タバコが身体におよぼす影響

平成30年7月「健康増進法の一部を改正する法律」の公布伴い、望まない受動喫煙の防止を図るための対策が強化されることになりました。

受動喫煙を防止するためには、妊婦、未成年、患者等に十分配慮しながら、決められた場所で喫煙し「吸わない人にたばこの煙を吸わせない」、吸わない人は「たばこの煙を避ける」ことが非常に重要になります。

たばこを吸う人も、吸わない人も受動喫煙がない社会の実現にむけて共に考えていきましょう。

 

タバコが体におよぼす害  たばこは身体に悪いと言われているけど何が悪いのかな。 たばこの害では、ニコチンやタール、一酸化炭素などが有名ですが、それ以外にも200以上の有害物質や60以上の発癌物質が含まれています。

タバコに含まれる主な化学物質

たばこの害で一酸化炭素やニコチン・タールなどは有名ですが、それ以外にも200以上の有害物質と60以上の発癌物質が含まれています。 そんなに体に悪いならすぐ止めればいいと思うけどなぁ

タバコがなかなかやめられない訳

ニコチンは強い依存性があり禁断症状(イライラ、頭痛、集中出来ないなど)も出現するため、「やめたい」と思ってもなかなか自分の意思で止められない人が多いです。その為、禁煙外来などの医療機関を利用し、自分にあった禁煙方法を選んでトライしてみましょう。  でも、タバコの害って肺だけなんでしょう?

タバコの全身への影響について

タバコでがんになることはよく知られていますが、心筋梗塞や脳卒中、高血圧や動脈硬化などの循環器系から糖尿病、骨粗鬆症、歯周病など全身の病気のリスクを高めることが分かっています。また妊娠出産にも悪影響を与えます。
COPD(慢性閉塞性肺疾患)・骨粗鬆症もタバコが原因の1つです。こんなに全身に影響があるんやなぁ~。タバコは、本人だけてなく有害物質がタバコの煙に多く含まれるため、周りの人にも影響が出てきます。

受動喫煙について

ニコチン 血圧をあげたり、心拍数を増やして心臓に負担をかけます。 タール 発がんの危険性を高め、進行を進めます。 一酸化炭素 血液中の酸素の運搬を妨害し、心臓や脳の動きに負担をかけます。

タバコの煙にはタバコを吸う人が吸い込む主流煙とタバコの火が付いた先から直接出る副流煙の2種類があります。この副流煙には、主流煙に比べてニコチンが2.8倍、タールが3.4倍、一酸化炭素が4.7倍になります。

自分の意思とは関係なく副流煙を吸い込むことを「受動喫煙」といい、妊婦や、乳幼児に悪影響を及ぼします。

今は、昔と違ってタバコを吸う事は、とても格好悪いことです。興味半分でタバコを吸い始めると自分自身にも、周囲の方にもタバコの影響があることを覚えていてください..

 

 

 

 

 

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更新日:2020年04月01日