令和7年6月 市政報告

（市政の報告）

市政の概要についてご報告申し上げ、議会をはじめ市民各位のご理解とご協力を賜りたいと存じます。

はじめに、企業版ふるさと納税についてであります。

企業版ふるさと納税では、4月にロート製薬株式会社様からご寄附をいただきました。その寄附を充当して7月13日に小中学生を対象としてシダーアリーナで、プロ選手によるバスケットボール教室を開催する予定です。引き続き地域の魅力、市の取組等を積極的にPRし、企業に対して企業版ふるさと納税を呼びかけるとともに、寄附金については、貴重な自主財源として各種施策に活用してまいります。

次に、大阪・関西万博についてであります。

4月13日に大阪・夢洲で万博が開幕し、奈良県と県内市町村、民間事業者が一体となり、会場催事や誘客に取り組んでおります。本市は、4月23日から26日まで関西パビリオン多目的エリアにブースを出展し、国内外から訪れた来場者に五條市の豊かな自然や深い歴史、特産品をPRしました。5月11日には、大人数で行進しながら吹奏楽を奏でる「最大のマーチングバンド」に五條東中学校の吹奏楽部も参加し、ギネス世界記録に登録されました。次回は9月に河瀬直美監督プロデュースのパビリオンにブースを出展予定です。引き続き機会を捉え、五條市の産業と観光の振興を図ってまいります。

次に、中心市街地活性化事業についてであります。

図書館機能を中心とした（仮称）市民交流施設の整備ですが、計画から設計、整備にあたり、施設運営者目線の意見を取り入れるため、アドバイザリー業務を発注、契約いたしました。今後、市民の意見を取り入れた基本構想を基に、基本計画を策定してまいります。

また、本事業は市民サービスの向上、にぎわいの拠点づくりの効果が最大となるよう、公民が連携して進めており、5月には新たにイオンリテール株式会社と基本設計に関する協定を締結いたしました。公共施設と民間商業施設の基本設計を一括してイオンリテールが発注することで、費用と工期の削減を図るもので、本市は、公共施設にかかる費用を負担いたします。

今後の、実施設計及び施設整備におきましても同様に、イオンリテールが一括して発注する予定となっております。

また、これと並行してJR五条駅前整備を進めております。事業内容は、（仮称）市民交流施設整備工事中の交通結節点を確保し、交通の利便性及び利用者の安全性の向上のため、バスターミナルの整備や駐車場、駐輪場の集約化を進めるものです。民間駐車場等を事業予定地としており、現在、代替となる駐車場の整備や事業用地の交渉、関係機関との協議等を進めております。

（以降省略。全文は以下のPDFファイルをご覧ください）