市議会の役割

地方自治は、「地域の住民がその地域の行政を自分たちで考え、自分たちの手で処理していく」ことです。しかし、住民全体が集まって行うことは困難ですので、選挙をして皆さんの代表を選びます。選ばれた代表が、市議会議員と市長です。

 市議会議員は、市民の願いを市政に反映させるため、市議会を構成して市民生活のさまざまな課題について審議し、どう処理すべきかを決めていきます。このため、市議会は議決機関と呼ばれています。

 一方、市長は、市政を運営するために必要な予算や条例などを市議会に提案し、その議決を受けて、市政を進めていきます。このため、市長は執行機関と呼ばれています。

 市議会と市長はお互いに独立した立場から協力し合って、市民生活の向上のために活動しています。

 地方自治法第91条では、人口規模により議員の上限定数が定められ、その範囲内において条例で定めることとなっています。五條市では、「五條市議会議員の定数を定める条例」において、12人となっております。

 任期は4年で、現議員の任期は令和3年12月1日から令和7年11月30日までとなっています。

 議長・副議長は、議員の中から互選されます。

 議長は議会の代表者として会議を円滑に進めるとともに、議会の事務について指示を行います。また、市議会を代表していろいろな会議に出席します。副議長は、議長を助け、議長が欠けたとき、病気や出張などで不在のとき議長の代理を務めます。

 会派は、市政についての考え方や意見が同じ議員が集まって作る集団で、これを中心に活動しています。

 市議会の仕事を円滑に進めるため、市議会に事務局を置いています。

 現在4人の職員で、本会議や委員会の事務や会議録の作成など、議会のいろいろな事務にあたっています。

 市議会のことについてお問い合わせ等がありましたら、議会事務局まで御連絡ください。