平成21年第2回6月定例会会議録(第4号)

議事日程(第4号)

平成21年6月15日 10時開議

  • 第1 報第 9号 平成20年度五條市一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について
  • 第2 報第10号 平成20年度五條市簡易水道特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について
  • 第3 報第11号 平成20年度五條市下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について
  • 第4 報第12号 平成20年度五條市後期高齢者医療特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について
  • 第5 報第13号 平成20年度五條市水道事業会計予算繰越計算書の報告について
  • 第6 議第37号 五條市議会議員の定数を定める条例の一部改正について
  • 第7 議第38号 五條市職員定数条例の一部改正について
  • 第8
    • 議第40号 五條市5万人の森公園に係る指定管理者の指定について
    • 議第41号 五條市上野公園に係る指定管理者の指定について
    • 議第42号 五條市阿田峯公園に係る指定管理者の指定について
  • 第9 議第43号 五條市辺地に係る公共的施設の総合整備計画の策定について
  • 第10
    • 議第44号 市道路線の認定について
    • 議第45号 市道路線の認定について
    • 議第46号 市道路線の変更について
  • 第11 議第47号 平成21年度五條市一般会計補正予算(第1号)議定について
  • 第12 議第48号 平成21年度五條市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)議定について
  • 第13 議第49号 平成21年度五條市下水道事業特別会計補正予算(第1号)議定について

追加日程

  • 第1 市長が配付した文書について

本日の会議に付した事件

 議事日程のとおり

出席議員(21名)

  • 1番 西本 幸洋
  • 2番 太田 好紀
  • 3番 川村 家廣
  • 4番 藤冨 美恵子
  • 5番 池上 輝雄
  • 6番 益田 吉博
  • 7番 山田 由比己
  • 8番 山田 澄雄
  • 9番 峯林 宏政
  • 10番 西尾 彦和
  • 11番 北山 和生
  • 12番 山本 久和
  • 13番 花谷 昭典
  • 14番 佐久間 正己
  • 15番 寺本 保英
  • 16番 樫塚 凱一
  • 17番 黄木 英夫
  • 18番 土井 康嗣
  • 19番 榮林 末次
  • 20番 大谷 龍雄
  • 21番 田原 清孝

欠席議員

なし

説明のための出席者

  • 市長 吉野 晴夫
  • 副市長 榮林 勝美
  • 教育長職務代行者 吉田 辰雄
  • 市長公室長 辰巳 信也
  • 総務部長 森本 敏弘
  • 都市整備部長 森本 元三
  • 生活産業部長 上田 卓司
  • 健康福祉部長 水脇 正雄
  • 上下水道部長 辻本 衡司
  • 会計管理者 上 孝男
  • 西吉野支所長 福井 純二
  • 大塔支所長 土井 祥嗣
  • 消防本部次長 山田 善久
  • 監理管財課長 新井 健夫
  • 企画財政課長 櫻井 敬三
  • 市長公室次長 佐古 憲美
  • 秘書課長 下村 洋次
  • 庶務課長 窪 佳秀

事務局職員出席者

  • 事務局長 川西 敏美
  • 事務局次長 乾 旬
  • 事務局係長 西峯 久美
  • 事務局主任 笹谷 豊
  • 速記者 柳ヶ瀬 五美

10時51分再開

議長(北山和生)

 ただいまから去る12日の延会前に引き続き本会議を再開いたします。

 ただいまの出席議員数は定足数に達しておりますので、会議が成立いたします。

 本日の日程につきましては、お手元に配付済みのとおりであります。

 配付漏れはございませんか。──。

 去る12日の太田好紀議員の質問の途中でありますが、本日の議会運営委員会で御協議いただきましたとおり、議案審議終了後に発言を許可することにいたしております。

 これより日程に入ります。

日程第1

議長(北山和生)

 日程第1、報第9号を議題といたします。

 事務局長に件名を朗読させます。

事務局長(川西敏美)

 報第9号 平成20年度五條市一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について。

議長(北山和生)

 報告を求めます。森本総務部長。

 

 〔総務部長 森本敏弘登壇〕

総務部長(森本敏弘)

 おはようございます。

 ただいま上程いただきました報第9号 平成20年度五條市一般会計繰越明許費繰越計算書の報告につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。

 議案書の3ページを御覧いただきたいと思います。

 繰越明許費の繰越計算書につきましては、本年3月に平成21年度に繰り越すべき限度額を御議決いただいたところでありますが、今回はこの限度額に対する繰越確定額の報告でございます。

 それでは、個々に御説明申し上げたいと思います。

 まず初めに、3月議会で補正予算の御議決をいただきました地域活性化・生活対策臨時交付金を財源とする事業について、御説明させていただきます。

 議案書の4ページを御覧いただきたいと存じます。

 2款総務費、市立越替集会所改修事業の繰越確定額は、500万円。

 次に、公用車購入事業につきましては、繰越確定額509万8千円。

 交流拠点施設整備事業につきましては、繰越確定額2,981万2千円でございます。

 3款民生費、施設用備品購入事業は、繰越確定額330万円であり、市内各保育所に地デジ対応テレビを設置する予定でございます。

 4款衛生費、し尿処理施設改修事業は、繰越確定額2,214万3,500円でございます。

 また、ごみ焼却施設改修事業の繰越確定額は3,850万円、水路等整備事業の繰越確定額は400万円でございます。

 5ページをお開きください。

 5款農林業費、林道維持修繕事業の繰越確定額は450万円、条件不利森林緊急間伐事業補助金は繰越確定額800万円でございます。

 6款商工費、北宇智駅前トイレ新設事業の繰越確定額は、1千万円でございます。

 8款土木費、道路新設改良事業のうち交付金対象事業の繰越確定額は4,340万円、橋梁 維持修繕費の繰越確定額は1,450万円でございます。

 7款消防費、消防施設整備事業につきましては、繰越確定額は4,050万円でございます。

 また、防災対策用備品購入事業につきましては、繰越確定額は700万円でございます。

 6ページに移りまして、9款教育費、施設用備品購入事業は、繰越確定額1,800万円でございます。

 空調設備改修事業のうち、交付金対象事業の繰越確定額は950万円でございます。

 以上が、地域活性化・生活対策臨時交付金を財源とする繰越事業と繰越確定額でございまして、22年3月末までのしゅん工を目指し取り組んでまいりたいと考えております。

 続きまして、それ以外の繰越事業につきまして、御説明申し上げます。

 4ページに戻っていただきたいと思います。

 2款総務費、人事評価制度構築支援業務委託につきましては繰越確定額294万円であり、本年7月末のしゅん工を予定いたしております。

 定額給付金事業の繰越確定額は5億8,686万2,233円でございまして、11月末の完了を予定いたしております。

 3款民生費、社会福祉施設整備費補助金の繰越確定額は1,350万円でございまして、本年9月末のしゅん工を予定いたしております。

(仮称)にしよしの在宅福祉施設建設事業の繰越確定額は、1,540万円でございます。

 子育て応援特別手当事業の繰越確定額は1,920万円でございまして、11月末の完了を予定いたしております。

 4款衛生費、牧火葬場解体事業の繰越確定額は856万円でございまして、6月末の完了を予定いたしております。

 次のページに移りまして、5款農林業費、市単独土地改良事業は岡町の農道と水路工事でございまして、繰越確定額は3,428万3千円で、22年3月末のしゅん工を予定いたしております。

