令和4年3月 施政方針

施政方針と議案説明

(施政方針)

  令和4年五條市議会第1回3月定例会の開会にあたり、令和4年度の市政運営の基本方針と主な施策をお示しし、議員及び市民の皆様のご理解とご協力を賜りたいと存じます。

  はじめに、今年に入り新型コロナウイルス感染症は、オミクロン株といわれる非常に伝播性の高い変異株により感染が急速に拡大しました。

  本市におきましても、今年1月の1か月あたりの感染者数が、昨年1年間の感染者数を上回り、保育所、小学校で臨時休所や臨時休業の措置を講ずる事態となりました。

  本市では、感染防止対策として新型コロナウイルスワクチンの3回目の接種について、1月5日から順次受付を開始し、1月22日からは接種を始めており、2月17日時点で3,881人の方の接種を終えております。

  また、接種を希望する5歳から11歳の児童についても、3月5日から南奈良総合医療センターにおいて接種を実施してまいります。

  さらに、株式会社木下グループと連携し、2月19日から当面の間、上野公園内シダーアリーナ横にある防災力強化棟2階多目的ホールにPCR検査センターを開設し、五條市民だけでなく県南部地域のワクチン検査パッケージ制度等の対象者に無料で検査を受けていただいております。

  また、新年度には市立図書館に電子図書を整備するほか、市税等のセルフ納付機の導入や地番図等の電子化など接触機会を減らす取組を進め、感染防止対策を進めてまいります。

  このほか、コミュニティバスの無償化や高齢者等の買物弱者に対するタクシー利用料金等の助成を今年度も引き続き実施するなど、関係機関と連携し、市民の安心・安全のため新型コロナウイルス感染症の感染防止対策に努めてまいりますので、市民の皆様にもマスクの着用、手指消毒の励行、三密を避ける行動などご協力を賜りたいと存じます。

  さて、令和4年度一般会計当初予算額は、新庁舎建設事業や認定こども園整備事業など大規模事業の完了に伴い、前年度に比べ41億4千万円少ない181億7千万円となっております。

  奈良県から財政重症警報が発令されるなど大変厳しい財政状況にある中、極力新たな投資的事業は抑制し、限られた財源で本市の最上位計画「五條市ビジョン」に定める目指すべき将来像を実現するため、創意工夫を凝らしたものとしております。

  それでは、令和4年度の主な施策につきまして、五條市ビジョンに沿ってご説明申し上げます。

(以降省略。続きは、以下のPDFファイルをご覧ください)

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更新日:2022年03月01日