クビアカツヤカミキリについて
クビアカツヤカミキリによる被害の発生について
特定外来生物クビアカツヤカミキリは、サクラなど主にバラ科の樹木を食害する外来昆虫で、被害が進むと、樹木の衰弱や枯死が発生します。
奈良県内では、令和元年に初めて被害が確認され、令和8年7月末までに30市町村で成虫・被害木が確認されています。五條市内でもすでに多くの被害木の発生が確認されており、生態系のみならず、人命、財産に被害を及ぼすおそれがあります。
クビアカツヤカミキリの特徴
クビアカツヤカミキリは、サクラ、モモ、ウメなどの主にバラ科の樹木に卵を産み付け、幼虫が樹木内を食害することで樹木を衰弱させ、被害が進むと、樹木を枯死させます。
成虫は、体長約2.5~4cm、全体的に光沢のある黒色で、胸部(首部)が赤いのが特徴です。強いあごを持っているため、不用意に触るとかまれることがありますのが、毒はありません。
クビアカツヤカミキリの写真
クビアカツヤカミキリの生活史
成虫が羽化する時期は、6月から7月が多く、成虫の寿命は野外で1か月程とみられます。
成虫は羽化直後から交尾、産卵を始め、産卵数は350個くらいといわれています。
産み付けられた卵は2週間程でふ化し、ふ化した幼虫は樹木の内部に侵入し、およそ2年間を過ごします。その間に樹木内を摂食し、フラスとよばれる木くずと糞が混じったものを出します。特に4~10月頃に活発に活動し、多量のフラスを排出します。
写真(フラス全体)
写真(フラス接写)
特定外来生物に指定されています
クビアカツヤカミキリは、平成30年1月に「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」により特定外来生物に指定されました。
特定外来生物は飼育、保管、運搬、輸入、野外への放出等が禁止されており、違反した場合、罰金や懲役を科せられる可能性があります。
特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律に基づく公示(クビアカツヤカミキリ)
環境省HPリンク(https://www.env.go.jp/nature/intro/3control/kouji.html)
クビアカツヤカミキリの成虫を見つけた場合
成虫を見つけた場合は、くつで踏むなど、その場で捕殺してください。生きたまま運搬することは禁じられています。
自宅の庭や管理している樹木が被害にあった場合
幼虫の堀取りや薬剤による処理などの対処を行ってください。
枯れると困る大切な樹木については、造園業者等に相談されることをおすすめします。
被害がひどい場合は、倒木や落枝の危険があるため、伐採を検討してください。
クビアカツヤカミキリの成虫や被害の報告
奈良県では、クビアカツヤカミキリの被害情報を地理情報システムで管理し、注意喚起や防除計画策定に活用しています。
クビアカツヤカミキリの成虫や被害を見つけた場合は、奈良県景観・自然環境課または、五條市環境政策課までご連絡ください。また、奈良スーパーアプリを利用すれば、Web上で、報告ができます。
この記事に関するお問い合わせ先
産業環境部 環境政策課
電話:0747-22-4001
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更新日:2026年08月10日