ヤングケアラーを知っていますか?
ヤングケアラーとは
ヤングケアラーとは「家族の介護その他日常生活上の世話を過度に行っていると認められる子ども・若者」と令和6年6月に「子ども・若者育成支援推進法」で定義されました。
※「過度に」とは…子どもとしての健やかな成長・発達に必要な時間(遊び・勉強等)や自立に向けた移行期として必要な時間(勉強・就職準備等)を奪われたり、ケアに伴う身体的・精神的負荷がかかったりすることで、負担が重い状態になっている場合を指します。
子どもが家事や家族の世話をすることは「お手伝い」の一環であればごく普通のことだと思われるかもしれません。決して家族の世話をすることは悪いことではありません。
でも、ヤングケアラーは、年齢等に見合わない重い責任や負担を負うことで、本当なら享受できたはずの、勉強にはげむ時間、部活に打ち込む時間、将来に思いを巡らせる時間、友人との他愛ない時間、これらの「子どもとしての時間」と引き換えに、家事や家族の世話をしていることがあります。中には、自分がヤングケアラーであることに気づいていなかったり、「家族のことは家族でなんとかしなければ」と頑張るあまり、一人で悩みを抱えてしまったりする人がいます。
まわりの人が気付き、声をかけ、手を差し伸べることで、ヤングケアラーが「自分は一人じゃない」「誰かに頼ってもいいんだ」と思える、「子どもが子どもでいられる街」を、みんなでつくっていきませんか。
それはきっと、すべての人が幸せに暮らせる社会をつくる一歩になるはずです。
こども家庭庁・政府広報オンラインホームページより抜粋
ヤングケアラーに関わる相談先
児童相談所相談専用ダイヤル |
0120-189-783 (通話料無料) |
24時間受付 (年中無休) |
24時間子どもSOSダイヤル |
0120-0-78310 (通話料無料) |
24時間受付 (年中無休) |
子どもの人権110番 |
0120-007-110 (通話料無料) |
平日8時30分から17時15分 土・日・祝日・年末年始は休み |
五條市役所 児童福祉課 こども家庭センター |
0747-22-4001内線366・336・359 |
平日8時30分から17時15分 土・日・祝日・年末年始は休み |
厚生労働省特設ホームページリンク「子どもが子どもでいられる街に。~みんなでヤングケアラーを支える社会を目指して~」
この記事に関するお問い合わせ先
あんしん福祉部 児童福祉課
電話:0747-22-4001
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更新日:2024年08月29日