五條市の木
市の木「くすのき(楠・樟)」
力強く生育する姿は、躍進する五條市を象徴するにふさわしい木です。五條市では街路樹としても多く植樹されています。
関東地方南部以西から九州の暖地に自生し、公園や、社寺林にも植樹されるクスノキ科の常緑高木。樹齢が長く、神木として崇められる巨樹も多く、大きいものは高さ20メートル以上になります。
春の新緑が美しい樹で、新葉がでる頃に前年の葉が落ち、葉が更新されます。葉には艶があり、3本の葉脈が目立ちます。特有の芳香があり、材を蒸留して得られる樟脳(しょうのう)は、防虫剤として広く使われました。小さな白い花を5月末頃に咲かせ、実は10~11月に黒く熟します。
クスノキの葉
光に透かして見ると、3本の葉脈が目立ちます。
五條市の「市の花、市の木」
五條市の「市の花、市の木」は、1982(昭和57)年、市政25周年の記念として公募され、制定されたものです。
(詳しくは、新修五條市史 1203ページに掲載されています)
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更新日:2018年12月27日