高齢者肺炎球菌ワクチン予防接種について
高齢者肺炎球菌ワクチン予防接種のお知らせ

肺炎で最も原因になりやすいのは肺炎球菌です。肺炎球菌ワクチンを接種しておくと、肺炎の予防や肺炎にかかっても軽い症状ですむ効果が期待できます。
定期接種の対象者
1 満65歳の人
2 60~64歳で、心臓、腎臓、呼吸器の機能に、日常生活活動が極度に制限される程度の障害を有する人および、ヒト免疫不全ウイルスにより免疫機能に障害があり、日常生活がほとんど不可能な人(身障者手帳内臓1級相当)
過去に肺炎球菌ワクチン(23価肺炎球菌莢膜ホ゜リサッカライト゛ワクチン)を接種したことがある人は対象外です。
対象者が定期接種を受けられるのは満65歳の1年間のみに限られますので、定期接種を希望する人は、必ずこの期間に受けてください。
新たに対象者となる人には、満65歳になった翌月に接種券(はがき)を送付予定です。
自己負担金
2,500円(生活保護世帯のみ無料)
接種方法
対象者で希望する人は次の手順で接種してください。
1 接種医療機関に接種券を提出し予約する。
2 予約日に身分証明書を持って医療機関で接種し、自己負担金を支払う。
※かかりつけ医療機関や施設入所等の理由で、市外医療機関での接種を希望する人は、健康推進課(カルム五條)での事前手続きが必要。
持ち物 接種券(はがき)、自己負担金(2,500円)、市外接種申請書
予防接種市外接種申込書 (PDFファイル: 159.5KB)
実施医療機関
高齢者肺炎球菌ワクチンの効果と副反応
使用するワクチン:23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン
効果
・肺炎球菌には90種類以上の血清型があり、定期接種で使用される「23価肺炎球菌ワクチン」は、そのうちの23種類の血清型に効果があります。
・この23種類の血清型は、成人の侵襲性肺炎球菌感染症(*)の原因の約4~5割を占
めるという研究結果があります。接種で使用するワクチンは、この23種類の血清型の
侵襲性肺炎球菌感染症を4割程度予防する効果があります。
(*)侵襲性感染症とは、本来は菌が存在しない血液、髄液、間接液などから菌が捻出される感染症のこと。
副反応
主な副反応には、接種部位の症状(痛み、赤み、腫れなど)、筋肉痛、だるさ、発熱、頭痛などがあります。
まれにみられる重い副反応としては、アナフィラキシー様反応、血小板減少、ギランバレー症候群、蜂巣炎様反応等が報告されています。
ご注意ください
※これらの予防接種は、本人が接種を希望する場合にのみ行うものとされており、法律上の義務はありません。対象者で接種を希望する人は、予防接種の効果や副反応などを十分理解・納得したうえで、予防接種を受けてください。
※接種券が届いた人は、すぐに内容を確認してください。
※原則、接種券は再発行できません。
この記事に関するお問い合わせ先
すこやか市民部 健康推進課
電話:0747-22-4001
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更新日:2025年04月01日