水生昆虫と底生動物
吉野川の川底には、いろいろな小動物が暮らしています。その一部は魚などの餌になって、豊かな魚類相を支えています。また、羽化した成虫もカエルや鳥やコウモリなどの餌になります。
カワゲラの幼虫
胸が3つに分かれていて、尾が2本。足先の爪が2本

オオヤマカワゲラ幼虫

カワゲラ類の成虫
カゲロウの幼虫
尾が3本のものが多いが、2本の種類もいる。足先の爪が1本。

ヒラタカゲロウ幼虫

キイロカワカゲロウ幼虫

カゲロウ類の成虫
トビケラの幼虫
川底の石のあいだに網をはっていたり、砂粒や枯れ葉などで筒状の巣を作るので「水中のミノムシ」とも言われたりします。

シマトビケラ幼虫

ニンギョウトビケラ幼虫

トビケラ類の成虫
トンボの幼虫(やご)
左からオニヤンマ、ギンヤンマ類、コオニヤンマ。オタマジャクシや小魚などを食べて育つ。オニヤンマはトンボに羽化するまで3~5年かかる。

オニヤンマ

ギンヤンマ類

コオニヤンマ
アメンボ
体長約13ミリメートル。河川、湖沼に最も普通のアメンボ。

シマアメンボ
体長約6ミリメートル。流れがある場所に棲むアメンボ。

タイコウチ【太鼓打ち】
カマ形の前脚で小魚などをつかまえて体液を吸う。水中に棲むカメムシの仲間。

ユスリカの幼虫
幼虫は「あかむし」と呼ばれ、釣り餌などにされる。流れのゆるい川底などにチューブ状の巣を作る。幼虫が体をゆらゆらするので「揺すり蚊」。

ガガンボの幼虫
「ががんぼ」は「蚊のおばけ」という意味ですが、吸血はしません。

ヒラタドロムシの幼虫
体長5~10ミリメートル。流れの速い瀬の石の表面について、表面についたソウ類を食べる。

ミズムシの仲間
ダンゴ虫の仲間。足が5~7対あり、平らな形をしている。川底の落ち葉や泥などを食べる。

ヒルの仲間
水中などに棲むミミズの仲間。吸血性の種類は少ない。

ウズムシ【渦虫】(プラナリア)
きれいな川の石の裏などにいて、滑るように動く。肉食性。やはり水質指標動物の1つとされる。

淡水海綿
水中の石や枝などの表面に付いて、有機物を取り込んで生きている原始的な多細胞動物。水を浄化する作用がある。淡水海綿が生きる水域は、他の生物も種類や量が豊富なので、水質指標動物の1つとなっている。


参考サイト
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更新日:2019年01月07日