平成19年第2回6月定例会会議録(第3号)

議事日程(第3号)

平成19年6月11日 午前10時開議

  • 第1 報第 4号 平成18年度五條市土地開発公社の決算及び事業の報告について
  • 第2 報第 5号 平成18年度財団法人大塔ふる里センターの決算及び事業の報告について
  • 第3 報第 6号 平成18年度五條市一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について
  • 第4 報第 7号 平成18年度五條市簡易水道特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について
  • 第5 報第 8号 平成18年度五條市下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について
  • 第6 報第 9号 平成18年度五條市介護保険特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について
  • 第7 報第10号 平成18年度五條市水道事業会計予算繰越計算書の報告について
  • 第8 報第11号 専決処分の報告、承認を求めることについて(五條市税条例の一部改正)
  • 第9 議第26号 職員の退職手当の特例に関する条例の制定について
  • 第10 議第27号 特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例等の一部改正について
  • 第11 議第28号 五條市乳幼児医療費助成条例の一部改正について
  • 第12 議第29号 五條市立大塔診療所条例の一部改正について
  • 第13 議第30号 五條市都市公園条例の一部改正について
  • 第14 議第31号 五條市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について
  • 第15 議第32号 平成19年度五條市一般会計補正予算(第1号)議定について

本日の会議に付した事件

議事日程のとおり

出席議員(21名)

  • 1番 西本 幸洋
  • 2番 太田 好紀
  • 3番 川村 家廣
  • 4番 藤冨 美恵子
  • 5番 池上 輝雄
  • 6番 益田 吉博
  • 7番 山田 由比己
  • 8番山田澄雄
  • 9番 峯林 宏政
  • 10番 西尾 彦和
  • 11番 北山 和生
  • 12番 山本 久和
  • 13番 花谷 昭典
  • 14番 佐久間 正己
  • 15番 寺本 保英
  • 16番 樫塚 凱一
  • 17番 黄木 英夫
  • 18番 土井 康嗣
  • 19番 榮林 末次
  • 20番 大谷 龍雄
  • 21番 田原 清孝

欠席議員

なし

説明のための出席者

  • 市長 吉野 晴夫
  • 教育長職務代行者 橋本 重夫
  • 市長公室長 岡本 和人
  • 総務部長 上山 保見
  • 都市整備部長 榮林 勝美
  • 生活産業部長 林 正信
  • 健康福祉部長 清水 勝
  • 西吉野支所長 森本 康元
  • 大塔支所長 竹本 重博
  • 会計管理者 堤 好文
  • 水道局長 阪ノ上 武則
  • 財政課長 堂阪 賢治
  • 秘書課長 田中 衛
  • 庶務課長 大垣 賢治
  • 企画調整課長 山下 正次

事務局職員出席者

  • 事務局長   長田 雅光
  • 事務局次長 乾 旬
  • 事務局主任 西峯 久美
  • 事務局主任   笹谷 豊
  • 速記者   柳ヶ瀬 五美

10時1分再開

議長(寺本保英)

ただいまから、8日の散会前に引き続き本会議を再開いたします。

ただいまの出席議員数は定足数に達しておりますので、会議が成立いたします。

議長(寺本保英)

本日の日程につきましては、お手元に配付済みのとおりであります。

配付漏れはございませんか。──。

これより日程に入ります。

日程第1

議長(寺本保英)

日程第1、報第4号を議題といたします。

事務局長に件名を朗読させます。

事務局長(長田雅光)

報第4号 平成18年度五條市土地開発公社の決算及び事業の報告について。

議長(寺本保英)

報告を求めます。堂阪土地開発公社事務局長。

〔土地開発公社事務局長 堂阪賢治登壇〕

土地開発公社事務局長(堂阪賢治)

おはようございます。

ただいま上程いただきました報第4号 平成18年度五條市土地開発公社の決算及び事業報告を、地方自治法第243条の3第2項の規定によりまして御報告を申し上げます。

別冊の土地開発公社決算書・事業報告書を御覧いただきたいと存じます。

それでは、1ページから要点のみ御説明を申し上げます。

1、収益的収入及び支出について。(1)収入の部、第1款土地開発事業収益につきましては、当初予算額7,572万1千円に5,109万2千円の増額補正を行いまして、合計額1億2,681万3千円となり、決算額が1億2,571万3,040円でございます。

内容といたしましては、第1項事業収益の決算額は、1億2,251万8,011円で、詳細につきましては、後ほど事業報告の中で御説明申し上げたいと思います。

次に、第2項事業外収益の決算額の319万5,029円は、預金利息と五條駅前及び大和二見駅北側臨時駐車場の使用料等でございます。

続きまして、(2)の支出の部につきまして、第1款土地開発事業費用は、当初予算額16億6,562万6千円に15億4,796万3千円の減額補正を行いまして、合計額1億1,766万3千円となり、決算額は1億1,524万9,735円でございます。

内容といたしましては、第1項事業費用1億1,454万819円でございまして、この内訳につきましては、事業収益に係ります事業用地売却原価1億1,423万6,166円と、一般管理費30万4,653円でございます。

第2項事業外費用70万8,916円は、五條駅前臨時駐車場の管理経費でございます。

第3項の特別損失の減額補正につきましては、当初予算で評価よりも現状が半分以下で、なおかつ、公共事業の見込みがなく、買戻しができない土地を計上しておりましたけれども、土地開発公社経営健全化計画に基づきまして、減額補正をいたしました。

第4項の予備費は、全額不用となっております。

次に、2ページの資本的収入及び支出についてでございますが、(1)収入の部、第1款資本的収入は全額借入金でございまして、決算額は609万円となっております。

借入金の内訳につきましては、恐れ入りますが、22ページを御覧いただきたいと思います。

長期借入金現債高明細書により説明させていただきます。

今井島台工業団地ほか18件を事業別に借入先、前年度末借入残高、当年度借入額、当年度償還額、当年度借入残高を記載いたしております。

平成18年度におきましても、五條市基金から10億円、五條市水道事業運営資金4億226万円を借入れまして、借入金利息の低減化を図っております。

借換え分を含む借入金合計額は11億3,138万円で、償還額は12億3,699万4,525円となり、平成18年度末借入残高は31億9,022万円となっております。

恐れ入ります、2ページに戻っていただきまして、(2)支出の部について御説明を申し上げます。

第1款資本的支出の予算額2億4,691万5千円に、5,718万3千円の増額補正を行いまして、合計額3億409万8千円で、決算額は1億8,411万262円でございます。

