吉野川のエビ・カニ
吉野川やその支流には、エビやカニも棲んでいます。海と川を行き来する種類もいるんですよ。小さな生き物が行き来しやすいように考えて川の整備を進めたいものですね。

アメリカザリガニ【アメリカざり蟹】アメリカザリガニ科
体長約8センチメートル。北アメリカ原産。原産地では食用にされる。1920~30年にウシガエルの餌として移入された。オスは第1脚が発達した鋏脚(はさみ)になる。雑食性で、水草、小魚、オタマジャクシ、水生昆虫、動物の死骸など何でも食べる。寿命は約5年という。

スジエビ【筋海老】テナガエビ科
体長約5センチメートルになる。透明な体に黒っぽい縞模様。肉食性だが、藻類などを食べることもある。

テナガエビ【手長海老】テナガエビ科
体長約10センチメートルになる。大きくなると、オスは第2脚が長く発達して鋏脚(はさみ)になる。主に小魚や水生昆虫を食べる肉食性。幼生は海まで流下して成長し、稚エビは川底を歩いてさかのぼる。昔はこの辺にもいたというが、今はいるだろうか。

サワガニ【沢蟹】サワガニ科
体長約4センチメートルになる。日本の固有種で、清らかな渓流や小川に棲むので、きれいな水の指標生物になっている。夜行性で、藻類や水生昆虫などを食べる雑食性。吉野川支流上流域には普通。

モクズガニ【藻屑蟹】イワガニ科
はさみに長い毛がはえているのが特徴。川底の有機物砕片などを食べるが、貝類、ミミズ、小魚、水生昆虫なども食べる。秋から冬に産卵のために海へ下る。

ホウネンエビ【豊年海老】ホウネンエビ科
体長約2センチメートルになる。初夏の水田で、仰向けに泳いでいるのをよく見かけるが、川原にできた一時的な水溜りなどでも見かけることがある。英名は Fairy shrimp(妖精のような海老)。
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更新日:2019年01月07日