五條の自然

太古から変わらぬ美しい自然が感動を与えてくれます

  • 五條地区
    • 吉野川
    • 芝崎の奇岩
    • 金剛山
    • 天が滝
  • 西吉野地区
    • やまももの巨樹
    • 丹生川
    • 福寿草
    • ホタル
  • 大塔地区
    • 宮の滝
    • 高野辻ビューポイント
    • オオヤマレンゲ
    • 舟の川渓谷

五條地区

吉野川(よしのがわ)

吉野川の写真

古くから文化や経済の交流など、人びとの暮らしやまちの成り立ちに大きな影響を与えてきた吉野川。その清流と景観美により、昭和47年、榮山寺から上流25キロメートルが「県立吉野川津風呂自然公園」に指定されました。史跡めぐりやキャンプ、鮎釣りなど憩いとレジャーのコースとして親しまれています。

芝崎の奇岩(しばさきのきがん) 滝町

芝崎の奇岩の写真

吉野川の沿岸には高岩、芝崎、ナメラなど奇岩景勝の場所が多く、その中でも特に有名なものが芝崎の奇岩です。この付近の川は昭和59年に国体のカヌー会場となった所で、休日になるとカヌーを楽しむ人たちでにぎわいます。

金剛山(こんごうさん)

金剛山の写真

標高1,125メートルの金剛山は、五條市の北側に位置し、山並みは南北に長く、まるで巨人が横たわっているかのようです。四季それぞれ美しい自然が楽しめ、特に冬には見事な樹氷を見ることができます。五條市からも登山道が整備されており、歴史にも触れながら登山を楽しむことができます。

天ヶ滝(あまがたき)

天ヶ滝の写真

金剛山の登山道、「天ヶ滝新道」にあり、滝の高さは約20メートル。役の行者が雨乞いをしたといわれており、奈良県の名水30選に指定されています。周りの緑と相まった景観が素晴らしく、ハイカーの目を楽しませてくれます。

西吉野地区

やまももの巨樹 西吉野町奥谷

やまももの巨樹の写真

これほど大きく、また海岸線から遠い大和地方に存在するやまももの木は大変珍しく、貴重な学術研究資料として昭和33年県天然記念物に指定されました。明治7年、この地に白銀第2小学校が創立され、同43年には直木賞で有名な直木三十五が代用教員として赴任、よくこの木に登り子供たちと声高らかに「デンガショ節」を歌ったといいます。

丹生川(にゅうがわ)

丹生川の写真

自然風景の新鮮さをいつまでも忘れない丹生川は、昔から人々にとって重要な川でした。古くから漁業が行われ、人々に川の幸をもたらしてきました。毎年鮎が放流され、シーズンには太公望が清流に釣り糸をたれる姿が風物詩になっています。

福寿草の群生地 西吉野町津越

福寿草の群生地の写真

県の天然記念物(群生地)にも指定されている福寿草は、早春がとてもよく似合う花です。キンポウゲ科の多年草で、高さ約20センチほどです。福寿草の福寿とは、幸福と長寿、花言葉は「幸福を招く」ということでも正月の飾りに使われ元日草ともよばれ親しまれています。

ホタル 西吉野町 丹生川沿い

ホタルの写真

初夏を告げるように毎年6月になると源氏ボタルが舞い始め、美しい光の競演を繰り広げます。それはまさに「光の乱舞」。初めてホタルを見に来た村外の人は、その数の多さに驚いてしまうほどです。

大塔地区

宮の滝(みやのたき) 大塔町篠原

宮の滝の写真

落差約40メートルの3段の滝で那智の滝とは夫婦であると伝えられています。1段目の滑らかな岩肌で勢いをつけた水流は、2段目で空中に飛び出して滝壷を作り、これをこぼれ出て垂直に落ちる3段目は飛沫となり、時に最下部の滝壷で虹を浮かべます。3段それぞれに特徴を見せる宮の滝は、新緑や紅葉に映える美しさもさることながら、厳寒時に凍りついた様相にも見応えがあります。

高野辻ビューポイント(こうやつじ) 大塔町 林道殿野篠原線(殿野)

高野辻ヴューポイントの写真

ここからは、世界遺産に登録された「紀伊山地の霊場と参詣道」の「大峯奥駈道」が通る大峯連山を東方に、真言密教の聖地高野山の山並みを西方に眺めることができます。東は、標高1894メートルの明星ガ岳を山稜の中央に眺め、南北に走る大峯の険しい山々が大パノラマとなって広がり、西には条条たる山々と深い谷が織り成す紀伊山地の山々が見られ、早朝には谷を埋めるような雲海を眺めることもできます。

オオヤマレンゲ 大塔町

オオヤマレンゲの写真

大塔の明星ヶ岳に自生しているオオヤマレンゲは国の天然記念物に指定されています。今では数が大幅に減少しています。

舟の川渓谷(ふなのがわけいこく) 大塔町篠原集落東方

舟の川渓谷の写真

篠原地区の奥地から熊野川に流れ下る舟ノ川は、大峯山脈の明星ガ岳から七面山にかけての山稜を水源とする、驚くほどに澄み切った清流です。新緑の季節、紅葉の季節に大自然のすばらしい景観を楽しませてくれます。

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産業環境部 観光振興課
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更新日:2019年01月08日