内容といたしましては、第1項用地取得造成事業費2,240万5,737円で、この内訳といたしまして、直接経費と支払利息でございます。

次に、第2項借入金償還金1億6,170万4,525円は、五條中央公園事業用地等の売却により償還したものでございます。

引き続きまして、3ページの損益計算書から7ページのキャッシュ・フロー計算書までの説明は、省略させていただきます。

次に、8ページの事業報告に移らせていただきます。

平成18年度五條市土地開発公社事業報告、1、総括事業でございます。

決算で御説明を申し上げましたとおり、土地開発公社は事業用地の売却、それから、五條駅前及び大和二見駅北側臨時駐車場の運営を行いました。

売却いたしました5件の事業用地2,674.83平米の合計金額1億2,251万8,011円でございまして、内訳につきましては、御清覧をお願いいたしまして、説明は省略させていただきます。

続きまして、9ページの2、五條駅前及び大和二見駅北側臨時駐車場の利用状況につきまして、月別の利用状況を記載しております。

3の経理の状況につきましては、読み上げて説明に代えさせていただきます。

  1. 収益的収支について、土地開発事業収益1億2,571万3,040円に対しまして、土地開発事業費用1億1,524万9,735円となり、当年度純利益は1,046万3,305円となりました。
  2. 資本的収支について、資本的収入609万円に対しまして、資本的支出1億8,411万262円となり、差引不足額1億7,802万262円は損益勘定留保資金で補てんいたしました。
  3. 未払金につきまして、道路改良事業用地(市道五條27号線)につきましては、所有権移転登記が19年度となるため、未払金処理といたしました。

次に、10ページの4につきましては、理事会の議決事項となっております。

続きまして、11ページの財産目録の資産の部でございますが、合計37億4,255万2,184円で、この内訳といたしまして、流動資産1,363万502円、事業資産37億2,881万1,682円及び固定資産11万円となっております。

続きまして、13ページの負債の部でございますが、合計35億9,281万25円で、この内訳といたしまして、固定負債31億9,022万円、流動負債4億259万25円でございます。

以上で報告とさせていただきます。よろしくお願いいたします。

議長(寺本保英)

報告が終わりました。

これより質疑に入ります。(「14番」の声あり)14番佐久間正己議員。

14番(佐久間正己)

今、堂阪土地開発公社事務局長の方から御説明をいただきました。

個々の部分は別として総論的なことをお聞きしたいのですけれども、1つは金融機関が金融破たんをされて、公的資金を導入されて、景気も良くなって、今、金融機関の財務が建て直しをしているということで、公的資金もほとんど返したという中で、夕張にしろ、地方財政が大変厳しいというふうに言われる中で、銀行の対応が、いわゆる金融機関の対応が、以前と今後においては変わってくるというふうなお話も伺っておるのですけれども、金融機関も地方自治体に対しては相当厳しい対応をしていくというふうな話も伺っておるわけでございますけれども、その点、今後において、土地開発公社がどのような対応をなされていくのか、ひとつそれをお聞かせ願いたいと思います。

議長(寺本保英)

堂阪土地開発公社事務局長。

土地開発公社事務局長(堂阪賢治)

14番佐久間議員さんの御質問に対しまして、自席から失礼でございますが御答弁させていただきます。

金融機関の破たん等、ありました。また、夕張等の財政破たんにおいて金融機関が厳しい対応をしている、その対応にどのように対応していくかということでございますけれども、3月の、この公社の借入れの問題にありまして、りそな銀行からもう引き続いて借入れはできないというふうなお話がございました。そのときに、ましてや貸しはがしなんですけれども。そして、それに続きまして、今、南都さんでもお借りしています。南都さんも厳しい対応のお話がございました。それで、臨時に私どもの公社の理事会を開きまして、その対応をどうしていったらいいかなということも協議いたしました。また、金融機関から、今まで土地開発公社の経営の健全化計画がなされていないではないか、だから、貸しはできないという申し出がございまして、臨時の理事会で土地開発公社の健全化計画というのをお諮り申し上げて、また、2月の臨時総務文教委員会でも、その土地開発公社の健全化計画を御報告申し上げて皆様の御理解を賜った次第でございまして、その健全化計画に基づきまして、それを提出することによりまして、銀行がちょっと柔軟な対応もしまして、りそな銀行は元金だけは何とかお貸ししましょう、しかし、今まで元金と金利が上乗せされて借入れをしておったのですけれども、その金利はだめですよ。元金は貸しましょうという、そういう対応になってきました。

以上、そういうことで、今後も3パーセントというふうな高金利になってきまして、それではとても公社はやっていけないということですから、健全化計画を立てまして、約1年に3億ずつの10年、30億をお返しして金利の増幅を防ごうと、そういうふうな対応で今やっております。

以上でございます。(「14番」の声あり)

議長(寺本保英)

14番佐久間正己議員。

14番(佐久間正己)

今、局長の方から経営健全化計画ということでお聞きいたしました。

吉野市長にお聞きしたいのですけれども、今後、この土地開発公社が先行取得で土地を買ったわけでございます。当然、10年、20年、30年前の長期の五條市のあるべき姿のもとで先行的に取得をされたということでございますけれども、塩漬けになっているということでございますけれども、今後、市長としては、強いリーダーシップのもとにこれをどういうふうにもっていくのか、打開策をもっていくのか、市長がどのように考えておられるのかをお願いしたいと思いますので、よろしくお願いします。

議長(寺本保英)

吉野市長。

市長(吉野晴夫)

佐久間議員の質問の答えでございます。

基本的には今年の2月に議会にも報告しましたが、それから私、4月からこの席におりますので、私は私なりの考えも取り入れながら、また、議員各位とも良き意見をお互いに出し合ってやっていきたい。灰色の時代から、若干企業といたしましても良くなってきたかなというような雰囲気も現在ございます。そういうこともいち早くとらえながら、また、我がまちだけじゃなくて、生駒にいたしましても、奈良市にいたしましても、苦慮しておる問題でございますので、そういう方がどのようにするかという勉強もしながら、一生懸命これからもやっていきたい。しかしながら、金利もかさんでまいりますし、景気がいいといっても逆に金利も高くなってくるということも現状でございます。

しかし、私の申しておりますこの遺産をできるだけ子や孫に残さないように、この痛みを我々が受けて一生懸命やっていきたいと思っておりますので、いろんな御意見も、また、赤裸々に言っていただけましたら検討していきたい、そのように思っております。

  以上。(「14番」の声あり)

議長(寺本保英)

14番佐久間正己議員。

14番(佐久間正己)