 林道開設事業の繰越確定額は3,747万6千円でございまして、こちらも22年3月末のしゅん工を予定いたしております。

 未整備林整備導入モデル事業の繰越確定額は682万円でございまして、本年10月末の完了を予定いたしております。

 7款土木費、道路新設改良事業のうち交付金対象外は3,045万円でございまして、本年11月末のしゅん工を予定いたしております。

 五條中央公園建設事業の繰越確定額は5,995万7千円でございまして、22年3月末のしゅん工を予定いたしております。

 次のページに移りまして、9款教育費、教育ネットワークシステムの繰越確定額は1,150万円でございまして、本年9月末のしゅん工を予定いたしております。

 中学校地震補強事業の繰越確定額は1億6,149万2,260円でございまして、22年2月末のしゅん工を予定いたしております。

 中学校プールサイド改修事業につきましては、繰越確定額は483万5,250円でございまして、本年6月末のしゅん工を予定いたしております。

 空調整備改修事業のうち交付金対象事業以外の繰越確定額は100万円でございまして、本年6月末のしゅん工を予定いたしております。

 地区公民館改修事業の繰越確定額は524万5,200円でございまして、本年6月末のしゅん工を予定いたしております。

 以上で提案理由の御説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。

議長(北山和生)

 報告が終わりました。

 これより質疑に入ります。──。

 質疑を終わります。

 以上で報第9号の報告を終わります。

日程第2

議長(北山和生)

 次に日程第2、報第10号を議題といたします。

 事務局長に件名を朗読させます。

 

事務局長(川西敏美)

報第10号 平成20年度五條市簡易水道特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について。

議長(北山和生)

報告を求めます。辻本上下水道部長。

 

〔上下水道部長 辻本衡司登壇〕

上下水道部長(辻本衡司)

 おはようございます。よろしくお願いいたします。

 ただいま上程いただきました報第10号 平成20年度五條市簡易水道特別会計繰越明許費繰越計算書の報告につきまして、御説明申し上げます。

 議案書の8ページを御覧いただきたいと存じます。

 本案につきましては、先の3月議会で追加補正を行いまして、平成21年度へ繰り越すべき限度額を御議決いただきました地域活性化臨時交付金事業によります白銀北地区統合簡易水道整備事業追加分につきまして、今回は繰越限度額の報告でございます。

 表の中から第1款総務費、1項総務管理費、事業名は統合簡易水道整備事業で、内訳につきましては区域内の給水管敷設等の工事請負費1,775万円と設計監理業務委託費50万円で、繰越確定額は1,825万円でございます。

 また、その財源といたしましては、国からの交付金を、一般会計から特別会計に繰入金1,825万円をもちまして充当繰越したものであります。

 なお、工事のしゅん工予定は平成21年9月の末日でございます。

 以上で説明を終わらせていただきます。よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。

議長(北山和生)

報告が終わりました。

これより質疑に入ります。──。

質疑を終わります。

以上で報第10号の報告を終わります。

日程第3

議長(北山和生)

次に日程第3、報第11号を議題といたします。

事務局長に件名を朗読させます。

事務局長(川西敏美)

報第11号 平成20年度五條市下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について。

議長(北山和生)

報告を求めます。辻本上下水道部長。

 

〔上下水道部長 辻本衡司登壇〕

上下水道部長(辻本衡司)

 ただいま上程いただきました報第11号 平成20年度五條市下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告につきまして、御説明申し上げます。

 議案書の9ページ及び10ページを御覧いただきたいと存じます。

 本案につきましては、先の3月議会で平成21年度へ繰り越すべき限度額を御議決いただきました流域関連公共下水道事業につきまして、今回は繰越確定額の報告でございます。

 10ページの計算書で、事業名は流域関連公共下水道事業、翌年度繰越額は7,643万7,650円でございます。

 内訳といたしまして、下水道工事請負費が住川町のJR北宇智駅付近ほか3件6,077万9,900円と、それらに伴います水道及びガス管の移設補償1,537万5,700円、その他の事務費でございます。

 財源内訳につきましては、未収入特定財源のうち国庫補助金3,730万円、市債3,730万円及び一般財源183万7,650円をもちまして、充当繰越をしたものでございます。

 なお、繰越しいたしました事業、工事につきましては、6月末日のしゅん工を予定しております。

 以上で説明を終わらせていただきます。よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。

議長(北山和生)

報告が終わりました。

これより質疑に入ります。──。

質疑を終わります。

以上で報第11号の報告を終わります。

日程第4

議長(北山和生)

次に日程第4、報第12号を議題といたします。

事務局長に件名を朗読させます。

事務局長(川西敏美)

報第12号 平成20年度五條市後期高齢者医療特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について。

議長(北山和生)

報告を求めます。水脇健康福祉部長。

 

〔健康福祉部長 水脇正雄登壇〕

健康福祉部長(水脇正雄)

 おはようございます。よろしくお願いいたします。

 ただいま上程いただきました報第12号 平成20年度五條市後期高齢者医療特別会計繰越明許費繰越計算書の報告につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。

 議案書の11ページ、12ページを御覧いただきたいと存じます。

 今回繰越しをいたします事業は、平成20年度より開始しました後期高齢者医療制度に加入する方の保険料の軽減措置の拡大及び徴収方法の変更等について、そのシステム改修事業の一部を翌年度に繰り越すものでございます。

 繰り越す理由といたしましては、一連のシステム改修事業の中に、制度上、平成21年度で作業を行うものが含まれているため、繰越しを行うものでございます。

 繰越しをいたします金額につきましては、251万1,600円でございまして、事業の完了予定といたしまして21年6月末の完了を予定いたしております。

 以上で、提案理由の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。

議長(北山和生)

報告が終わりました。

これより質疑に入ります。──。

質疑を終わります。

以上で報第12号の報告を終わります。

日程第5

議長(北山和生)

次に日程第5、報第13号を議題といたします。

事務局長に件名を朗読させます。

事務局長(川西敏美)

報第13号 平成20年度五條市水道事業会計予算繰越計算書の報告について。

 

議長(北山和生)

報告を求めます。辻本上下水道部長。

 

〔上下水道部長 辻本衡司登壇〕

上下水道部長(辻本衡司)

 ただいま上程いただきました報第13号 平成20年度五條市水道事業会計予算繰越計算書の報告につきまして、御説明申し上げます。

 議案書の14ページを御覧いただきたいと存じます。

 本案繰越計算書は、第1款資本的支出、第1項建設改良費の一部を翌年度に繰越ししたものであります。

 送配水及び給水設備の予算計上額7,108万5千円のうち、翌年度繰越額は2,062万3,050円でありまして、その内訳は今井4丁目の不動町を始めとする下水道整備事業関連工事及び県道改良に伴います工事に係る水道管移設工事4件分でございます。

 繰越しの理由といたしましては、下水道工事及び県道改良工事の進ちょくに伴いまして上水道配水管移設工事の工期延期によるものでございます。

 財源内訳につきしては、負担金として下水道事業特別会計から1,001万8,200円の移設補償費と、損益勘定留保資金1,060万4,850円となっております。

 なお、繰越しいたしました上水道配水管移設工事のうち、南阿田町県道五條吉野線につきましては、去る5月の20日に完了をしております。残る3か所につきましても、6月の末日までの完成を予定しております。

 以上で説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御承認いただきますようお願い申し上げます。

議長(北山和生)

報告が終わりました。

これより質疑に入ります。──。

質疑を終わります。

以上で報第13号の報告を終わります。

日程第6

議長(北山和生)

次に日程第6、議第37号を議題といたします。

事務局長に件名を朗読させます。

事務局長(川西敏美)

議第37号 五條市議会議員の定数を定める条例の一部改正について。

議長(北山和生)

提案理由の説明を求めます。辰巳市長公室長。

 

〔市長公室長 辰巳信也登壇〕

市長公室長(辰巳信也)

 おはようございます。

 ただいま上程いただきました議第37号の提案理由について、御説明を申し上げます。

 なお、本案につきましては、本年第1回市議会定例会に引き続き同様の内容をもって御提案申し上げるところでございますが、何とぞ御理解と御協力を賜りますようよろしくお願いいたします。

