No.168 産地情報(露地柿レポート)

露地柿レポート ~露地柿生産作業の本格始動~
今回の柿だよりは9月10日頃から出荷が始まる露地柿の様子をレポートします。
今春は例年より気温の高い日が多く、柿の成長も平年より10日~2週間早く進んでいます。
3月末に芽吹いた柿がすくすくと大きくなり、多く付いた蕾を摘み取る作業(摘蕾(てきらい)作業)が4月16日ごろから始まりました。
この作業は柿を大きく成長させるため、余分な蕾を1個1個手作業で摘み取っていく非常に時間を要す作業なので、労働者を雇う農家が多く、日本一の柿のまち奈良県五條市は農繁期を迎えております。
消費者の皆様に美味しい柿をお届けすべく、柿生産者は強い日差しの柿畑で汗を流し、作業に励んでいました。
また、市内の柿生産者団体は、大玉生産に欠かせない摘蕾作業の重要性を改めて認識してもらうため講習会を開催し、参加された柿生産者も技術者やJA担当者からの説明を熱心に聞いていました。
摘蕾作業に励む柿生産者

摘蕾作業前後の写真(摘蕾前)

(摘蕾後)

摘蕾講習会の様子(JAならけん五條柿部会)

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携帯電話:080-2119-8173
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更新日:2019年01月07日