まほろば「あいサポート運動」について
障害を知り、共に生きる
~まず、知ることからはじめましょう~
私たちは街中で赤ちゃんが泣いていても何の疑問も感じません。
泣くことは赤ちゃんの自然な姿であり、それが普通のことだからです。
障害のない方が不思議に思えることも、障害のある方にとってはごく 普通のことであり、特別なことではありません。
普段、私たちが眼鏡をかけたり、お年寄りに少し大きな声でゆっくり話しかけたりするように、不自由さを補う道具や援助があれば障害のある方にもできることはたくさんあります。
様々な障害の特性や、障害のある方への配慮を正しく理解することがあたたかい地域社会を築き、「一緒にくらす」ことへの第1歩になるのです。
あいサポート運動とは?
奈良県で平成25年8月から取り組んでいる運動で、多様な障害の特性、障害のある方が困っていること、障害のある方への必要な配慮などを理解して、障害のある方に対してちょっとした手助けや配慮などを実践することで、誰もが暮らしやすい共生社会を皆さんと一緒につくっていく運動、それが「あいサポート運動」です。
第2次五條市障害者計画の基本理念に
『障害のある人もない人も地域とのつながりの中で
自尊心をもって暮らせる「共生社会」をめざして』 とあります。
障害のある人が障害のない人と同じように社会参加できること。
そのためには市民の方の理解・共感・協力が必要です。
お互いを理解し、困っている方にちょっとした手助けがし合える。そんな市をめざして、五條市は「あいサポート運動」を推進していきます。
あいサポーターとは?
あいサポート運動を実践していく方を「あいサポーター」といいます。日常生活の中で、障害のある方が困っているときなどに、ちょっとした手助けをする意欲のある方であれば、誰でもなることができます。
特別な技術などを習得して支援するのではなく、日常生活の中で自分のできる範囲での手助けをお願いします。
あいサポーターになるには?
「あいサポーター研修」を受けることで、サポーターになることができます。
あいサポーター研修
地域や職場などで行われる研修、会合などにおいて、主催者の希望に応じて、あいサポーター研修を実施します。「あいサポート運動、あいサポーターについて話を聞いてみたい」、「地域や職場の研修であいサポート運動をとりあげてみよう」とお考えの方は、奈良県が講師を派遣しますので、お気軽に県障害福祉課にお問い合わせください。
研修内容(約90分)
・まほろば「あいサポート運動」の目的や趣旨を説明(30分)
・多様な障害の特性などを理解するためのDVD視聴(50分)
・日常生活で使う簡単な手話講座(10分)
研修に関するお問い合せ・お申し込み先
奈良県福祉医療部障害福祉課
〒630-8501 奈良市登大路町30番地
電話:0742-22-1101(代表) ファックス:0742-22-1814
障害について理解しましょう
・障害は、誰にでも生じ得るものです。病気や事故は誰にでも起きる可能性があり、いつ起こるかわかりません。
・障害は、多種多様です。また同じ障害でも、症状はさまざまです。
・障害は、外見でわかるものだけでなく、外見ではわからない障害のため、周囲に理解されず苦しんでいる方もおられます。
・周囲の理解や「ちょっとした配慮」があれば、活躍できることがたくさんあります。
こんな配慮をお願いします
・障害のある方が困っていそうな場面を見かけた時は、冷たい視線を送ったり、見て見ないふりはせず、温かく接してください。
・困っていそうな場面を見かけたら、「何かお困りですか」と一声かけて、自分でできるサポートをしましょう。
・「障害があるから」と決め付けず、それぞれの個性や能力が生かせることを一緒に考えてみましょう。
・配慮を必要としているのは、障害のある方「本人」です。ご家族や支援員さんなどの介助者がいても、介助者ではなく本人に話しかけましょう。
ダウンロードファイル
あいサポーター研修申込書 (Excelファイル: 9.8KB)
この記事に関するお問い合わせ先
あんしん福祉部 社会福祉課
電話:0747-22-4001
メールでのお問い合わせはこちら
更新日:2019年03月01日