 それでは、議案の要旨を御説明申し上げます。

 恐れ入りますが、お手元の議案書16ページを御覧ください。

 本案では、本則に規定しております定数「18人」を「13人」に改めるものでございまして、公布日以降に行われる一般選挙により適用するものであります。

 なお、これに伴い五條市議会議員の定数を定める条例の一部を改正する条例、すなわち平成21年10月1日から施行されます平成19年9月五條市条例第23号は廃止する旨、附則に規定するものでございます。

 以上、よろしく御審議をいただき、御議決を賜りますようお願い申し上げます。

議長(北山和生)

提案理由の説明が終わりました。

これより質疑に入ります。(「2番」の声あり)太田議員。

2番(太田好紀)

 おはようございます。

 議第37号の改正理由について、議員定数の削減により市財政の一層の健全化を図るためと書いていますけれども、一層の健全化を図るためということの意味がわかりませんので、市長に御答弁願いたいと思います。

議長(北山和生)

吉野市長。

市長(吉野晴夫)

 ご存じのように我がまちは財政難でございます。その大きな借金を減らすために、更なる御尽力をお願いしたいと、それが一層という言葉の訳でございます。(「健全化」の声あり)

議長(北山和生)

吉野市長。

市長(吉野晴夫)

 健全化にはまだまだ道は遠いわけでございますが、1日も早く健全化、それはどれをもって健全化と……、経常収支比率が100を一応割るということが、一つの目安と思っております。(「2番」の声あり)

議長(北山和生)

太田議員。

2番(太田好紀)

 あのね、市長、健全化の意味を辞書で引きますと、「物事に欠陥や偏りがないこと」と、こういうふうに書かれています。今の状況で、私は本当に……定数も15に変わりますけれども、そういう形になれば、今の現状は15でも欠陥があるのか、偏りがあるという、そういう意味を私は理解できないのですよ。借金とかそういうことを言っていますけれども、果たしてそれが、財政の一層の健全化になるのか、私は疑問を持っているわけですけれども、その健全化ということ、偏りがあるのか、欠陥があるのか、それをお答え願いたいと思います。

議長(北山和生)

吉野市長。

市長(吉野晴夫)

私は、あると思っております。

議長(北山和生)

 質疑を終わります。

 お諮りいたします。本案につきましては委員会付託を省略いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。

〔「異議なし」の声あり〕

議長(北山和生)

 御異議なしと認めます。よって本案は、委員会付託を省略することに決しました。

 これより討論に入ります。

 討論の通告がありますので、大谷龍雄議員の発言を許します。20番大谷龍雄議員。

 

〔20番 大谷龍雄登壇〕

20番(大谷龍雄)

 それでは、議第38号に対する反対討論を行います。

 3月議会でも反対討論をさせていただきまして重要な理由を申し上げておりますけれども、再度、一部重なるかもわかりませんけれども、反対討論を行います。

 ご存じのように、市会議員の責任とその任務は地方自治法によって責任付けられております吉野市長を始めとする理事者の批判、監督責任にあるわけです。吉野市長始め理事者の批判、監督責任。だから人数を減らせば減らすほど批判、監督責任を果せなくなるという面も出てくるわけですね。特に財政……議長、最初の議案を38号と言いましたけれども、間違っておりますので議第37号に訂正させていただきます。議第37号の反対討論です。

 その理由に、市財政の一層の健全化とありますけれども、吉野市長始め理事者の批判、監督責任を持つ市会議員を適正以上に減らしますと、この間起こりました、消防庁舎の建設問題では、吉野市長案どおりに建設されますと6億円以上の無駄遣いで建設することになるわけですね。だから、現在の21名の議員の数は適切とは、それは思いませんけれども、このように、もし消防庁舎問題の吉野市長の無駄遣いを議会が見抜けなかったら、これは一層借金を増やすということになっていくわけであります。

 また、反対理由のもう一つを申し上げますと、一般質問が始まります金曜日の朝に吉野晴夫五條市長名で我々議員に配られた文書、「昨日の議会による一般質問で太田議員の発言内容を重視し、今後随意契約を聖域なきと考えていきたいと思います。ごみ収集、し尿汲み取り、機械警備、警備等についても例外ではありません。太田議員の発言を重要と思い、行う行為です。」と、太田議員の質問の内容を正確に表しておらないこのビラを作って、そして、我々議員に配られたわけですけれども、まあこれほど無責任な、五條市のかじ取り役としての市長の資格が本当にないと言わなければならないような、こういう行為を行った吉野市長をこれからも批判、監督していこうと思えば、現在吉野市長から出されております13名では少ないというふうに判断しております。

 同時に、反対理由をもう一つ申し上げますと、5月14日自治連合会の評議委員会で吉野市長が行いました議員定数問題でのアンケート結果がありますけれども、評議員49名参加のうち、アンケートに回答いただいた方が44名でありますけれども、この中で、吉野市長案の13名でいいと答えた方は10名、現在の15名でいいという方は13名、吉野市長自身が行ったアンケートの中でも15名の人数で適正だというふうに答えている方が3名も多いわけです。これからまだ一般の自治会長さんにもアンケートをされるらしいですけれども、これからのことはわかりませんけれども、既に吉野市長がやられたアンケートの結果でも、13名よりも15名の方が適切ではないかというように答えられているわけですね。吉野市長のこの間の問題行為はまだまだたくさんありますけれども、もう私の方から申し上げなくても、議員さんはご存じであると思いますけれども、以上の理由をもちまして今回の議第37号に対する私の反対討論とさせていただきます。

議長(北山和生)

以上で討論を終結いたします。

これより本案を採決いたします。

なお、この採決は、起立により行います。

お諮りいたします。本案は原案のとおり決することに、賛成の方の起立を求めます。

〔賛成者起立〕

議長(北山和生)

起立なしであります。

よって本案は、否決されました。

 

日程第7

議長(北山和生)

次に日程第7、議第38号を議題といたします。

事務局長に件名を朗読させます。

事務局長(川西敏美)

議第38号 五條市職員定数条例の一部改正について。

議長(北山和生)

提案理由の説明を求めます。山田消防本部次長。

 

〔消防本部次長 山田善久登壇〕

 

消防本部次長(山田善久)

 おはようございます。よろしくお願いいたします。

 ただいま上程いただきました議第38号 五條市職員定数条例の一部改正について、提案理由の御説明を申し上げます。

 議案書17ページ及び18ページを御覧願います。

 改正理由でありますが、十津川村からの常備消防の一部事務受託に伴い、消防職員を増員するため改正をしようとするものでございます。

 附則につきましては、施行日を定めたものでございます。

 改正内容につきましては、同条例第3条第7号中の「69名」とある現在の定数を「100名」に増員するものであります。

 本件は、先にも述べましたが十津川村からの常備消防の一部事務委託に伴い消防職員を段階的に増員し、最終的には、現在の定数から31名を増員することから、100名に改正するものであります。

 以上で議第38号の提案理由の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議の上、御議決を賜りますようお願い申し上げます。

議長(北山和生)

提案理由の説明が終わりました。

これより質疑に入ります。──。

質疑を終わります。

本案は総務文教常任委員会に付託いたします。

日程第8

議長(北山和生)

 次に日程第8、議第40号、議第41号及び議第42号の3議案につきましては関連がありますので、一括して議題といたします。

 事務局長に件名を朗読させます。

事務局長(川西敏美)

  • 議第40号 五條市5万人の森公園に係る指定管理者の指定について。
  • 議第41号 五條市上野公園に係る指定管理者の指定について。
  • 議第42号 五條市阿田峯公園に係る指定管理者の指定について。

議長(北山和生)

提案理由の説明を求めます。森本都市整備部長。

 

