教育長メッセージ(令和8年度)

ふるさとを愛し、自ら考えて行動できる心豊かな人づくり

~「自尊」「他尊」「地尊」の人づくり~

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今、現代社会は、かつてないスピードで変化しています。少子高齢化の進行、グローバル化の進展、生成AIに代表されるようなデジタル技術の発展など、社会や経済の先行きに対する不確実性がこれまで以上に高まっており、子どもたちは激しい変化が止まることのない時代を生きていかなければなりません。
このような社会を子どもたちがしっかりと生き抜いていってくれることを願い、これまでの本市の子どもたちの生活や学びに関するエビデンスを振り返りながら、良き点を伸ばしつつ課題改善に取り組むことを趣旨として、令和8年度から5年間を対象とした「第2期五條市教育大綱」並びに「第5期五條市教育振興基本計画(五條市『夢・志』教育アクションプラン)」を新たに策定いたしました。多くの皆様方からご意見をいただき、五條市教育の目指す方向性を「ふるさとを愛し、自ら考えて行動できる心豊かな人づくり~『自尊』『他尊』『地尊』の人づくり~」と定めました。子どもたちが、主体的な学びを続けながら、積極的に他者と協議し、地域・社会に参画することによって、自尊感情や、他者や異なる価値観・歴史・文化など多様性を尊重する自他敬愛の精神を育むとともに、自らの地域の歴史や文化に愛着や誇りをもつ人づくりを目指します。

五條市教育大綱には、五條市の教育が目指す「学校・地域社会に求める姿」と「教育・保育に求める姿」を明確に示すとともに、1.生きる力の基礎を培う就学前教育の推進(基礎力づくり) 2.主体的に生き抜く力を育む一貫した教育の推進(学校力づくり) 3.子どもの成長を支える教育環境の充実(教育環境づくり) 4.生涯にわたる豊かな学びの充実(生涯学習力づくり) 5.多様性を尊重し地域とのつながりを大切にする人づくり(人間力づくり) の5つの基本方針を掲げています。また、「五條市教育振興基本計画」には、それぞれの基本方針に基づいた具体的な施策を明記し、重要業績評価指標(KPI)を数値で定めることにより、目標への達成状況を客観的に把握・評価できるようにしています。
今後、各中学校区ごとに設けている学園としての小中一貫教育をこれまで以上に推進し、市内の認定こども園、小学校、中学校、市立西吉野農業高等学校、更には地域連携協定を締結した県立五條高等学校との連携を、校種の枠を超えて強めていきます。

子どもたちが心に大きな「夢」と「志」をもち、その実現に向けて主体的に行動する力を培ってくれることを願っています。子どもたち一人一人の成長を支援する市民の皆さまの力強いバックアップをいただきながら、地域の中に様々な学びの場があり、世代を超えたつながり・絆があちらこちらで生まれている五條市を目指したいと考えています。
今後とも、皆さまの温かいご指導、ご助言を賜りますようお願い申し上げます。

令和8年4月
五條市教育委員会 教育長 井上 惠充(しげみつ)

キキョウ

【キキョウ(五條市の花)】

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更新日:2026年04月30日