五條市平和都市宣言

 一瞬にして多くの生命を奪い、傷つけ、二つの都市を破壊した昭和20年8月6日、9日の広島、長崎への人類最初の原爆投下から60年余りが過ぎ、戦争の悲惨さを知らない世代が多くなっています。

 世界で唯一の被爆国として、私たちは「核兵器の廃絶」と「戦争放棄」を声を大にして叫び、世界平和の先導者として活動しなければなりません。

 そこで五條市では、昭和61年9月に核兵器廃絶平和都市を宣言し、「核兵器廃絶、平和都市宣言」の啓発塔を市役所前、中央公民館前、上野町の3か所に設置するとともに、毎年、広島に原爆が投下された8月6日の午前8時15分、長崎に原爆が投下された8月9日の午前11時2分、そして、五條が空襲を受けた8月8日の午前8時30分から原爆死没者の冥福と世界恒久平和を祈願して1分間「平和の鐘」が市内の13か寺から鳴り響きます。  

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更新日:2024年03月18日