〔都市整備部長 森本元三登壇〕

都市整備部長(森本元三)

 おはようございます。

 ただいま上程いただきました議第40号から議第42号までの3議案につきまして、関連がございますので一括して提案理由の御説明を申し上げます。

 5万人の森公園、上野公園、阿田峯公園の3公園を対象といたしました指定管理につきましては、平成20年6月議会におきまして指定管理者の候補者を上程いたしましたが、御審議いただいた結果、否決となったところでございます。

 しかし、指定管理者制度の重要性を踏まえ、議会等で頂きました御意見、御提言を生かし、協議、検討を行い、再度指定管理者の候補者を募集、選定いたしました。

 それでは、議案書の21ページから23ページを御覧いただきたいと存じます。

 まず議第40号でありますが、このたび五條市5万人の森公園を管理する指定管理者として、アスカ美装株式会社、代表取締役●●●●を指定するため提案するものでございます。

 なお、指定管理者として施設の管理運営を行う期間は、平成21年10月1日から平成24年3月31日であります。

 次に、議第41号でありますが、このたび五條市上野公園を管理する指定管理者として、株式会社エスプリ、代表取締役●●●●を指定するため提案するものであります。

 なお、指定管理者として施設の管理運営を行う期間は、平成21年10月1日から平成24年3月31日であります。

 次に、議第42号でありますが、このたび五條市阿田峯公園を管理する指定管理者として、社会福祉法人三寿福祉会、理事長●●●●●を指定するため提案するものでございます。

 なお、指定管理者として施設の管理運営を行う期間は、平成21年10月1日から平成24年3月31日であります。

 以上で提案理由の御説明を終わらせていただきます。よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。

議長(北山和生)

提案理由の説明が終わりました。

これより質疑に入ります。──。

質疑を終わります。

本案は建設経済常任委員会に付託いたします。

日程第9

議長(北山和生)

次に日程第9、議第43号を議題といたします。

事務局長に件名を朗読させます。

事務局長(川西敏美)

議第43号 五條市辺地に係る公共的施設の総合整備計画の策定について。

議長(北山和生)

提案理由の説明を求めます。森本総務部長。

 

〔総務部長 森本敏弘登壇〕

総務部長(森本敏弘)

 ただいま上程いただきました議第43号 五條市辺地に係る公共的施設の総合整備計画の策定について、提案理由の御説明を申し上げます。

 別冊の総合整備計画書を御覧いただきたいと思います。

 現在、辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律に基づきまして、阪合部新田辺地、西新子辺地の2辺地の整備に努めているところでございます。

 今回、これらの辺地に加えまして、唐戸辺地、茄子原辺地において整備が必要になったため、本計画を策定したものでございます。

 それでは、内容について御説明申し上げます。

 1枚めくっていただいて、総合整備計画書の1、辺地の概況につきましては御清覧いただき、2の公共的施設の整備を必要とする事情、3の公共的施設の整備計画について、御説明を申し上げます。

 今回整備を計画しております施設は、両辺地とも移動通信施設でございまして、具体的には携帯電話の基地局の整備でございます。

 両地域とも山間地域であり、携帯電話の不感地域でございます。過日、携帯電話不感により行方不明事故が発生しており、携帯電話が通じていれば防ぐことができたと考えられます。まさに「命の電話」ということが言えるのではないかと思います。

 事業の採算性等の問題から民間事業者による基地局の整備が期待できないため、今回計画を策定し、施設整備を行い、林業就労者を始め住民の安心安全を充実させ、地域住民の生活の向上等を図るための重要な事業だと考えております。

 整備計画の事業費といたしましては、両辺地とも2,700万円でございまして、財源内訳は、特定財源として国庫補助金1,800万円、事業者負担金240万円の合計2,040万円で、一般財源としては660万円であります。この一般財源には辺地債を充当いたす予定でございます。

 事業期間につきましては、平成21年度の1年間でございます。

 以上で提案理由の御説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願いを申し上げます。

議長(北山和生)

提案理由の説明が終わりました。

これより質疑に入ります。──。

質疑を終わります。

本案は総務文教常任委員会に付託いたします。

日程第101

議長(北山和生)

 次に日程第10、議第44号、議第45号及び議第46号の3議案につきましては関連がありますので、一括して議題といたします。

 事務局長に件名を朗読させます。

 

事務局長(川西敏美)

  • 議第44号 市道路線の認定について。
  • 議第45号 市道路線の認定について。
  • 議第46号 市道路線の変更について。

議長(北山和生)

提案理由の説明を求めます。森本都市整備部長。

 

〔都市整備部長 森本元三登壇〕

都市整備部長(森本元三)

 ただいま上程いただきました議第44号、議第45号 市道路線の認定及び議第46号 市道路線の変更につきまして、一括して提案理由の御説明を申し上げます。

 では、議案書の25ページ及び別添の地図を御覧いただきたいと存じます。

 議第44号でございます。

 今回認定をお願いいたします一つ目は、市道尼ヶ生1号線でございます。

 この道路は、西吉野町尼ヶ生地内、白銀郵便局の先から、西吉野町唐戸自治会境界までの地図赤線表示区間で、延長1,200メートル、幅員4.0メートルから11.0メートルの道路でございまして、主要地方道路県道下市宗桧線のバイパス工事の完成に伴い旧県道を市道に移管するものでございます。

 当該道路には、白銀南地区の簡易水道本管が埋設されており、その敷地確保のためにも市道認定をお願いするものでございます。

 続きまして、議案書の26ページ及び別添の地図を御覧願いたいと存じます。

 議第45号でございます。

 認定をお願いいたします二つ目は、市道西吉野滝2号線でございます。

 この道路は、市道滝湯塩線から市道西吉野滝1号線までの地図赤線表示区間でございます。延長1,430メートル、幅員5.0メートルの道路でございます。

 当該道路は、県農林部施工の一般農道西吉野賀北線の工事が完成したことにより移管するためと、国道168号から一の木ダム、柿博物館及び果樹振興センター等へつなぐアクセス道路として、今後観光面でも大きく期待される道路であるため、市道認定をお願いするものでございます。

 続きまして、議案書の27ページ及び別添の地図を御覧願いたいと存じます。

 議第46号でございます。

 今回、市道路線の変更をお願いいたします市道十日市西山線は、先ほど御説明させていただきました尼ヶ生1号線の県道拡幅工事に伴います設計の移動のためによる起点の変更でございます。

 以上で、市道路線の認定及び市道路線の変更につきまして、提案理由の御説明を終わらせていただきます。よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。

議長(北山和生)

提案理由の説明が終わりました。

これより質疑に入ります。──。

質疑を終わります。

本案は建設経済常任委員会に付託いたします。

日程第11

議長(北山和生)

次に日程第11、議第47号を議題といたします。

事務局長に件名を朗読させます。

事務局長(川西敏美)

議第47号 平成21年度五條市一般会計補正予算(第1号)議定について。

議長(北山和生)

提案理由の説明を求めます。森本総務部長。

 

〔総務部長 森本敏弘登壇〕

総務部長(森本敏弘)

 ただいま上程いただきました議第47号 平成21年度五條市一般会計補正予算(第1号)議定につきまして、提案理由の説明を申し上げます。

 お手元の一般会計補正予算書(第1号)を御覧いただきたいと存じます。

 1ページを御覧願います。

 今回の補正は、歳入歳出それぞれ3億3,956万4千円の追加でございまして、歳入歳出の予算総額はそれぞれ160億4,156万4千円となります。

 次に、歳出について説明をさせていただきます。

 今回の補正では、県の基金を財源として、離職を余儀なくされた非正規労働者、中高年齢者等の失業者に対する雇用の創出として、監理管財課、財産管理費、農林商工観光課、観光費、文化財課、街なみ環境施設管理費、教育総務課、教育振興費、生涯学習課、図書館費において臨時職員を雇用する賃金並びに委託料を計上させていただいております。財源はすべて県補助金でございます。

