No.117 産地情報(ハウス柿の準備作業)

日本一の柿のまち 奈良県五條市からお届けする 五條の柿だより カッキ―のイラスト

美味しいハウス柿をお届けするための準備

五條市を中心とした奈良県五條・吉野地域は全国シェア70%以上のハウス柿が作られる日本一のハウス柿産地です!約30年前に始まったハウス柿づくりは現在、30名余りの生産者が日々精進され、平均450トンの柿を毎年全国へ出荷しています。 

ハウス柿は出荷量の少ない希少価値の高いフルーツで、露地で栽培されているたねなし柿よりも甘みが強く食味が良いと好評です。また、核無(たねなし)品種で食べやすい柿です。
真夏の7月初旬、秋の味覚の代表である【柿】をいち早く味わえる柿のトップバッターとしてハウス柿を出荷すべく、早くもハウス柿づくりの準備が始まっています。 

作業風景

※たくさんの太陽の光をハウス内に入れるため、定期的にビニールハウスの張り替え業が行われます。作業は農家が力を合わせて行います。

骨組みむき出しのハウスに男性が乗っているとなりのハウスは何人かで協力してビニールを張っている写真
骨組みへビニールをかぶせていく為にビニールを持ってハウスの上を歩く男性の写真
皆で協力して少しずつビニールを張っている写真
皆で合わせながらビニールを張る写真
端を合わせてビニールを張る写真
ビニールを張り始める写真

※ハウス柿の剪定はハウス内という限られたスペースを最大限活用する方法で行われることから、非常に高度な技術を要します。熟練の柿農家や奈良県果樹・薬草研究センターの技術者により、剪定講習会が行われ、若い柿農家への技術伝承が行われています。

柿の木の剪定講習会をしている写真講習をしている人を囲んで皆で見ている写真

この記事に関するお問い合わせ先

農林政策課 柿振興室
電話:0747-22-4001 
携帯電話:080-2119-8173
ファックス:0747-22-8210
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更新日:2019年01月07日