市長の答弁は結構でございますので、私の方から要望等を言わせていただいて終わりにしますけれども、市長におかれましては、民間の経営をなされてきたというふうな、民間のノウハウをお持ちになっていると思いますので、今までの旧態依然の中での事務局の対応じゃなくして民間で学んでいただいたノウハウを是非とも生かしていただいて、この土地開発公社が抱えておる借金を、市長は4年の中で1つの道筋をつけるというようなお話も、直接は伺っておりませんけれども、間接的に伺わせていただいておりますので、この与えられた4年の中で、きちっと民間のノウハウを生かしていただきたいということを強く要望いたしまして終わります。

以上でございます。(「20番」の声あり)

議長(寺本保英)

20番大谷龍雄議員。

20番(大谷龍雄)

3月議会におきまして、土地開発公社の健全化計画を聞かせていただいたわけですけれども、いろいろありましたけれども、1つには、今、土地開発公社が抱えておる土地で利用見通しのない土地を、できるだけ民間、公共、まあ、相手はどなたでもいいわけですけれども、販売していくという計画が1つあったと思いますけれども、この1年間で行った努力と、売却できた土地があるのかどうか聞かせていただきたいのと、それともう1つは、必要のない土地を先行的に取得しないということが、入口の段階できっちりと押さえなければならないことですけれども、この1年間で、新たに土地開発公社として購入した土地があればそれを明らかにしていただきたいと思います。

それと、JRの関係ですけれども、新町にあります五新鉄道の橋脚の取り壊しの費用として数億入っていると思いますし、それ以外でもJRから以前かなりのお金が入りましたけれども、そのお金の金額と、それを開発公社の中でどのように持っておるのか、明らかにしていただけますか。

議長(寺本保英)

堂阪土地開発公社事務局長。

土地開発公社事務局長(堂阪賢治)

20番大谷議員の御質問に、自席から失礼してお答え申し上げます。

まず、1番の利用目的のない土地を販売、どのように努力したか。また、この1年間でどんなものが販売できたかという御質問でございました。その分につきましては、決算書の8ページを御覧いただきたいと思います。 その8ページの中に載せてございます、1番二見公共用地、2番として紀の川改修事業、3番今井島台工業団地、それから4番として五條中央公園事業用地、5番火葬場整備事業用地、これがこの18年度の決算、18年度中に売却した土地の明細でございます。単価もこちらに載せてございます。この分でございます。

1年間で新たに購入した部分という御質問でございましたけれども、この18年度中は先行取得はございません。

3番につきましては、部長の方から答弁させていただきます。

議長(寺本保英)

上山総務部長。

総務部長(上山保見)

20番大谷議員さんの質問の3番目の野原新町公共用地、清算事業団から譲渡を受けました土地についての概要説明をします。

これにつきましては、前受金として4億円ということが、ここの資料の中にも計上されておりますが、いわゆる清算事業団用地を購入する際に、できるだけ無償、安く買うために事業用資産、野原の今のかなりの部分からずっと、霊安寺のところからずっとありますけれども、それから、川を渡って新町のこの土地について交渉した際に、値打ちとして約四億があったわけですが、すべてを取り壊しする費用に四億をみていただいて、基本的にゼロで譲渡を受けたということです。会計処理としては、そういうふうな処理をしております。ですから、実際に前受金となっていますけれども、お金をもらったものではありません。だから、その代わり、用地費は払っていません。この土地について、一切、今、銀行の借入れはありませんので。

以上で説明とさせていただきます。(「18番」の声あり)

議長(寺本保英)

18番土井康嗣議員。

18番(土井康嗣)

確認だけさせていただきたいんですけれども、今年、18年度の1月に消防署予定地を市の方でしていたところ、開発公社から購入したというような話を聞いてましたんやけどね、話を聞いとっただけですが、実際に売却というところで出入りがないように思うので、ちょっと説明いただけますか。

議長(寺本保英)

堂阪土地開発公社事務局長。

土地開発公社事務局長(堂阪賢治)

18番土井議員の御質問にお答え申し上げます。

18年度の1月ということで、消防署の事業用地が売却されたがこの中に動きがないんじゃないかという御質問でございましたけれども、これは17年度に消防署に買戻ししていただいていますので、この18年度の決算には挙がってきてございません。

議長(寺本保英)

質疑を終わります。

以上で報第4号の報告を終わります。

日程第2

議長(寺本保英)

次に日程第2、報第5号を議題といたします。

事務局長に件名を朗読させます。

事務局長(長田雅光)

報第5号 平成18年度財団法人大塔ふる里センターの決算及び事業の報告について。

議長(寺本保英)

報告を求めます。竹本財団法人大塔ふる里センター常務理事。

〔財団法人大塔ふる里センター常務理事 竹本重博登壇〕

財団法人大塔ふる里センター常務理事(竹本重博)

おはようございます。

ただいま上程されました報第5号 平成18年度財団法人大塔ふる里センターの決算及び事業の報告を、地方自治法第243条の3第2項の規定によりまして御報告申し上げます。

別冊の財団法人大塔ふる里センター決算書・事業報告書を御覧いただきたいと存じます。

それでは、18年度の決算の御説明をさせていただきます。

2ページをお開きください。

財団法人大塔ふる里センターの事業全体の収支計算でございます。当期収入合計2億895万101円に対し、3ページの当期支出合計2億1,166万4,877円となり、収支はマイナス271万4,776円となりましたが、これは金利負担を抑えるために短期借入収入を600万円と短期借入返済支出1千万円が表示されているためで、借入金を除く18年度の実質的な収支は、128万5,224円の黒字となりました。

しかし、数字上は黒字決算とすることができましたが、委託金3,800万円を計上させていただいて、収支のバランスを保てているので、今後は委託料を少なくできるように営業努力をし、売上げを増やしていきたいと考えております。

それでは、個別の収支状況を御説明させていただきます。

それでは、4ページをお開きください。

ふれあい交流館につきましては、当期収入合計5,720万6,443円に対して、当期支出合計6,716万2,997円で、995万6,554円のマイナスとなっております。

次に、6ページをお開きください。

赤谷オート・キャンプ場につきましては、当期収入合計1,102万4,830円に対し、当期支出合計1,105万4,209円で、2万9,379円のマイナスとなっております。

