No.135 産地情報(冬季の柿生産者活動紹介)
冬季の柿生産者の活動紹介
今年、五條市の柿をご賞味いただけましたか?
富有柿の出荷終了と共に今年度の柿生産が終了した日本一の柿のまち奈良県五條市では、早くも次の実りの秋に向け、美味しい柿を全国へ出荷すべく、柿の生産作業が行われています。
今回の柿だよりでは、あまり知られていない柿生産者の冬季の活動を紹介します。
ハウス柿
ハウス柿は通常よりも約2ヶ月早く出荷するため、剪定(せんてい)作業や古くなったビニールハウスの張替作業が行われています。また、ビニールハウスの最低気温を一定に保つための加温作業も12月24日頃から始まっています。 剪定作業とは不要な枝を落とし、柿の芽数を減らす作業のことで、熟練の技術を要すため定期的に奈良県果樹・薬草研究センターの技術者やベテラン柿生産者が講師となり、剪定講習会が行われ、技術向上が図られています。また、危険を伴う高所作業であるビニールハウス張替作業は生産者が力を合わせて共同で行っています。
露地柿
ハウス柿同様、剪定作業を中心に行っており、柿生産者団体単位で講習会を開き、技術向上の取り組みが行われ、美味しい柿を全国の皆様にお届けする努力を惜しまず行っています‼
剪定講習会の様子
(JAならけん五條柿部会 平成28年12月11日開催)
(JAならけんハウス柿部会 平成28年12月15日開催)
ビニールハウス張替作業の様子
(平成28年12月20日~21日撮影)
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更新日:2019年01月07日