平成30年3月 施政方針

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施政方針と議案説明

施政方針

 本日ここに、新年度予算案をはじめ多数の重要案件を提案し、御審議をいただくに当たり、平成30年度の市政運営に臨む所信を申し述べ、議会をはじめ市民の皆様の御理解と御賛同、御協力をお願い申し上げる次第であります。
 五條市の行財政を取り巻く環境は近年、少子高齢・人口減少時代にあって、地方交付税の減少等により、一段と厳しさが増しています。私たちは、限られた財源の中で少子高齢化対策、雇用促進、産業・観光振興などの取組を推進していくとともに、新年度は今後の五條市を見据えるうえで大変重要な一年になると考えております。
 そのような中で私は、本年を「継(けい)」の年と決めました。「継続」や「継ぐ」などの「継(けい)」です。これは、今日の五條市があるのは先人たちのご尽力によるものであり、そのことに感謝するとともに、受け継いだバトンを次の世代にバトンタッチする、継承していかなければなりません。新年度は新庁舎建設、学校適正化、自衛隊誘致など市民生活に大きく影響する重要な事業が本格化していきます。
 「誠実」に、50年先を見据えた五條市発展のため、全霊を傾け「住んで良かった元気な五條市」の実現に一歩ずつ、そして全力で取り組んでまいります。
 今後とも、皆様のなお一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。
 以上、市政運営に当たっての、私の基本的な考え方を申し述べました。
 それでは、私が考える「住んで良かった元気な五條市」を実現させるための施策について御説明申し上げます。

 はじめに、市長公室の事業についてであります。
 まち・ひと・しごと創生については、平成28年度から進めてきました「地域資源を活かした産業とブランド創造事業」において、産・官・学・民の連携により五條市の様々な地域資源を元に新しい形の「産業連携組織」の設立を行い、五條市産品のブランド化とともに「稼げる地域」を目指した取組を進めてまいります。
 次に、地域公共交通の取組については、市民から多く要望いただいておりますコミュニティバス南奈良総合医療センター通院ラインについては、病院の利用実態をはじめとする市民の移動ニーズを踏まえ、新年度中に実証運行を行い、その利用実績を確認しながら運行の継続等について検討してまいります。

 続きまして、危機統括室の事業について申し上げます。
 はじめに、本市の防災・減災への取組についてであります。
 本市の地域防災計画につきましては、土砂災害防止法や水防法等が大きく改正されたことにより、国におきましては、平成29年度に「防災基本計画」を改訂し、奈良県におきましては、平成30年度に「地域防災計画」を改訂する予定であることから、法令並びに国・県の計画との整合性を図り、災害時に有用かつ実効性のある計画に改訂してまいります。
 また、防災行政無線につきましては、未整備であった五條・西吉野地区において、昨年5月からデジタル方式による運用を開始し、市内全域に防災行政無線を整備しましたが、従前からアナログ方式で運用されていた大塔地区につきましては、今後デジタル化を行ってまいります。

(以降省略。続きは、以下のPDFファイルをご覧ください)

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更新日:2018年12月28日