次に、7ページをお開きください。

ロッジ星のくににつきましては、当期収入合計4,393万4,538円に対し、当期支出合計3,564万2,771円で、829万1,767円の黒字となっております。

次に、9ページをお開きください。

道の駅につきましては、当期収入合計5,318万4,046円に対し、当期支出合計5,089万5,693円で、228万8,353円の黒字となっております。

次に、10ページをお開きください。

大塔郷土館につきましては、当期収入合計1,806万9,889円に対し、当期支出合計1,820万35円で、13万146円のマイナスとなっております。

次に、11ページをお開きください。

大塔水車施設につきましては、当期収入合計18万円に対し、当期支出合計18万円で、収支はゼロ円となっております。

次に、12ページをお開きください。

一般管理費につきましては、当期収入合計2,029万6,933円に対し、当期支出合計2,354万2,418円で、324万5,485円のマイナスとなっております。

次に、13ページをお開きください。

図書室管理費につきましては、当期収入合計500万2,047円に対し、当期支出合計493万5,914円で、6万6,133円の残となりました。

次に、14ページをお開きください。

自主事業につきましては、当期収入合計5万1,375円に対し、当期支出合計5万840円で、535円の黒字となりました。

次に、事業報告に移らせていただきます。

18年度は、五條・吉野魅惑体験フェスティバル等に参加させていただき、集客を見込んで取り組んでまいりましたが、168号の観光客減少が続き、厳しい状況の中でPRはもとより人件費、固定経費の削減をし、収益事業を行ってまいりました。

内容につきましては、18ページから平成18年度の事業報告を掲げておりますので御清覧をお願いいたします。

また、平成20年4月に168号の開通に併せてのイベント、また、地域活性化特別委員会の御助言をいただきながら取り組んでいきたいと思っております。

以上で、平成18年度財団法人ふる里センターの決算・事業報告につきましての御説明を終わらせていただきます。

議長(寺本保英)

報告が終わりました。

これより質疑に入ります。──。

質疑を終わります。

以上で報第5号の報告を終わります。

日程第3

議長(寺本保英)

次に日程第3、報第6号を議題といたします。

事務局長に件名を朗読させます。

事務局長(長田雅光)

報第6号 平成18年度五條市一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について。

議長(寺本保英)

報告を求めます。上山総務部長。

〔総務部長 上山保見登壇〕

総務部長(上山保見)

ただいま上程いただきました報第6号 平成18年度五條市一般会計繰越明許費繰越計算書の報告につきまして、提案理由の説明を申し上げます。

議案書の3ページを御覧いただきたいと存じます。

本件につきましては、本年3月に平成19年度に繰り越すべき限度額を御議決いただきましたが、今回はこの限度額に対する繰越確定額の報告でございます。

それでは、議案書の4ページをお開き願います。主なものについて説明いたしますので、御了承願います。

3款民生費、複合施設建設事業の繰越確定額は2億6,857万4千円で、しゅん工は本年11月末の予定でございます。

5款農林業費、林道開設事業につきましては、大塔地区の高野辻阪本線及び西吉野地区の川岸鹿場線でございまして、繰越確定額は5,390万3千円で、しゅん工予定日は本年6月末日でございます。

7款土木費、道路新設改良事業は、市道旧岡中線ほか13路線の事業でございまして、繰越確定額は1億5,964万円で、しゅん工予定日は本年9月末日でございます。

都市計画図作成業務につきましては、繰越確定額は4,300万円で、平成20年3月のしゅん工予定でございます。

5ページを御覧願います。

(仮称)五万人の森公園整備事業については、センターコアゾーンの工事請負費を繰り越しており、繰越確定額は4,988万2千円で、しゅん工予定日は本年9月末日でございます。上之島住宅建設事業の繰越確定額は1億764万円でございまして、本年5月にしゅん工いたしております。

8款消防費、消防庁舎建設事業につきましては、工事請負費等全額を繰り越すもので、確定額は2億8,698万円でございます。

9款教育費、教育ネットワークシステム構築業務につきましては、国の合併補助金を充当するもので、繰越確定額は1億8,500万円でございます。平成20年3月末のしゅん工を予定しております。

以上で説明を終わらせていただきます。よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。

議長(寺本保英)

報告が終わりました。

これより質疑に入ります。(「20番」の声あり)

議長(寺本保英)

20番大谷龍雄議員。

20番(大谷龍雄)

この繰越事業の中で合併特例債を活用しているのがあれば、教えてくれますか。

議長(寺本保英)

上山総務部長。

総務部長(上山保見)

ただいま大谷議員さんの質問の中で、合併関連についての事業について、説明をいたしたいと思います。

まず1つは、消防署建設事業が合併特例債事業でございます。

それから、補助事業として、先ほど説明申しました教育ネットワークシステム構築事業、それともう1点、都市計画図の作成業務、以上3件でございます。

以上でございます。

議長(寺本保英)

質疑を終わります。

以上で報第6号の報告を終わります。

日程第4

議長(寺本保英)

次に日程第4、報第7号を議題といたします。

事務局長に件名を朗読させます。

事務局長(長田雅光)

報第7号 平成18年度五條市簡易水道特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について。

議長(寺本保英)

報告を求めます。阪ノ上水道局長。

〔水道局長 阪ノ上武則登壇〕

水道局長(阪ノ上武則)

ただいま上程いただきました報第7号 平成18年度五條市簡易水道特別会計繰越明許費繰越計算書の報告につきまして、御説明を申し上げます。

議案書の6ページ及び7ページを御覧いただきたいと存じます。

本案につきましては、去る3月議会で平成19年度へ繰り越すべき限度額を御議決いただきました白銀北地区統合簡易水道整備事業について、今回は繰越確定額の報告でございます。

第1款総務費、第1項総務管理費、事業名は簡易水道施設整備事業でございます。

内訳は、区域内の配水管布設等の工事請負費、事務費等の繰越しで、繰越確定額は4,037万円でございます。

その財源内訳といたしましては、未収入特定財源のうち国庫支出金1,532万4千円、市債2,290万円、一般財源206万円をもちまして充当繰り越したものであります。

なお、工事のしゅん工予定は、平成19年7月末日であります。

以上で説明を終わらせていただきます。よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。

議長(寺本保英)

報告が終わりました。

これより質疑に入ります。──。

質疑を終わります。

以上で報第7号の報告を終わります。

日程第5

議長(寺本保英)

次に日程第5、報第8号を議題といたします。

事務局長に件名を朗読させます。

事務局長(長田雅光)

報第8号 平成18年度五條市下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について。

議長(寺本保英)

報告を求めます。榮林都市整備部長。

〔都市整備部長 榮林勝美登壇〕

都市整備部長(榮林勝美)

ただいま上程いただきました報第8号 平成18年度五條市下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告につきまして、御説明申し上げます。

