介護保険制度とは
介護保険制度は、急速に進む社会の高齢化に対応するために、平成12年度からはじまった社会保険制度です。21世紀の半ばには、3人に1人が高齢者という時代を迎えるといわれているなか、介護は、する人にとってもされる人にとっても深刻な問題となっています。そこで、介護を社会全体で支えていくために、みんなで保険料を出し合い、保健・福祉・医療にわたる総合的なサービスを安心して受けられる仕組みが考えられました。40歳以上のみなさんが加入者(被保険者)となって保険料を納め、介護が必要となったときには、かかる費用の1割または2割、3割の自己負担で介護サービスを利用できるしくみとなっています(65歳未満の人は、特定疾病のある場合のみ)。
介護保険事業計画は、介護保険法の規定により3年ごとに見直しを行うこととされています。平成18年4月からは介護予防サービスが加わるなど、介護保険の仕組みも大きく変わりました。五條市でも、実績をベースとした評価分析のもと「五條市介護保険事業計画」を策定しており、3年ごとに見直しを行います。この計画は、五條市における要支援・要介護者の人数、介護サービスの利用意向等を勘案し、必要なサービス量を見込み、介護サービスを提供する体制を確保するなど、今後の五條市における介護保険制度運営の基となる現実的な計画です。この計画に基づいて、介護保険事業を運営していくこととなります。
介護する人も介護される人も、住み慣れた地域で安心して暮らしていくために、市民のみなさんと五條市、事業者などが一体となってこの制度が円滑に運営できますようご協力をお願いします。
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更新日:2024年09月09日