虐待かもと思ったら「189番」(いちはやく)へ

児童相談所虐待対応ダイヤル「189番」について

児童相談所虐待対応ダイヤル「189番」とは

虐待かもと思った時などに、すぐに児童相談所に通告・相談ができる全国共通の電話番号です。

「児童相談所虐待対応ダイヤル「189」」にかけるとお近くの児童相談所につながります。

通告・相談は、匿名で行うこともでき、通告・相談をした人、その内容に関する秘密は守られます。

令和元年12月3日(火曜日)より児童相談所虐待対応ダイヤル「189」の通話料が無料化

子どもたちや保護者のSOSの声をいちはやくキャッチするため、令和元年12月3日(火曜日)午前8時30分より、通話料を無料化しております。

注意:一部のIP電話はつながりません。

通告に迷ったら

「虐待かどうかわからない」というケースも少なくありません。

 

ただし、迷うということは、「虐待かもしれない」、「とても子育てに苦労しているようだ」など、何かしらその家庭に対して心配を感じたということだと思います。

 

通告によって、児童相談所などが家庭の状況を確認しますが、虐待でなければ、それでいいのです。

しかし、何かしら「子育てが大変」という想いを抱えていることも多いため、状況によっては子育てサービスの情報提供を行ったり、利用を促すこともあります。

 

虐待を受けている子どもや養育者は、「助けて欲しい」と思っていても、

子どもは、「自分が悪いからだ」と自分を責めていたり、

養育者は、虐待をしてはいけないと思っているけれど、その行為を止められなくなってしまい、「助けて欲しい」、「誰かに止めて欲しい」と思っていることも少なくありません。

 

あなたの1本のお電話で子どもやその家庭を救うことができます。

通告・相談は匿名で行うこともでき、通告・相談した人、その内容に関する秘密は守られます。

気になる子どもはいませんか。

  • いつも子どもの泣き叫ぶ声や養育者の怒鳴り声がする
  • 不自然な傷や打撲のあとがある
  • 衣服やからだがいつも汚れている
  • 落ち着きがなく乱暴である
  • 表情が乏しい、活気がない
  • 夜遅くまで一人で家の外にいる など

気になる養育者はいませんか。

  • 地域などと交流が少なく孤立している
  • 小さいこどもを家においたまま外出している
  • 子どもの養育に関して拒否的、無関心である
  • 子どものけがについて不自然な説明をする など

児童虐待とは

虐待の種類
身体的虐待 殴る、蹴る、叩く、投げ落とす、激しく揺さぶる、やけどを負わせる、溺れさせる など
性的虐待 子どもへの性的行為、性的行為を見せる、ポルノグラフィの被写体にする など
ネグレクト(育児放棄) 家に閉じ込める、食事を与えない、ひどく不潔にする、自動車の中に放置する、重い病気になっても病院へ連れて行かない など
心理的虐待 言葉による脅し、無視、きょうだい間での差別的扱い、子どもの目の前で家族に対して暴力をふるう(DV)  など

上記の四種類の子どもへの虐待は、それぞれ単独で発生することもありますが、事例によっては、暴力と暴言や脅し、性的暴力と暴力や脅し、などが複雑に絡まり合って起こっている場合もあります。

子ども虐待防止オレンジリボンキャンペーン

オレンジリボンには、「児童虐待防止」というメッセージが込められています。

一人でも多くの方に「児童虐待防止」に関心を持ってもらい、子どもたちの笑顔を守るため一人ひとりに何が出来るのかを呼びかけていく活動が「オレンジリボンキャンペーン」です。

11月の「児童虐待防止月間」を中心に国や地方公共団体などの関係機関が児童虐待防止普及啓発のための様々なキャンペーンイベントを実施しています。

オレンジリボン

子育てに関する悩みや不安、「育児がつらい」と思ったときは

相談先

(1)五條市役所 あんしん福祉部 児童福祉課 児童福祉係

電話0747-22-4001内線366

平日8時30分から17時15分

(2)奈良県高田こども家庭相談センター

電話0745-22-6079

平日8時30分から17時15分

注意:面談は要予約

更新日:2022年04月18日