議案書の8ページ及び9ページを御覧いただきたいと思います。

本案につきましては、去る3月議会で19年度に繰り越すべき限度額を御議決いただきました水質改善下水道事業について、今回は繰越確定額の報告でございます。

1款下水道費、1項下水道費、事業名は、水質改善下水道事業でございます。

内訳は、工事費といたしまして北山町みどり園付近ほか6件、業務委託費といたしまして今井一丁目五神沼付近ほか3件、水道・ガス等の移設補償費といたしまして今井四丁目ジュンテンドー南側ほか5件の繰越しで、繰越確定額は1億1,536万3,225円でございます。

財源内訳といたしましては、既収入特定財源が12万5千円、未収入特定財源のうち国庫支出金4,555万円、市債6,360万円、一般財源608万8,225円をもちまして充当繰り越したものでございます。

なお、工事のしゅん工予定は、平成19年7月末日であります。

以上で説明を終わらせていただきます。よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。

議長(寺本保英)

報告が終わりました。

これより質疑に入ります。──。

質疑を終わります。

以上で報第8号の報告を終わります。

日程第6

議長(寺本保英)

次に日程第6、報第9号を議題といたします。

事務局長に件名を朗読させます。

事務局長(長田雅光)

報第9号 平成18年度五條市介護保険特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について。

議長(寺本保英)

報告を求めます。清水健康福祉部長。

〔健康福祉部長 清水 勝登壇〕

健康福祉部長(清水 勝)

おはようございます。

ただいま上程されました報第9号 平成18年度五條市介護保険特別会計繰越明許費につきまして、御報告を申し上げます。

10ページをお願いいたします。

今回、繰越しをいたしました事業は、平成20年度より開始されます75歳以上の高齢者を対象としました後期高齢者医療制度に伴う介護保険のシステム改修事業であります。

介護保険制度と後期高齢者医療制度は、共に高齢者を対象としておりまして、密接な関連がございます。

具体的には、後期高齢者医療保険料も介護保険料と同じく年金より天引きいたします特別徴収となること、また、高額介護と高額医療が合算されること等であります。

双方の連絡調整を密にしてシステム改修をスムーズに進めるために、平成19年度において策定いたします後期高齢者医療制度の新システム開発に合わせ、介護保険システム改修事業を平成19年度に繰越しいたしました。

以上で平成18年度五條市介護保険特別会計繰越明許費につきましての御報告を終わらせていただきます。よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。

議長(寺本保英)

報告が終わりました。

これより質疑に入ります。──。

質疑を終わります。

以上で報第9号の報告を終わります。

日程第7

議長(寺本保英)

次に日程第7、報第10号を議題といたします。

事務局長に件名を朗読させます。

事務局長(長田雅光)

報第10号 平成18年度五條市水道事業会計予算繰越計算書の報告について。

議長(寺本保英)

報告を求めます。阪ノ上水道局長。

〔水道局長 阪ノ上武則登壇〕

水道局長(阪ノ上武則)

ただいま上程いただきました報第10号 平成18年度五條市水道事業会計予算繰越計算書の報告につきまして、御説明を申し上げます。

議案書の12ページ及び13ページを御覧いただきたいと存じます。

当繰越計算書は、第1款資本的支出、第1項建設改良費の一部を翌年度に繰り越したものであります。

送配水及び給水設備5,995万円のうち、2,668万5,750円を執行いたしまして、残事業のうち、今井四丁目ジュンテンドー南側を始めとする下水道設備関連事業の水道管移設工事3件分で344万9,250円を翌年度に繰り越したものであります。

繰越しの理由といたしましては、下水整備事業関連工事の遅延に伴い上水道管移設工事の工期延長によるものでございます。

財源内訳につきましては、負担金として下水道事業から301万1,025円の補償費と、損益勘定留保資金43万8,225円となっております。

なお、繰越しいたしました工事3件につきましては、去る5月28日までにすべて完成しております。

不用額2,981万5千円につきましては、主に下水道整備事業を始め官公庁関係の移設工事の業務量の減少に伴い不用となったものであります。

以上で報告を終わらせていただきます。よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。

議長(寺本保英)

報告が終わりました。

これより質疑に入ります。──。

質疑を終わります。

以上で報第10号の報告を終わります。

日程第8

議長(寺本保英)

次に日程第8、報第11号を議題といたします。

事務局長に件名を朗読させます。

事務局長(長田雅光)

報第11号 専決処分の報告、承認を求めることについて。

議長(寺本保英)

提案理由の説明を求めます。上山総務部長。

〔総務部長 上山保見登壇〕

総務部長(上山保見)

ただいま上程いただきました報第11号 五條市税条例の一部を改正する条例の専決処分の報告、承認を求めることにつきまして、提案理由の説明を申し上げます。

今回の条例改正は、地方税法等の一部が改正され、平成19年3月31日公布、同年4月1日施行に伴うものでございます。

それでは、改正の主な内容について説明させていただきます。

議案書の16ページを御覧いただきたいと存じます。

初めに、第1条五條市税条例の一部を改正する条例について説明申し上げます。

条例23条第1項及び同条第2項の改正は、信託法の制定に伴う新たな類型の信託等に対応するため、「法人課税信託の引き受けを行うことにより、法人税を課される個人で、市内に事務所又は事業所を有する者」を納税義務者とするものでございます。

次に、中ほどの条例第95条の改正は、「たばこ税」に関し、条例附則に規定され、昨年度から施行されている特例税率1,000本につき3,298円を本則税率とするものであります。

なお、この改正による増収額は生じません。

次に、議案書の16ページの下7行目から17ページの中ほどを御覧いただきたいと存じます。

条例附則第10条の2第7項を加えることにつきましては、住宅のバリアフリー改修に係る固定資産税の特例措置の創設に伴い、その適用を受けるための手続き等を定めたものでございます。

この制度は、高齢者、障害者等が居住する既存住宅について自己負担が30万円以上のバリアフリー改修工事を行った場合、翌年度の固定資産税を100平米に限り3分の1減額するものでございます。

次に、議案書の17ページの中ほどから18ページを御覧いただきたいと存じます。

条例第11条の3の改正は、固定資産税における鉄軌道用地の評価方法の変更でございます。

これは、JR等の鉄道事業の用に供する建物と、そのほか店舗等と併用する建物用地の評価方法を改めるものです。

なお、現在五條市におきましては、要件に該当する対象となるものはございません。

次に、附則第19条の3の改正は、上場株式等の譲渡益に対する株式等譲渡所得割に係る軽減税率の適用期限を1年間延長し、平成21年までとするものでございます。

次に、附則第19条の11第1項及び同条第2項を加えることにつきましては、日仏租税条約の規定に基づき、居住者が条約相手国の社会保障制度に保険料を支払った場合、その一定金額を限度として、その年の総所得金額等から控除することを規定するものでございます。

