No.121 梅の出荷が始まりました。

日本一の柿のまち 奈良県五條市からお届けする 五條の柿だより カッキ―のイラスト

梅の出荷が始まりました

平成28年5月27日、五條市の梅の出荷が始まりました。

今年は春先の天候が良く、5月には適度に雨も降るなど、天候に恵まれ梅の出来栄えは上々です。この地域では鶯宿(おうしゅく)、白加賀(しらかが)、南高(なんこう)、林州(りんしゅう)などの品種が栽培されており、6月下旬まで京浜地域や地元県内市場へ出荷されたり、加工業者により梅酒や梅干しに加工されます。

五條市の梅は南北朝時代より約700年の歴史があり、近年ではピロリ菌の運動能力を抑制する効果がある物質が含まれ、また、血糖値上昇を効果的に阻害する成分が含まれるなどの健康機能性が科学的に裏付けられ(和歌山県みなべ町HP参照 )、“健康食品”として注目される、非常に優秀な果実です。

そして6月末、梅の出荷終了を迎えると、ハウス柿にバトンタッチされ、今年の柿シーズンがスタートします!

梅選果風景

JAならけん西吉野梅選果場(電話:0747-34-0550)

沢山の青い梅の選果をしている作業員達の写真
梅が機械のベルト上を転がる様子の写真
箱詰めされた梅の写真

こんな話、ご存じですか?

 今年は12年に1度の《申年の梅》 

平安時代、村上天皇が疫病に苦しむ人々を梅を使って救い、自分も病で倒れた時、梅によって病を克服したと言われています。それが《申年》だったことから、申年に漬けた梅が縁起物として重宝されるようになったと言われています。

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更新日:2019年01月07日