令和3年3月 施政方針


施政方針と議案説明
(施政方針)
令和3年五條市議会第1回定例会の開会にあたり、令和3年度の市政運営の基本方針と主な施策をお示しし、議員並びに市民各位のご理解とご協力を賜りたいと存じます。
国内で初めて新型コロナウイルスの感染者が確認されてから1年以上が経過いたしておりますが、未だに収束の見通しが立たない状況にあります。
こうした中、一刻も早く感染の拡大を抑え込むためには、三密を避けるなど、引き続き、市民の皆さんに「うつらない」、「うつさない」ための基本ルールを徹底していただくとともに、国策として位置付けられるワクチンの接種を遅滞なく進めていくことが求められております。
本市では、去る1月28日に市議会臨時会を招集し、全市民を対象としたワクチン接種に係る予算をご議決いただいた後、速やかに保健福祉センター内に推進体制を構築する等、鋭意、関係事務を進めているところであります。
今後は、当該ワクチンの確保や薬事承認など、国の進捗状況に留意しながら、接種に伴う情報発信に努めるとともに、市医師会等関係機関との連携を強化し、市民の皆さんの安心・安全を第一義に据えながら、当該接種事業を円滑に推進してまいります。
一方、去る1月29日には、智辯学園高等学校野球部の第93回選抜高等学校野球大会出場決定という、うれしい「春の便り」が本市へ届いたところであります。
この一報は、市内で野球に打ち込んでいる子どもたちにとっても大きな励みとなり、コロナ禍の中、ご苦労を余儀なくされている市民の皆さんに元気と勇気を届けてくれたものと考えております。
同校野球部は、昨秋の近畿地区大会で頂点に立つなど、「走・攻・守」にバランスのとれた素晴らしいチームと伺っており、甲子園では、選手の皆さんが郷土の代表としての誇りを胸に、2度目の全国制覇を目指して存分に活躍されることを祈念するものであります。
それでは、各部の主な施策について、市長公室から順次ご説明申し上げます。
はじめに、地方創生事業についてであります。
本市の地方創生事業の中核として、昨年4月に設立いたしました五條市地域商社株式会社では、地域の文化を掘り起こした新商品として「さんま寿司」を開発・販売を行う等、地域活性化に向けた取組を進めているところであります。
また、同株式会社は、本年4月から道の駅など大塔町公の施設の指定管理者としての活動を中心に、市内の様々な地域資源を組み合わせた幅広い運営を展開してまいります。
次に、ふるさと納税事業についてであります。
本年度のふるさと納税額は、昨年12月末現在で7千万円を上回り、同時期では過去最高額を更新したところであります。
これは、長引くコロナ禍の中、在宅でのインターネット購買が増加した影響と推察されますが、この機会を活かし、本市の魅力を全国に発信するとともに、より多くの皆さんに寄附して頂けるよう事業内容の更なる充実を図ってまいります。
次に、地域公共交通事業についてであります。
現在、新庁舎の供用開始に向け、各地域からアクセスできるコミュニティバス等の路線再編の検討を進めておりますが、市民の皆さんの利便性の向上に配慮するなど、関係機関との連携を密にしながら、効率的な地域公共交通網の構築に努めてまいります。
(以降省略。続きは、以下のPDFファイルをご覧ください)
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更新日:2021年03月01日