その他の条文につきましては、項ずれの修正等でございますので、説明は省略させていただきます。

以上で提案理由の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議の上、御承認賜りますよう願い申し上げます。

議長(寺本保英)

提案理由の説明が終わりました。

これより質疑に入ります。──。

質疑を終わります。

お諮りいたします。本案につきましては討論並びに委員会付託を省略いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。

〔「異議なし」の声あり〕

議長(寺本保英)

御異議なしと認めます。よって本案は、討論並びに委員会付託を省略することに決しました。

これより本案を採決いたします。

お諮りいたします。本案は、原案のとおり承認することに御異議ございませんか。

〔「異議なし」の声あり〕

議長(寺本保英)

御異議なしと認めます。よって本案は、原案のとおり承認されました。

日程第9

議長(寺本保英)

次に日程第9、議第26号を議題といたします。

事務局長に件名を朗読させます。

事務局長(長田雅光)

議第26号 職員の退職手当の特例に関する条例の制定について。

議長(寺本保英)

提案理由の説明を求めます。岡本市長公室長。

〔市長公室長 岡本和人登壇〕

市長公室長(岡本和人)

ただいま上程いただきました議第26号 職員の退職手当の特例に関する条例の制定についての提案理由の御説明を申し上げます。

御承知のとおり、平成17年9月25日の1市2村の合併に伴い新五條市の職員数は、460名から605名となり、145名の増加となりました。

合併後の職員の数は、人件費の増加に伴い財政を圧迫させ、合併した多くの地方公共団体の避けられない大きな課題となっております。

そのため、平成19年度から集中改革プランを策定し、職員数については5年で65名の削減を目標としております。

この目標を1年でも早く実現できるよう、今回、退職手当の特例を定めることにより、より多くの勧奨退職を勧めようとするものであります。

議案書の22ページを御覧ください。

第1条は、制定する条例の趣旨を、早期退職の勧奨を行うことにより、人事の刷新、行財政の合理化することを規定しております。

第2条は、適用する職員を、定年が60歳の一般職の職員と定め、適用する年齢を定年退職の1年から2年前の59歳及び58歳の職員とすること。

第3条は、特例の適用する期間を平成19年度から平成23年度末までの5年間とし、退職手当については退職手当条例第5条の規定を適用すること。

第2項は、退職手当の加算割合を定年退職1年前の59歳は給料月額に100分の15、定年退職2年前の58歳は100分の30を加算すること。

第3項は、通常の勧奨退職の規定であります退職条例第5条の3を適用しないこととしております。

第4条は、この条例の委任を定め、平成19年度末の退職から適用しようとするものであります。

よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願いいたします。

議長(寺本保英)

提案理由の説明が終わりました。

これより質疑に入ります。(「20番」の声あり)

議長(寺本保英)

20番大谷龍雄議員。

20番(大谷龍雄)

この適用職員の皆さん方がこの勧奨をされた場合、それは、退職するかしないかは本人に選べる自由がなくなるのかどうか。その辺、結論的なことを聞かせてくれますか。

議長(寺本保英)

岡本市長公室長。

市長公室長(岡本和人)

大谷議員の御質問にお答えさせていただきます。

退職する自由はあるのかどうかという御質問だったと思うのですけれども、一応、通常、今までは6月末までに勧奨を募っておりました。今回、この条例が通りましたら、時期を延ばして9月末という形で勧奨していきたいなと思っております。

それは、あくまでも本人の自由でございます。

以上でございます。(「18番」の声あり)

議長(寺本保英)

18番土井康嗣議員。

18番(土井康嗣)

職員の給料を減らして財政の安定というふうな考え方でやっていっとんやと思いますけれどもね、職員の中にはパート職員やら臨時職員もおられますやろ。職員を減らして経常経費の支出を少なくしたらいいということだけではなしに、市役所の職員ということになってきたら、一概には言えないと思いますけれども、正職員と臨時やパートの職員との意識が全然違うと思います。20何年か議員をさせてもらって、じかに出会わせてもらって何してますんやけどね、福祉の弱者救済の担当課だけではなしに、やっぱり市民の秘密を守りながらとか、また、将来の展望という観点から真剣に正職員は考えておると思いますけれども、パートや臨時の職員の中でもそういうふうな意識を持って真剣にやっておられる方もおられますけれども、今までの経験、体験の中からみますと、正職員の方とは全然意気込みが違うのではなかろうかなというふうな感じがします。

そやから、こういう勧奨の制度を引いてしたら、私からしたら、もう2、3の者から相談を受けております。そやけれども、やっぱり辞めていかなしゃないような形になってきたなということで、真剣に考えている人は、今は聞かせてもらっておるのは五條市の将来を考えて仕事に取り組んでおるというふうな方ばっかりですね。そういう人がだんだん減ってしまって、臨時やパートの人の比率がだんだん大きくなっていったら、市役所の中がめちゃくちゃになってしまうのではないかなと、真剣に前向きに考えない人がどっさり増えて、そして、正職員で指導していかなければならない立場にある人の言うこともだんだん聞いてもらえなくなってくると、いろんなことがあるので、こういうふうな制度を考えたときに、正職員やら臨時・パートの職員の意識調査というのをやって進めてきたのかなと、疑問に残ります。そこちょっと、そういう調査をやって進めてきたのか聞かせてもらえますか。

議長(寺本保英)

岡本市長公室長。

市長公室長(岡本和人)

土井議員の御質問にお答えさせていただきます。

御指摘の意識調査については、実施はしておりません。

以上です。(「18番」の声あり)

議長(寺本保英)

18番土井康嗣議員。

18番(土井康嗣)

そういうことで進めて来たんやからね、とことんまで反対する気はありませんけれども、余りにも勧奨、勧奨言うてね、勧めるんやったら、わしはむしろ、臨時やパートの人をできるだけ6箇月に一遍の契約で省けるものは省いていって、そして、スリムにして正職員だけでやっていけるのか、まだ正職員でも余っていくなと、削減してもいいなというふうな感じになっていって初めて正職員のことを考えるのが順番と違うのかなと思ってますんやけど、意見だけ申し上げておきます。

議長(寺本保英)

答えはよろしいか。基本的な考え方……。(「していただけるなら」の声あり)吉野市長。

市長(吉野晴夫)

土井議員の質問に答えさせていただきます。

精神といたしましては、そのとおりだと思っております。

しかし、私の申しております五條の財政を考えてみますとですね、約3万7千の人口で約600人近いという職員、決して少ない数ではない。夕張を見ますれば、思い切ったことをしなければならない。しかし、私といたしましては、できるだけ民主的な形の中で御本人の了解できるような形をやっていきたいと、そのように思っておるわけでございます。