 続いて主なものについてのみ説明させていただきますので、御了承賜りたいと存じます。

 9ページを御覧願います。

 2款総務費1項総務管理費、1目一般管理費、4節共済費92万4千円につきましては、緊急雇用創出事業として監理管財課等で雇用する臨時職員の社会保険等でございます。

 6目財産管理費、7節賃金691万4千円につきましては、公共施設の除草等美化作業を行う臨時職員の賃金でございます。

 11節需用費102万1千円は、作業に必要な消耗品費等でございます。

 7目企画費、13節委託料150万円、15節工事請負費1,140万円につきましては、新町旧前防邸の蔵部分の改修に関する費用を計上させていただきました。

 21目携帯不感地域解消事業費、13節委託料2億8,500万円は、携帯電話の不感地域解消事業の委託料を計上させていただいております。

 22目ふるさと五條市応援基金費、25節積立金400万円は、弁天宗から頂いた寄附金を基金に積み立てるものでございます。

 10ページに移りまして、6款商工費、1項商工費、3目観光費、13節委託料324万7千円につきましては、本市への観光客の案内事業委託料を計上させていただきました。

 7款土木費、4項都市計画費、5目街なみ環境施設管理費、13節委託料228万6千円につきましては、新町のまちなみ伝承館等の施設の活用促進を委託する事業費を計上させていただきました。

 次に11ページに移りまして、8款消防費、1項消防費、1目常備消防費、11節需用費150万円につきましては、新型インフルエンザ等対策として感染防護衣等消耗品費を計上させていただきました。

 5目災害対策費、18節備品購入費182万円につきましては、災害対策用備品購入費を計上させていただいております。

 6目消防庁舎建設事業費、13節委託料400万円つきましては、新消防庁舎候補地の測量委託料を計上させていただきました。

 9款教育費、1項教育総務費、3目教育振興費、7節賃金129万2千円につきましては、臨時雇い職員の賃金を計上させていただきました。

 12ページに移りまして、6項社会教育費、5目図書館費、7節賃金119万6千円につきましては、これも同じく臨時雇い職員の賃金を計上させていただきました。

 12目文化財保護費、19節負担金補助及び交付金1千万円につきましては、うちのの館管理運営補助金を計上させていただきました。

 次に、歳入について御説明申し上げます。

 5ページに戻っていただいて、歳入歳出補正予算事項別明細書の総括の歳入を御覧ください。

 12款分担金及び負担金で1,071万3千円、14款国庫支出金で2億4,070万円、15款県支出金で2,584万4千円、18款繰越金で560万7千円、19款諸収入で180万円、20款市債で4,090万円、21款寄附金で1,400万円をそれぞれ追加いたしまして、歳入歳出の均衡を図った次第でございます。

 以上で説明を終わらせていただきます。よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願いを申し上げます。

議長(北山和生)

提案理由の説明が終わりました。

これより質疑に入ります。(「2番」の声あり)2番太田議員。

2番(太田好紀)

 まず、9ページの2款総務費の7目企画費、旧前防邸蔵改修工事費1,140万円、これの内容をちょっと説明していただけますか。

議長(北山和生)

森本総務部長。

総務部長(森本敏弘)

 ただいまの太田議員の質問に、自席から失礼をしてお答えをいたします。

 前防邸の蔵の部分の改修なんですが、この分につきましては3月の議会で臨時交付金として御承認いただきました前防邸の居宅部の改修に併せまして、隣に隣接しております蔵の部分、これも同じく同時期に改修をお願いするものでございます。

 以上でございます。(「2番」の声あり)

議長(北山和生)

2番太田議員。

2番(太田好紀)

 あのね、市政の報告と議案説明で市長が説明してくれた中で、平成20年度策定した「体験滞在型まちづくり計画」に基づく旧前防邸の居宅部分の改修に引き続き、蔵部分についても体験滞在施設として活用すべく改修する計画をいたしておりますと、こういうように市長が言われております。

 この体験滞在型まちづくり計画、平成20年度に策定したって、これ、私は知らないんですよ。これはどういう形で作って、いつ議会に報告されたのか、また常任委員会に報告されたのか。

 私、担当の委員会とは違うので、所管するほかの委員会に説明されておるのかわかりませんけれども、この体験滞在型まちづくり計画というのは、私、まるっきり知りませんので、いつ議会に報告されて、内容はどういうものか、ちょっとお聞かせください。

議長(北山和生)

森本部長。

総務部長(森本敏弘)

 太田議員の再質問にお答えしたいと思います。

 今、太田議員から御指摘がありました体験型宿泊施設の計画につきましては、20年度の当初予算で既に予算要求をさせていただいて予算が確定しておるというふうに、私記憶いたしております。

 その20年度予算で滞在型宿泊施設ということで、この辺につきましては、基本的に専門的な業務もあったということを聞いておりますので、そういった方に委託をして、現在の新町地区の中においての空き家、そういったものを基本的に調査をさせていただいたということでございます。

 ただ、委員会については、ちょっと今、私の方では把握しておりませんので、後日御報告させていただけたらなと思います。(「2番」の声あり)

議長(北山和生)

2番太田議員。

2番(太田好紀)

私が質問したことの回答になっていないです。

議長(北山和生)

 委員会では聞いていませんという報告やったんで、そうかなと思ったのですけれども。またもう一度、そのことについて聞いてもらいますから、質問の部分の、不足している部分をもう一度言うてあげてください。

2番(太田好紀)

 あのね、総務部長、私が言うているのは、体験型まちづくり計画というのは、まるっきり私は知らないのですよ。当然、策定できたら、今いろんな形の分で議会に全部報告されるなり、すべてのやつを、大概議会事務局の方に全部入れてくれています。それを、私は見たことないと。だから、こういう形で報告されても、実際わたしらは中身のことが、計画はまるっきりわからないし、そやから、これがあって初めてこういう形の予算化をしていくということになればわかりますよ。わたしらはそのことを認識していないから、何でかなと。このまちづくり計画ができたら、当然私たち議会に、また議員に対しても報告するべきものだと、私は思っております。それが、わたしら入ってないのに、こういう形でぽっと当初に、市長の議案説明の中でこう言われてもまるっきりわかりませんでしたので、その内容とはどんなものかなと。そしたら、担当はどちらがしたのですか。簡単に。(議場に声あり)総務ですか。それは議会には配付していないんですね。

 こういうことが出てきたら、当然議会にそういう計画、あるいは計画の趣旨、またそれに対する常任委員会がありますので、そこに報告をして、それなりの対応をするのが本来の姿だと、ぽっと出てきて、予算が付いたからこうやというのはちょっとおかしいなと私は思うのですけれども、これは付託されますので、付託されております委員会でまた審議してもらったら良かろうと思います。

 次、よろしいですか。議長。

議長(北山和生)

はい、どうぞ。

2番(太田好紀)

 これもですけれども、10ページ、7款土木費の中の街なみ環境施設管理費、新町地区の施設活用促進事業委託料。今の説明でしたら、活用促進に使うんだと、具体的な中身を言ってくれていませんので、その細かい内容を教えていただきたいと思います。

議長(北山和生)

吉田部長。

教育部長(吉田辰雄)

 太田議員の御質問にお答えさせていただきます。

 この委託料につきましては、ふるさと雇用再生特別基金を活用したところの新町のまち並みの案内をしていただきます人たちを雇用するものでございまして、交付金を活用したところの事業というところでございます。

議長(北山和生)

……それでは意味がわからんやろ。ちょっと説明したってくれる。森本部長。

総務部長(森本敏弘)

