平成30年9月 市政の報告

平成30年9月 市政の報告の写真1
平成30年9月 市政の報告の写真2

市政の報告と議案説明

 (市政の報告)

 本年6月から今日までの市政の概要について御報告申し上げ、議会をはじめ市民の皆さまの御理解と御協力を賜りたいと存じます。

 はじめに、去る6月18日に発生した大阪府北部地震並びに平成30年7月豪雨により被災された皆さまに衷心よりお見舞い申し上げるとともに、早期の復旧・復興を願うものであります。
 早いもので、紀伊半島大水害による被災から7年が経過しようとしておりますが、一瞬にして尊い命や幸せな家庭生活を奪い去った災害の記憶は決して忘れてはならないものであります。
 過去の災害を教訓とし、今般の地震等による被災地の皆さまとも思いを共有しながら、より一層、災害に強いまちづくりを進めていく所存であります。
一方、今夏は、異常な高温が続いておりますが、本市では、7月24日から10月末日までを「高温警戒体制強化期間」とし、全庁的に熱中症の予防に取り組んでいるところであります。
 具体的には、市の主催事業について、実施の時間帯や事業内容などの検証を行うとともに、防災行政無線をはじめ、各公共施設やコミュニティバス、さらに市ホームページなどにおいて、熱中症予防のための啓発活動を展開いたしております。
 今しばらく、厳しい残暑が続きますが、市民の皆さまには、適度な睡眠や水分の補給など、引き続き、熱中症対策について、万全の備えをお願いするものであります。

 それでは、各部の所管事業を御報告申し上げます。
 はじめに、市長公室について申し上げます。
 まず、五條市元気なまちづくり交付金事業及び五條市花のまちづくり事業についてであります。
 今年度の五條市元気なまちづくり交付金事業は、学生版を含め20団体から申請があり、各団体が趣向をこらし、小さな子どもからお年寄りまで集い楽しめる事業を立案し、取り組んでいただいております。
 また、五條市花のまちづくり事業につきましては、6団体から申請があり、市内各所で美しい景観と、市民の癒しの場づくりに寄与していただいております。
なお、これらの取組内容については、広報紙に掲載するなど、多くの皆さまに楽しんでいただけるよう活動内容の紹介に努めてまいります。
 次に、不当要求行為等への対応についてであります。
 今般、五條市不当要求行為等防止条例が制定されたことに伴い、当該制度についての理解を深めるため、全職員を対象とした研修会を実施いたしました。
 今後とも、不当要求行為等に対しては、条例に基づく的確な対応を行うとともに、公務の円滑で適切な遂行を図るため、更なる研鑽に努めてまいります。

 続きまして、危機統括室について申し上げます。
 はじめに、平成30年7月豪雨における災害支援についてであります。
 冒頭にも申し上げたとおり、6月28日から7月8日にかけて発生した平成30年7月豪雨は、西日本を中心として、全国的に大きな被害をもたらしたところであります。
 本市では、関西広域連合の総合調整による奈良県からの応援要請に基づき、7月20日から26日にかけて、愛媛県宇和島市に職員1名を派遣し、避難所の土砂撤去や配給物資の整理等の支援業務に従事いたしました。
 今後も、関係機関からの要請などに応じ、積極的に被災地に必要な支援を継続してまいりたいと考えております。
 次に、陸上自衛隊駐屯地誘致事業についてであります。
県広域防災拠点及び県消防学校の候補地であるプレディアゴルフ地区の地籍調査を進めており、現在、これに伴う測量業務などを実施しております。また、7月17日には、奈良県知事と共に防衛省を訪問し、防衛事務次官並びに陸上幕僚長に対し、本市への駐屯地誘致に繋がる新年度予算の確保などを要望いたしました。
 次に、消防・防災対策についてであります。
 去る8月17日、ドローン災害救援ブルーウィンドと五條市、十津川村、野迫川村、五條警察署の5者により災害時応援協定を締結いたしました。
 ドローン災害救援ブルーウィンドは、災害発生時、協定団体の要請に応じ、無人航空機ドローンを使用して、危険箇所の点検や被害情報の収集を行う任意団体であり、当該協定の締結によって、本市においても、迅速で安全な被害状況の把握に大きな力を発揮することが期待されるところであります。

(以降省略。続きは、以下のPDFファイルをご覧ください)

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更新日:2019年01月07日