よその都市は別といたしまして、我がまちは山村が多い。そういう方にもやはり満足のいく行政といいますと、都会の状況と同じとは言いませんが、やはり職員の数についても経済的な形から一生懸命やっていかなければならないし、また立派な職員でございます。よそのまちよりも少なくなっても十分能力は発揮いたしまして、市民サービスは怠りなくやっていけるように、行政も職員もこれから議員ともどもいろいろと頑張っていきたいなと、そのように思っております。

以上。(「18番」の声あり)

議長(寺本保英)

18番土井康嗣議員。

18番(土井康嗣)

まあ、前市長はまちづくりという名前が嫌いで、育てというふうに言ってましたけれども、私はまちづくりというのは、ずっと生涯付いて回ってくることと思いますけれども、吉野市長の場合は2年前の考え方が即御破算になるということになるけれども、私は、やっぱり将来、30年、50年先を見詰めたまちづくりをしていくのが大事ではなかろうかなと思っております。そういうふうな考え方からしますと、正職員、6箇月で契約を替えていかなければならないような職員を中心に考えるよりか、やっぱり正職員を中心に考えて、パート・臨時職員という人らはできるだけ再雇用を避けてやっていけんもんかというふうな姿勢で進めていっていただきたいなと、改めて意見を申し上げておきます。

議長(寺本保英)

質疑を終わります。

本案は、総務文教常任委員会に付託いたします。

日程第10

議長(寺本保英)

次に日程第10、議第27号を議題といたします。

事務局長に件名を朗読させます。

事務局長(長田雅光)

議第27号 特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例等の一部改正について。

議長(寺本保英)

提案理由の説明を求めます。岡本市長公室長。

〔市長公室長 岡本和人登壇〕

市長公室長(岡本和人)

ただいま上程いただきました議第27号 特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例等の一部改正についての提案理由の御説明を申し上げます。

五條市の財政状況は大変厳しい状況にあるのは、御承知のとおりでございます。

そのため、平成18年4月から議員各位の報酬並びに特別職及び教育長の給料をそれぞれ約5.1パーセントの削減をしていただいたところでありますが、現在に至っても財政状況は厳しいため、平成19年度においても特別職並びに教育長の給料をそれぞれ約5パーセントの減額改定をしようとするものであります。

議案書の25ページを御覧いただきたいと思います。

今回の給料の改定は、財政状況が健全に運営できるまでの当分の間において減額を行おうとするため、本則を改正せず、附則にて規定しようとするものであります。

第1条は、ただいま申し上げましたように、期間を当分の間とし、市長の給料を「90万2千円」から「85万円」に、副市長の給料を「76万円」から「72万円」とするものであります。

第2条は、第1条と同様に教育長の給料を当分の間「67万4千円」を「64万円」とするものであります。

施行につきましては、公布の日から施行しようとするものであり、7月分から適用となります。

よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。

議長(寺本保英)

提案理由の説明が終わりました。

これより質疑に入ります。(「16番」の声あり)

議長(寺本保英)

16番樫塚凱一議員。

16番(樫塚凱一)

少し時間をもらいますけれども、吉野市長におかれましては、2年前に田園で「私は給料要りません。市長になったら、ごみ袋ただにします」と、街頭演説やられていたのを僕も聞きました。今年の4月には「夕張みたいになるのではなかろうか、五條市は財政難だ。私を市長にさせてもらえたら、5割ないし3割下げる」という話は、市民の皆さんも聞いておると思います。

私は、この引下げに対しては賛成なんですけれども、わずか5パーセント、4万8千円の値下げ。市長自ら半額にするとか、先ほど言いました早期退職を狙って、そこまで財政、夕張の話もちょっと出ましたね。だから、市長自ら全然要らないと言うなり、いろいろ部課長の何が合わんというようになれば、市長自ら、私は3割から、今、直ちに5割は給料引下げにしてほしいと思います。

この提案改正に対しては、反対します。

議長(寺本保英)

質疑を終わります。

お諮りいたします。本案につきましては討論並びに委員会付託を省略したいと思いますが、御異議ございませんか。

〔「異議なし」の声あり〕

議長(寺本保英)

御異議なしと認めます。よって本案は、討論並びに委員会付託を省略することに決しました。

これより本案を起立により採決いたします。

お諮りいたします。本案は原案のとおり可決すべきものとすることに、賛成の方の起立を求めます。

〔起立少数〕

議長(寺本保英)

起立少数であります。

よって本案は否決されました。

日程第11

議長(寺本保英)

次に日程第11、議第28号を議題といたします。

事務局長に件名を朗読させます。

事務局長(長田雅光)

議第28号 五條市乳幼児医療費助成条例の一部改正について。

議長(寺本保英)

提案理由の説明を求めます。清水健康福祉部長。

〔健康福祉部長 清水 勝登壇〕

健康福祉部長(清水 勝)

ただいま上程いただきました議第28号 五條市乳幼児医療費助成条例の一部改正につきまして、提案理由の説明を申し上げます。

奈良県の乳幼児医療制度の見直しにより奈良県乳幼児医療費補助金交付要綱の一部が改正され、今年8月1日から施行されます。これを受けまして、五條市乳幼児医療費助成条例の一部を県の準則に基づきまして改正しようとするものであります。

議案書の26ページを御覧いただきたいと存じます。

改正内容の御説明を申し上げます。

現在の五條市乳幼児医療費助成事業の対象者は、入院につきましては、零歳から義務教育就学前まで、通院につきましては、零歳から3歳未満までとなっております。今般、奈良県乳幼児医療費補助金交付要綱の一部改正が行われ、助成対象が通院の場合も3歳未満を義務教育就学前までに拡大されましたので、県の準則に基づきまして五條市乳幼児医療費助成条例の一部を改正し、本年8月1日から施行するものでございます。

以上で提案理由の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。

議長(寺本保英)

提案理由の説明が終わりました。

これより質疑に入ります。──。

質疑を終わります。

お諮りいたします。本案につきましては討論並びに委員会付託を省略いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。

〔「異議なし」の声あり〕

議長(寺本保英)

御異議なしと認めます。よって本案は、討論並びに委員会付託を省略することに決しました。

これより本案を採決いたします。

お諮りいたします。本案は、原案のとおり決することに御異議ございませんか。

〔「異議なし」の声あり〕

議長(寺本保英)

御異議なしと認めます。よって本案は、原案のとおり可決されました。

日程第12

議長(寺本保英)

