平成28年度五條市予算状況

 平成28年3月議会において、平成28年度五條市当初予算が可決されました。
 予算は、市民の皆さんによって納められた税金や使用料、国からの補助金などがどれだけ入ってきて、どのように使われるかをまとめたものです。

五條市シンボルキャラクター、ゴーちゃんのイラスト

 平成28年度は、普通交付税の合併算定替え縮減(注釈1)など厳しい財政状況にある中、地域経済の活性化や新市建設計画の推進、さらに定住化の促進など、「住んで良かったと思える元気な五條市」の実現に向け、将来の財政への影響にも配慮し、国や県の補助金など有利な財源を最大限活用することを前提に、積極的に予算編成に取り組みました。

 また、これまで推進してきた施策の一貫性と国が推進する地方創生の主旨である自律的で持続的な社会の構築などにも配慮し、「防災・減災対策」、「定住化と地域活性化対策」、「福祉医療・環境保全対策」、「人材育成対策」の4つを重点項目としました。

 このような方針により編成した一般会計の当初予算総額は、217億3千万円で、平成27年度の肉付け後予算(注釈2)に比べ16億619万円、8%増加しています。

 前年度に比べ大きく増加したのは、現在進められている広域ごみ処理施設整備事業等の事業費が、平成28年度に入り大幅に増加したことなどが主な要因です。

予算状況の詳しい内容は、添付ファイルでご覧いただけます。

(注釈1)普通交付税の合併算定替えの縮減合併した市町村に対する財政支援措置の一つとして、普通交付税を合併した後も合併がなかったものと仮定して、合併前の旧市町村ごとに算定した合算額を保障し交付し、合併による普通交付税の不利益を被ることがないようにするもの。五條市の場合、合併後10か年度全額措置され、その翌年度(平成28年度)から5か年度で段階的に削減され終了する。

(注釈2)肉付け後予算前年度(平成27年度)当初予算は、市長選挙を控えていたため新規事業や政策的な経費を極力抑えたいわゆる「骨格予算」として編成しました。その後、最初(6月)の補正予算で新規事業や政策的な経費を追加して予算化した後の予算を「肉付け後予算」といい、前年度との比較は、この「肉付け後予算」と比較しています。

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更新日:2019年01月07日