 太田議員の質問にお答えしたいと思います。

 今御指摘のございました委託料につきましては、五條市が今現在推進しております新町地区、ここに伝承館というのがあるわけですが、かなり土、日に非常に多くの方がまち並みを御覧になりに来ているという中で、そうした人のために、雇用として何名かを雇いまして、新町のまち並みを案内する、あるいはそれ以外の地域についても案内すると、そういったものを今、ふるさと雇用創出事業の一角として雇用をさせていただくということで予定をいたしております。

 以上です。(「2番」の声あり)

議長(北山和生)

太田議員。

2番(太田好紀)

 ということは、何人か雇用をするということですけれども、これは市の職員として採用するのか。そして、これは継続して、ずっと雇用するのか。その辺、説明をお願いします。

議長(北山和生)

森本部長。

総務部長(森本敏弘)

 太田議員の再質問にお答えします。

 当然臨時ということでございますので、緊急雇用の場合につきましては半年ということでございますので、今年度の約6か月から7か月ということになろうかと思います。それと、もちろん市の職員でもございません。(「6番」の声あり)

議長(北山和生)

6番益田議員。

6番(益田吉博)

 関連質問になりますけれども、そしたら新町を案内してもらう人を臨時的に雇用するという部長の答弁ですけれども、現に、長屋門なり新町通り、なかなか人がおらんので無理に頼んでボランティアガイドをこしらえて、もちろん給料なしでやっているのが現実ですけれども、そういう人らに賃金を払って継続してもらえるようにするのか、いやまた市が単独で、いやもうその人らはボランティアでやってくれているのだからそれはそれで別やと。また、市は市で、そういう方を募集して、賃金を払ってやっていくのですか。

議長(北山和生)

森本部長。

総務部長(森本敏弘)

 益田議員の御質問にお答えします。

 この雇用につきましては、今緊急雇用ということで挙がってきておりますので、基本的には単年度ということになるのですが、この新町地区の関係につきましてはふるさと雇用ということでございますので、基本的には継続事業が可能ということでございます。だから、3年間、2年半ほどは継続的にはいけると、まず一点がございます。

 それと、雇用するにつけて、どういった雇用をするのかというのは、人を選んで、いろんな形でこれから雇用をしていくということでございます。今現在ボランティアで働いておられる方、いろんな形の方もおるのですが、この雇用についてはそれなりの条件等もございますので、その条件に見合わないとなかなか雇用ができないということも含めて検討してまいりたい、こういうように思っております。(「6番」の声あり)

議長(北山和生)

6番益田議員。

6番(益田吉博)

 いろんな条件がないと雇用できないという答弁ですけれども、今まで何年もボランティアでしてきてくれた人がおるわけですから、そういうことも考慮してあげてほしいなと。今まで無償でずっとやってきたのに、やにわにこういう制度ができたから、それにのっとっていろんな条件がないと具合が悪いんやということであれば、それも大事かもわからないけれども、私は、今までやってきてくれた人に非常に失礼と違うのかと、ただで頼むわ、頼むわ、きょうはバスで来るさかいに、悪いけど案内したってよというような格好で今まできておったわけですから、そういうことも一つ考慮していただきますようにお願い申し上げたいと思います。(「4番」の声あり)

議長(北山和生)

4番藤冨議員。

4番(藤冨美恵子)

 私、橿原市の今井町とかいろんなところを見せていただきますと、ボランティアではなくて有料で案内していただいているのですね、1,000円とか2,000円とか払って。それは、だからお願いする側が払っていると思うのですけれども、五條市はそんなお金をどっかから頂かなくても、その新町、これはどうなっているのですかね。有料で、町並み保存の会かなんかですることはできないのですか。

 

議長(北山和生)

吉田部長。

教育部長(吉田辰雄)

 藤冨議員の御質問にお答えさせていただきます。

 現在、補正予算の中で御審議いただいている中で、例えば教育委員会予算ですと、この街なみ環境整備管理費で計上させていただいておるものでございます。これにつきましては、ふるさと雇用特別基金を活用して新たにいろいろ需要のある観光案内人を導入しようということで、委託料を計上しておるのですけれども、それ以外に従来から、観光協会の方でボランティアガイドさんにいろいろ案内をしていただいている部分もございますし、いろんな方法でやっていることは確かでございますし、まあ橿原の今井地区の方で、例えば市の観光協会で賃金等を賄うために有料にしている可能性もございますので、現時点では基本的には市の観光協会のボランティアガイドさんに従来から案内いただいております。(「4番」の声あり)

議長(北山和生)

4番藤冨議員。

4番(藤冨美恵子)

 ですから、私は博物館友の会に入っておりまして、橿原の今井町であるとか寺内町とか、いろんなところに町並みを見学に行きましたら、有料で支払っています。五條の観光協会というのは、よそからそういう案内を依頼されたときは、まるまるボランティアでされているのですか。それとも、お金を頂いているのですか。どちらですか。

議長(北山和生)

吉田部長。

教育部長(吉田辰雄)

 ボランティアということで、無料で案内しているというように、ちょっと担当は違うのですけれども、そういうふうな方法であったと思っております。(「4番」の声あり)

議長(北山和生)

4番藤冨議員。

4番(藤冨美恵子)

 国から予算を頂いて、そこに有料でという、お金をつけるのも一つの方法だと思いますけれども、私たちが案内していただくときは、お金を出して、それでも見学したい、案内していただきたいということで、見学したい側はお金を出してでも見学したいということですので、それは国からくれるというお金ですので、その考え方は様々かもわかりませんけれども、国からいただくお金といいましても、我々が納めた税金でございますので、よそのそういう町並み保存で一生懸命やっておられるところはどちらも有料でされていますので、見学したいという方々からお金を頂くというのも一つの考え方ではないでしょうか。と、思います。(「2番」の声あり)

議長(北山和生)

2番。

2番(太田好紀)

 12ページの9款教育費、12目文化財保護費、19節1千万円、うちのの館の管理運営補助金、この管理運営補助金の内訳というのか、どういう形で使うのか、お答え願いたいと思います。

議長(北山和生)

吉田部長。

教育部長(吉田辰雄)

 太田議員の御質問にお答えさせていただきます。

 文化財保護費の負担金補助及び交付金1千万、うちのの館管理運営補助金となっておりますけれども、内容について御説明申し上げます。

 歳入の方で寄附金、同額1千万を計上させていただいておったのですけれども、先般一人の市民の方から寄附採納のお願いがございまして、1千万を寄附したいと、活用方法については国の登録有形文化財でありますところの藤岡邸を拠点としまして、文化、歴史的な活動を展開されておりますNPO法人うちのの館への財政的な支援に供してほしいという申出がございました。

 この善意の寄附でございますけれども、通常目的を特定しない一般寄附と違いまして、指定寄附ということになります。で、指定寄附となりますと、これの事務処理、会計処理としましては、歳入歳出で同額の計上をすると、つまり入と出を明確にして指定寄附に沿ったところの処理であったという位置付けが必要となってまいります。そういう事案のもとに、今回6月補正で歳入予算そして歳出予算を組ませていただいたというところでございます。

 内容につきましては、先ほど申し上げましたように、国の登録有形文化財であります藤岡邸、これは昨年11月にオープンいたしまして、建物あるいは展示、いろいろな歴史、文化の資料がございます。そういったものを通じまして、地域の文化活動に寄与している、そういう活動を展開していただいておりますので、それの補助、財政的支援ということで、交付要綱を定めまして交付するものでございます。(「2番」の声あり)

議長(北山和生)

太田議員。

2番(太田好紀)

