吉野川の伝統漁法
世界的に見ても魚類の豊富な吉野川。人々は、古くからさまざまな漁法で魚を捕ってきました。現在は行われなくなったものもありますが、簗漁(やな)、筌漁(もんどり)、鵜飼(うかい)、松明を用いる火振り網法、まきかわ漁法などが行われました。なかでも船からこぶし大の石を投げ込み、アユを追い詰めてすばやく網をうつ勇壮な「まきかわ漁法」は、吉野川独特のアユ漁法でした。

簗漁(やな)
石や竹などでせき止めて、川の流れを集め、そこにアシや竹を荒く編んだ「すだれ」のようなものを置いて、川を下る魚を獲る漁法です。この仕掛けを「簗(やな)」といいます。かつては秋に産卵のために川を下る鮎などを獲るのに使われました。
関連情報

鎖堰(さえん)
川幅いっぱいに杭を打って、水中に縄を張り、下部に石を積む。その石堤の両端を少し開けておき、落ち鮎が集まった所を投網などで捕獲する漁法。
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更新日:2019年01月07日