No.174 柿づくり活動レポート

柿づくり活動レポート
今回は本日(平成30年7月18日)から7月25日まで実施される摘果(てきか)巡回に参加した様子をご紹介します。
この活動は柿生産者団体(JAならけん五條柿部会)が10年以上前から続けているもので、農協や奈良県の農業技術者(南部農林振興事務所)と共に地域の全生産者の柿畑を巡回し、柿の果実数をしっかり制限できているか、また、病虫害の発生が無いかなどを確認します。
この時期は適正な数以上の果実が樹にあると果実が小さくなるため、成長していく中でキズが付いたり、形が悪い果実を落とし、数を最終調節します。この作業が適正に行われることで、大玉で高品質な柿を消費者の皆様にお届けできるため、参加者はお互いの柿畑の様子を真剣にチェックし、今後の作業の参考にされておられました。
巡回の結果、適正に作業されている畑には青色、もう少し作業を要す畑には黄色や赤色のカードを啓示し、注意を促していました。
日本一の柿のまち奈良県五條市ではこのような地域ぐるみの活動が行われており、高品質な柿づくりのための努力が続けられています。
摘果巡回の様子





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更新日:2019年01月07日