県域水道一体化

県内の水道事業等の一体化に向けた協議・検討を進めています

県内の水道事業者が抱える課題を、各々が単独で対応していくには限界があります。

とりわけ、人口減少に伴う給水収益の先細りにより適切な更新事業費の確保が困難になることや、水道事業の維持に対して十分な技術力・人員の確保が困難になっていくことは明らかです。

今後も安全・安心な水道水を将来に渡って持続的に供給するうえで、水道の理想像である「持続」、「強靱」、「安全」の確保、水道サービスの向上及び平準化並びに水道料金の上昇抑制を図ることが必要となります。

そのためには水道の広域化が有効な手段であることから、「県域水道一体化」について、協議・検討をすすめているところです。

 

 

(令和5年2月1日)水道事業等の統合に関する基本協定の締結

令和5年2⽉1⽇に、県、関係26市町村及び奈良広域⽔質検査センター組合の⻑により、

「水道事業等の統合に関する基本協定書(PDFファイル:55.6KB)」を締結しました。

また、⼀体化後の運営⽅針である「 奈良県広域水道企業団基本計画(PDFファイル:876.4KB)」を策定しました。付属の説明資料(PDFファイル:2.3MB)も示されています。

令和5年3月には整備事業等について他団体と広域協議(法定協議会化) することを議案提出します。


詳細につきましては、上記リンク(下線部分)をクリックしPDFファイルを開いて、ご覧下さい。


 

基本協定の締結式(五條市長は最前列右2)

令和5年2月1日奈良市内、基本協定締結式にて。太田好紀五條市長は最前列向かって右から2番目)


 

 

(令和4年11月29日)水道事業等の統合に関する基本協定書案・基本計画案

県域水道一体化で、

「水道事業等の統合に関する基本協定書(案)(PDFファイル:159.8KB)」が示されました。

また、協定で基本的に合意すべき内容である

「奈良県広域水道企業団基本計画(案)(PDFファイル:942.5KB)」も同時に示されました。

各団体で検討のうえ、早ければ令和5年2月に団体間で基本協定を締結することになっています。

 


両案につきましては、上記のリンク(下線部分)をクリックしPDFファイルを開いて、ご覧ください。

 

 

 

(令和3年1月25日)水道事業等の統合に関する覚書の締結

奈良県、奈良市、大和高田市、天理市、橿原市、桜井市、五條市、御所市、生駒市、香芝市、葛城市、宇陀市、平群町、三郷町、斑鳩町、安堵町、川西町、三宅町、田原本町、高取町、明日香村、上牧町、王寺町、広陵町、河合町、吉野町、大淀町、下市町及び奈良広域水質検査センター組合は、水道事業が抱える諸問題に対処し、安定した水道事業経営を持続するため、県域水道一体化に向けた協議・検討を進めてきました。

このたび、県域水道一体化の更なる推進のため、現時点で合意する基本的事項を取りまとめ、関係団体において、令和3年1月25日に覚書を締結しました。

(令和3年1月25日)水道事業等の統合に関する基本方針の策定

「水道事業等の統合に関する基本方針」は、現時点での県域水道一体化の絵姿と今後の進め方をとりまとめたものです。

本方針は、今後の統合に向けて協議検討を進めていくためのベースとなるものですが、この内容でそのまま一体化成立となるとは限りません。関係団体間でまとまって、令和7年度から新体制でスタートできることを目指しています。