 大変有り難い話だなと、こういう寄附をされるということは。私も何回かあそこに行かせてもらって、大変素晴らしい藤岡邸を見させていただいて、いろんな方が毎週また土、日となれば多く来ているように聞いています。そういう、いろんな形の中で、ボランティアの方とか多くの方が支援をしながらやっていると、ただし相当苦しい状況でやっているということは聞いております。そういう形の中で、寄附がされたといっても、いったん市の財政に入ると。そしてそこから、要するに管理運営費の補助金ということで出ておりますので、今後こういう形で、今回はたまたま寄附があったということでありますけれども、こういう形で市から特定の寄附であったって、当然市からこういう形で補助金を出すということは、今後は財政的に苦しい場合とか、市の補てんをしていくのか、またしていただけるのか、市長答弁をお願いしたいと思います。

議長(北山和生)

吉野市長。

市長(吉野晴夫)

 こういうような、藤岡邸にしても前防邸にしても、いろいろ試行錯誤しながら、先ほどの財政健全化も含め、また、文化の重要性、地域の重伝建の中にあるということも勘案していかなければなりませんので、いろんな分野から考えて進めていきたいと。そして、その中で一つのモデル的な発想というのですか、決めを作っていきたいと思います。藤岡邸にしても思っていたより多くの方が来られる、また説明の人数が足らない、有り難い悲鳴があるということでございますが、多くの御寄附もいただいております。そういうこともむげにもせずに、いろいろバランスのとれた文化を大切にするということ。財政健全化もその中で踏まえて、私の言う一層の健全化を考えていきたいと、そのように思っております。

議長(北山和生)

 だから、市長、太田議員が言われたことについて、今後そういうふうな方向で考えていってくれるのかというふうなことを言われたと思うのですけれども。

議長(北山和生)

吉野市長。

市長(吉野晴夫)

 だからそういうことを考えながら、初めてのことですので、いろいろ勇み足もあれば、遅い部分もあるけれども、私が何回も言いましたように、いろいろ考えながら一つのモデルを作っていきたいと、そのように思っていると、こういうことでございますよ。(「2番」の声あり)

議長(北山和生)

太田議員。

2番(太田好紀)

 市長、いろいろ考えながら、モデルを考えていくのと違うのですよ。ちゃんとした形のモデルを作って進めていくのが本来の姿ですけれども、やり始めてからころころ変わっていくというのはずさんなやり方で、私は、それは納得できません。

 それともう一つですけれども、前防邸と藤岡邸は違います。藤岡邸はNPO法人です。今の前防邸に関しては、まだどういう形でするかわかりませんけれども、今のところは市が、いろんな形でお金を投資してやっているのと、この藤岡邸とは違うということです。まず、その認識をしていただきたい。ただ、私が言いたいのは、それだけ前防邸にもいろんな形で市としてバックアップをする、まだだれがするとも決めていないにもかかわらず、長期滞在型の宿泊施設や、また今回出ているものを踏まえても、するならば藤岡邸も、市としてバックアップはしていただきたいなと、私はそういう意味で言わせていただいています。だから、あそこはNPO法人ですから、当然財政的に苦しい。そしたら、この前防邸に関しては市がどんどん、そしたら、これからいろいろ事業をするにも、赤字になったらなんぼでも市が補てんするのかなという、私は不安感を持っています。そういう形の中で、そこらの方向性というのは明確にきちっとやっていただいて、前防邸も藤岡邸も趣旨は全然違うにしても、いろんな方向性で私はこういう形の運営の補助金を出すならば、今回出すということは、毎年そういう形の中で、苦しいところは市で補てんをしていただけるのかなと、そういう思いで私は聞かせていただきました。だから一つの形ができたわけですよ。寄附があったからといって、別にいったん市の財源に入って、市として管理運営補助金を出すのだから、一つの形ができたと私は思います。だから、これから苦しい場合は、市としてもある程度のそういう財政的な支援をされるのか、そういうことを私は聞いているので、それをお答え願いたいと思います。

議長(北山和生)

吉野市長。

市長(吉野晴夫)

 だから、私が申しておりますように、藤岡邸もNPOでしましたけれども、前防邸も先のことにつきましては、NPOがよければ、またそういうことも参考にもしていきたいし、幾らも放り込むということにはいきません。またそういうことを言うと、大塔のふるさとのやつも3,500万、ずっとつぎ込み続けておりますわな。そんなようなことも、この間も質問ありました、どうするのかと。私は、やはり地域のことも考えてそれもやってもいきたいと、だから、あれもこれもというようなことじゃなくて、バランスよく考えていきたい。お金も大事ですけれども、私は文化の大切さ、地域の大切さ、そういうことも考えていきたいと、こういうことを言うとんですよ。(「2番」の声あり)

議長(北山和生)

太田議員。

2番(太田好紀)

 市長ね、言うていることと、全部ちぐはぐなんですよ。(議場に声あり)バランスよくやっていきたい、そしたら、バランスよくやれば、すべてそういう形でやっていくのかということです。方向性をきちっと、私はやるべきだということを言うとるんですよ。バランスよくということは、みんなちゃんとして、等分に配分していくということですか。その辺のきちっとした、行政としてちゃんとやるべきだと私は思っています。これも当然付託されますので、そこで審議をされたらいいと思います。これで終わらせていただきます。(「6番」の声あり)

議長(北山和生)

益田議員。

6番(益田吉博)

 今、藤岡邸の話が出ておりますので、私の方からもちょっと質問させていただきたいと思います。

 藤岡邸は、とにかくNPO法人で経営しております。もとは市にもらってくださいという話から始まりましたけれども、市はとてもあんな古家をもらったのでは金がついていかんということで、寄附を断りました。

 前防邸は、前防さんが寄附するということで、市が受けたと。ここら辺の経緯が始めから違うわけなんですけれども、今、空き家対策で蔵を良すと、1,100万ですか。それが、重伝建とかまち並みとか、その新町地区でなければ使われない国のお金なんですか。藤岡邸もせんど蔵を直して、お金をかけてきましたけれども、一切市からは援助はしてもらっていませんけれども、これは北宇智地区であったら古家を守るとか、直すとか、空き家対策には利用できないお金なんですか。

議長(北山和生)

櫻井課長。

企画財政課長(櫻井敬三)

 6番益田議員の質問にお答えさせていただきます。

 その部分につきましては、過疎地域が対象でございますので、空き家対策推進事業ということで利用はできます。(「6番」の声あり)

議長(北山和生)

益田議員。

6番(益田吉博)

そしたら、地域が指定されているところ、国からの補助金は、ということですな、課長の言うのは。

そして、新町はいいけれども、新町以外はあかんというふうに聞こえたのやけど。(議場に声あり)

議長(北山和生)

藤岡邸もそれに入りますよ。過疎地域という……。櫻井課長。

企画財政課長(櫻井敬三)

 益田議員の質問にお答えします。

 過疎地域ですので、五條市が対象になるわけですが、その事業につきましては、この新町地区につきましてはモデル事業として、ここを重点的に中心市街地活性化計画から進めまして、ここを重点的に整備をするということで、体験滞在型の施設を今回予算に計上させていただいているということでございます。

議長(北山和生)

質疑を終わります。

本案は総務文教常任委員会に付託いたします。

 

日程第12

議長(北山和生)

次に日程第12、議第48号を議題といたします。

事務局長に件名を朗読させます。

事務局長(川西敏美)

議第48号 平成21年度五條市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)議定について。

議長(北山和生)

提案理由の説明を求めます。水脇健康福祉部長。

 

〔健康福祉部長 水脇正雄登壇〕

健康福祉部長(水脇正雄)

 ただいま上程いただきました議第48号 平成21年度国民健康保険特別会計補正予算(第1号)議定につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。

 別冊の平成21年度五條市国民健康保険特別会計補正予算書(第1号)を御覧いただきたいと思います。

 今回の補正につきましては、国の緊急雇用創出事業に基づき国保事業におきます特定健康診査事業等に対しまして、臨時職員1名を雇用しようとするものであります。

 まず、1ページについて御説明申し上げます。

 今回の補正は、歳入歳出それぞれ81万6千円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ42億3,881万6千円とするものであります。