次に日程第12、議第29号を議題といたします。

事務局長に件名を朗読させます。

事務局長(長田雅光)

議第29号 五條市立大塔診療所条例の一部改正について。

議長(寺本保英)

提案理由の説明を求めます。清水健康福祉部長。

〔健康福祉部長 清水 勝登壇〕

健康福祉部長(清水 勝)

ただいま上程いただきました議第29号 五條市立大塔診療所条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。

今回の改正につきましては、奈良県派遺医師の異動に伴いまして診療日を変更するため、本条の一部を改正しようとするものであります。

議案書の29ページを御覧ください。

改正内容につきましては、五條市立大塔診療所条例(平成17年6月五條市条例第61号)第4条第1項中、診療施設の診療日を木曜日から火曜日に変更し、木曜日を休診日にするものであります。

施行につきましては、公布の日から施行し、平成19年6月1日から適用いたします。

以上で説明を終わらせていただきます。よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。

議長(寺本保英)

提案理由の説明が終わりました。

これより質疑に入ります。──。

質疑を終わります。

お諮りいたします。本案につきましては討論並びに委員会付託を省略いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。

〔「異議なし」の声あり〕

議長(寺本保英)

御異議なしと認めます。よって本案は、討論並びに委員会付託を省略することに決しました。

これより本案を採決いたします。

お諮りいたします。本案は、原案のとおり決することに御異議ございませんか。

〔「異議なし」の声あり〕

議長(寺本保英)

御異議なしと認めます。よって本案は、原案のとおり可決されました。

日程第13

議長(寺本保英)

次に日程第13、議第30号を議題といたします。

事務局長に件名を朗読させます。

事務局長(長田雅光)

議第30号 五條市都市公園条例の一部改正について。

議長(寺本保英)

提案理由の説明を求めます。榮林都市整備部長。

〔都市整備部長 栄林勝美登壇〕

都市整備部長(栄林勝美)

ただいま上程いただきました議第30号 五條市都市公園条例の一部改正につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。

五條市五條四丁目において建設中であります五條中央公園の一部が完成し、管理運営するものであります。

議案書の31ページを御覧いただきたいと存じます。

別表第2条第4項に第3号を加えるものでございます。

以上で提案理由の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議の上、御議決いただきますようお願い申し上げます。

議長(寺本保英)

提案理由の説明が終わりました。

これより質疑に入ります。──。

質疑を終わります。

お諮りいたします。本案につきましては討論並びに委員会付託を省略いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。

〔「異議なし」の声あり〕

議長(寺本保英)

御異議なしと認めます。よって本案は、討論並びに委員会付託を省略することに決しました。

これより本案を採決いたします。

お諮りいたします。本案は、原案のとおり決することに御異議ございませんか。

〔「異議なし」の声あり〕

議長(寺本保英)

御異議なしと認めます。よって本案は、原案のとおり可決されました。

日程第14

議長(寺本保英)

次に日程第14、議第31号を議題といたします。

事務局長に件名を朗読させます。

事務局長(長田雅光)

議第31号 五條市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について。

議長(寺本保英)

提案理由の説明を求めます。岡本市長公室長。

〔市長公室長 岡本和人登壇〕

市長公室長(岡本和人)

ただいま上程いただきました議第31号 五條市消防団員等公務災害補償条例の一部改正についての提案理由の御説明を申し上げます。

非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の一部が改正され、非常勤消防団員に対する損害補償に係る補償基礎額の加算について、配偶者以外の3人目以降の扶養親族に係る加算額を2人目までの扶養親族に係る加算額と同額に引き上げる政令が施行されたため、本条例の一部を改正しようとするものでございます。

議案書の32ページを御覧願います。

配偶者以外の扶養親族についての補償基礎額の加算額を、従来は「167円」であったものを「200円」とするため、当該条例第5条第3項の一部を改正するものであります。

よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。

議長(寺本保英)

提案理由の説明が終わりました。

これより質疑に入ります。──。

質疑を終わります。

お諮りいたします。本案につきましては討論並びに委員会付託を省略いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。

〔「異議なし」の声あり〕

議長(寺本保英)

御異議なしと認めます。よって本案は、討論並びに委員会付託を省略することに決しました。

これより本案を採決いたします。

お諮りいたします。本案は、原案のとおり決することに御異議ございませんか。

〔「異議なし」の声あり〕

議長(寺本保英)

御異議なしと認めます。よって本案は、原案のとおり可決されました。

日程第15

議長(寺本保英)

次に日程第15、議第32号を議題といたします。

事務局長に件名を朗読させます。

事務局長(長田雅光)

議第32号 平成19年度五條市一般会計補正予算(第1号)議定について。

〔「18番」の声あり)

議長(寺本保英)

18番議会運営委員長。

議会運営委員長(土井康嗣)

ただいま上程になりました議第32号につきましては、去る4日の開会日において市長から提出議案の概要説明を受けておりますので、提案理由の説明は結構かと思いますが、本議案は、新規事業や政策的な経費を抑えた、いわゆる骨格予算で編成されていた当初予算に対する肉付けの予算案でありますので、慎重審査を期するため、この際、予算審査特別委員会を設置していただきたいと思います。

なお、委員の数は8人とし、委員の選任につきましては議長に一任いたしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

議長(寺本保英)

お諮りいたします。

ただいま議会運営委員会委員長から御提案がありましたように、本案は慎重審査を期するため予算審査特別委員会を設置してこれに付託いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。

〔「異議なし」の声あり〕

議長(寺本保英)

御異議なしと認めます。

よって本案は予算審査特別委員会を設置して、これに付託することに決しました。

議長(寺本保英)

お諮りいたします。

予算審査特別委員会の委員の定数は8人とし、委員の選任につきましてはあらかじめ御協議をいただいておりますので議長から指名いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。

〔「異議なし」の声あり〕

議長(寺本保英)

御異議なしと認めます。

よって、委員の定数は8人とし、委員は議長から指名いたします。

4番藤冨美恵子議員、6番益田吉博議員、7番山田由比己議員、9番峯林宏政議員、14番佐久間正己議員、17番黄木英夫議員、18番土井康嗣議員、21番田原清孝議員。

以上、8人の方にお願いいたします。

なお、正副委員長の選出並びに審査の日程等について御協議願いたいと思いますので、各位には、本日散会後、直ちに議長室に御参集願います。

議長(寺本保英)

以上で、本日の日程は全部終了いたしました。

明日12日から14日まで休会とし、次回15日、10時に再開して議案審議を行います。

本日は、これをもって散会いたします。

11時22分散会

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更新日:2019年01月07日