Q&A 幼児のことば
ことばが遅いように思いますが、大丈夫ですか?
ことばには、「人の言うことがわかる」「自分の伝えたいことを相手に言う」の二つの要素があり、人とのコミュニケーションのために使うものです。ことばを言えるだけでなく、会話となることが必要です。
会話となるのは、1歳6か月頃から2歳6か月頃と個人差はありますが、保護者が気になる場合は、専門家に相談することをお勧めします。
また、ことばを話している場合でも、子どもが何かをじっと見たら「ボール」などと名前を聞かせてあげたり、子どもがしたそうなこと、感じているようなことを推測して「ボールほしいね」などど、ことばにしてあげることでことばを覚える手助けになります
発音が悪いように思いますが、大丈夫ですか?
3歳くらいまでは、発音が頼りないことは良くあります。特にさ行・か行・ら行は、難しく、5歳ごろまでは聞き取りにくい場合があります。すこし発音が不明瞭な場合でも、言い直しをさせたり、話し方を強く注意することは逆効果です。
正しい発音よりもたくさん話しをする経験が大切なので、すこし不明瞭でも、本人が積極的に話し、会話の中で正しい発音を多く聞くことができれば、発音は少しずつ改善されていくと思われます。
何を話しているかわからないくらい発音が不明瞭であったり、また、さ行・か行・ら行などのみの発音不明瞭で、保育園・こども園の年長になっても改善が見られない場合は、専門家に相談することをお勧めします。
この記事に関するお問い合わせ先
あんしん福祉部 児童福祉課 こども家庭センター 母子保健係
電話:0747-22-4001
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更新日:2024年04月01日