吉野三山の紹介

 栃原岳、銀峯山、櫃ヶ岳を「吉野三山」と呼びます。
 吉野三山は、古来、吉野と呼ばれた地域、現在の五條市西吉野町から吉野郡下市町にかけての地域にある3つの神奈備山(かんなびやま)です。神奈備山とは「神が宿る山」という意味で、いずれも山頂に神社があります。吉野地域が古来より山岳信仰の地であったことを今に伝えます。
 「栃原岳、銀峯山、櫃ヶ岳」は、「金岳、銀岳、銅岳」とも呼ばれますが、この付近がかつて黄鉄鋼や銅の鉱山であったことによります。古くから大峰山脈の前衛峰として知られています。

栃原岳(とちわらだけ。金峰山、黄金岳、金岳とも呼ぶ。531メートル) 山頂に波比売(はひめ)神社がある。

銀峯山(ぎんぽうざん。白銀岳、白金岳、銀岳とも呼ぶ。614メートル) 山頂に波宝(はほう)神社がある。

櫃ヶ岳(ひつがたけ。銅岳とも呼ぶ。781メートル) 山頂に櫃ヶ岳八幡神社がある。

周辺の地図

吉野三山周辺の地図

詳しい地形図は、国土地理院 電子国土WEBの地図 などを参照ください。

吉野三山トレッキングMAP

関連情報

「神奈備にようこそ!」では、「大和の神々」のデータベースが公開されています。「紀の國の神」の列に波比賣神社、波寶神社、櫃ヶ岳八幡神社の解説があります。

全国三山巡りには、全国の「三山」が紹介されています。

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更新日:2019年06月07日