令和2年9月 市政の報告
市政の報告と議案説明
(市政の報告)
本年6月から今日までの市政の概要について御報告申し上げ、議会をはじめ、市民各位の御理解と御協力を賜りたいと存じます。
なお、御案内のとおり、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から本年度は、予定していた多くの事業について、延期若しくは中止といたしておりますので、簡略な御報告とさせていただく旨、御理解を賜りたいと存じます。
はじめに、平成23年9月に発生した紀伊半島大水害から9年が経過しようとしておりますが、一瞬にして尊い命や幸せな家庭生活を奪い去った災害の記憶は、先人から受け継いだ多くの教訓とともに決して忘れてはならないものであります。
一方、令和2年7月豪雨では、堤防の決壊による河川の氾濫や土砂災害、低地への浸水など、全国各地に甚大な被害が発生したところであり、線状降水帯がもたらす記録的な豪雨の恐ろしさを実感いたしました。
こうしたことから、今後は台風の発生時だけではなく、いつ何時においても、我々が持つこれまでの経験や想定をはるかに超えた規模の災害が起こり得ることを念頭に万全の備えを行うとともに、国や県と連携を強化しながら、引き続き、災害に強いまちづくりを推進してまいりたいと考えております。
続きまして、新型コロナウイルス感染症に係る対応についてであります。
御存じのとおり、去る5月25日に全ての都道府県で緊急事態宣言が解除となり、外出の自粛をはじめ、県をまたぐ移動やイベント開催等の制限が段階的に緩和され、社会経済活動のレベルが引き上げられてきたところであります。
こうした中、本市では、三密の回避やソーシャルディスタンス確保の徹底など、防災行政無線などを通じて、市民の皆様へ新しい生活様式としての感染予防啓発に努めてまいりました。
しかしながら、一旦は減少した感染者数も大都市圏を中心に再び拡大に転じ、連日全国各地で多くの感染者が確認されるなど、本市におきましても決して予断を許さない状況にあると考えております。
本年度は、感染拡大防止を図る観点から、吉野川祭りなど各種のイベントの中止を余儀なくされており、観光業にとどまらず、地域経済全体に与える影響が大変危惧されるところでありますが、今後とも、市民の皆様の健康、さらには、生活の安全を確保することを最優先としつつ、関係機関との連携を図りながら、社会経済活動と感染拡大防止の両立を図るための取組を進めてまいりたいと考えております。
(以降省略。続きは、以下のPDFファイルをご覧ください)
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更新日:2020年09月01日