干し柿の白い粉は何?

 渋柿の皮をむいて日に干したものが「干し柿」です。
 縄や糸につるして干したものを「つるし柿」、竹や木の串にさして干したものを「串柿」と呼び分けることもあります。

 干し柿の表面を白い粉が覆うのは、乾燥させたことによって糖分がしみ出たからです。
 粉が多いほど、糖度が高いということになります。干すことでタンニン細胞が変化し渋味が押さえられ、糖分濃度が増すので、古くから甘味食品として重宝されたようです。
 独特の甘味は、そのまま食べても、料理の隠し味としても価値がありますね。

吊るし柿風景の写真

手間と時間がかかる「つるし柿」作り

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更新日:2019年01月07日