 それでは、歳出から御説明申し上げます。

 資料、別冊の4ページを御覧いただきたいと思います。4ページ下側の3、歳出でございます。

 8款保健事業費、1項特定健康診査等事業費、1目特定健康診査等事業費、4節共済費9万8千円につきましては、臨時職員雇用の職員の共済費を追加するものであります。

 次に、7節賃金71万8千千円につきましては、特定健康診査等の事業に対しまして臨時職員1名を6か月間雇用するための賃金を追加するものでございます。

 次に、歳入につきまして御説明申し上げます。同じく4ページの上段2、歳入でございます。

 歳入につきましては、繰入金、一般会計繰入金81万6千円を追加いたしまして、歳入歳出の均衡を図ったものでございます。

 以上で提案理由の御説明を終わらせていただきます。よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。

議長(北山和生)

提案理由の説明が終わりました。

これより質疑に入ります。──。

質疑を終わります。

お諮りいたします。本案につきましては討論並びに委員会付託を省略いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。

〔「異議なし」の声あり〕

議長(北山和生)

御異議なしと認めます。よって本案は、討論並びに委員会付託を省略することに決しました。

これより本案を採決いたします。

お諮りいたします。本案は原案のとおり決することに、御異議ございませんか。

〔「異議なし」の声あり〕

議長(北山和生)

御異議なしと認めます。よって本案は、原案のとおり可決されました。

日程第13

議長(北山和生)

日程第13、議第49号を議題といたします。

事務局長に件名を朗読させます。

事務局長(川西敏美)

議第49号 平成21年度五條市下水道事業特別会計補正予算(第1号)議定について。

議長(北山和生)

提案理由の説明を求めます。辻本上下水道部長。

 

〔上下水道部長 辻本衡司登壇〕

 

上下水道部長(辻本衡司)

 ただいま上程いただきました議第49号 平成21年度五條市下水道事業特別会計補正予算(第1号)議定につきまして、提案理由の説明を申し上げます。

 今回の補正予算は、国の緊急雇用創出事業を活用いたしまして臨時雇用者1名の予算計上を行い、公共下水道の水洗化の啓発並びに接続率の向上を図る業務を行うものでございます。

 別冊の平成21年度五條市下水道事業特別会計補正予算書(第1号)を御覧いただきたいと存じます。

まず、1ページをお開き願います。

 今回の補正予算は、歳入歳出それぞれ95万7千円を追加いたしまして、予算総額は14億5,795万7千円となります。

 内訳につきましては、3ページの総括から4ページにかけまして、歳入歳出補正予算事項別明細書の4ページ最後にございます3の歳出の表を御覧いただきたいと存じます。

 1目下水道総務費におきまして95万7千円の補正でありまして、詳細は節区分に記載をしております共済費、賃金、需用費をそれぞれ追加計上したものでございます。

 また、同条に上の表2の歳入におきまして、補助金を一般会計繰入金によりまして95万7千円の追加を行いまして、歳入歳出の均衡を図った次第でございます。

 以上で説明を終わらせていただきます。よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。

議長(北山和生)

提案理由の説明が終わりました。

これより質疑に入ります。──。

質疑を終わります

本案は建設経済常任委員会に付託いたします。

追加日程第1

議長(北山和生)

 次に追加日程第1、市長が配付した文書について。太田議員の発言を許します。……まず、市長の方からかな、吉野市長。

市長(吉野晴夫)

 先般お配りいたしました太田議員の発言についてというような文書について、ちょっとお話させていただきたいと思います。

 いろいろ随契問題がございました中で、ちょっといき過ぎた部分もあったのではないかと、そのように思い、その分は削除させていただきたいと、そのように思っておりま す。

 そういうことで、……えらい申し訳ない。(「2番」の声あり)

議長(北山和生)

太田議員。

2番(太田好紀)

 あのね、市長、私が言いたいのは、私は一般質問の中で土木の随意契約130万以上のものを言わせていただきました。それ以外のものは一切申し上げておりません。私は130万までの随契に関しても、するなとは言ったことはありません。130万以上の自治法の施行令のことに対して、130万円以上はおかしいのじゃないかなと、こういうふうに言ったわけですけれども、その終了後、佐古次長の方から、市長の命を受けて市の業者、そしてごみ業者に、太田がこういうことを言うからすべてこれからは随契はしないと、入札しろと、こういうふうに命を受けて電話をさせたということも確認させていただいています。したがって、そういうことを今謝罪してくれるならば、業者に対しても、それはきちっと訂正をしていただく。それだけはお願いしたいと思いますが、どうですか。

議長(北山和生)

吉野市長。

市長(吉野晴夫)

まず、最初の随契問題については、私が申しましたように緊急性もあり、そういう……

 

議長(北山和生)

 今太田議員が言われているのは、そういうふうに業者に言った分についても撤回というか、お話してくれますかというようなことやったんで、それについてだけお答えください。

 

市長(吉野晴夫)

 そのことについては、あの文書に書いてあったように、これからいろいろ考えていきたいと。余りにも反響も多くございました。(議場に声あり)業者に対して私は何を謝罪せんなんということですか。どのように謝罪をしろとおっしゃるのですか。私は、まだ業者に迷惑もかけておりませんし、ただ、あの分については今後穏やかにというような形でと、ああいうことも考えていこうと言うただけでありまして、どの部分をどのように業者に謝れとおっしゃるかですね。(「だから、言ったことに対して訂正をしてほしいと。」の声あり)だから、それだったら最初からの話までさかのぼっていかないとね。

議長(北山和生)

いや、いや、市長、そうじゃなくて……。(「意味がわかりません。」の声あり)

市長(吉野晴夫)

 私も、意味がわかりません。(笑声)最初は随契のことからあったから、私は、おっしゃった太田議員の立場と違って、市長の立場として、すべての随契ということもこれから考えていかなければならないですねと、私は、そのように言うたわけですね、これは。土木だけは随契があかん、よそがええ、そういうことは不公平だと。また、中には……(議場に声あり)

議長(北山和生)

 市長、市長、一応、先にそういうことについては申し訳なかったと言われたので、そのことじゃなくて、後の、その業者に回って…。

市長(吉野晴夫)

 業者に謝れと、私がどのように回って謝りに行くのですか、これはね。(「太田議員は謝れと言うていません。訂正せえと言うてます。」「そうや。」の声あり)

議長(北山和生)

 謝るのではなくて、その分を訂正しますというふうな話を、どこに連絡したらいいのかわからんけど……。(議場に声あり)

市長(吉野晴夫)

 しかし、はっきり言うて、これは大きな問題でございますから、(笑声)実際、議会での話でございますので、私もいろいろ考えながら、これは話はしていきたいと。だから、土木は駄目でほかの随契はいいというわけにはいきませんよと、私の立場といたしましては。それを御理解くださいよ。(議場に声あり)そういうことで、いろいろな経緯があるやつについては考えてもいきたいと、これは思っております。ただ、立場といたしまして何回も申しますように……(議場に声あり)

議長(北山和生)

 市長、最初にそういうような形でされたんやったら、それで、まずそこら辺で進めてもらわなければあきませんで。だから、今、太田議員が言われたようなことに関しては、それは市長の決断でされるのは……。

市長(吉野晴夫)

 決断ってね、業者に謝ってくれますかという言葉やから……(議場に声あり)なぜ私が謝らんなんのかと。(議場に声あり)

議長(北山和生)

謝れって言うているのと違いますよ。(議場に声あり)

議長(北山和生)

以上で、本日の日程は全部終了いたしました。

本日はこれをもって散会いたします。

12時28分散会

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更新日:2019年01月07日