の全文は、以下のダウンロードファイルから御覧ください。

ダウンロードファイル

この記事に関するお問い合わせ先

あんしん福祉部 介護福祉課
電話:0747-22-4001
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更新日:2019年01月07日