平成28年6月 市政の報告

平成28年6月 市政の報告の写真1
平成28年6月 市政の報告の写真2

市政の報告と議案説明

 平成28年度当初から今日までの市政の概要について御報告申し上げ、議会をはじめ市民の皆様の御理解と御協力を賜りたいと存じます。

 それでは、各部の所管事業を御報告申し上げます。
 はじめに、市長公室の事業について申し上げます。
 まち・ひと・しごと創生についての取組であります。
 昨年度に策定しました「五條市まち・ひと・しごと創生総合戦略」においては、第一の重点施策として「子どもを育てたいまちをつくる」こととしておりますことから、国の地方創生人材派遣制度により、本年4月から奈良教育大学の研究者を派遣いただき、本市の特別顧問として、子育て関連各種事業に関するアドバイスなどの御協力を得ながら進めているところでございます。
 また、地方創生への取組事業として昨年度から進めております、五條市UIJターン住宅取得補助金及び五條市新婚世帯住宅取得補助金につきましては、昨年度39件の実績があり、一定の移住定住促進効果が確認できましたことから、本年度におきましても更なる促進を目指すべく継続して進めてまいります。なお、これらの補助金を受けられ定住されました皆様には別途アンケート調査に御協力いただき、移住定住に関する率直な意見を今後の事業改善に反映してまいりたいと考えております。
 その他、地方創生の各種重点施策を効果的に進めるに当たっては、地方創生加速化推進事業交付金を活用し「五條市地域資源を活かした産業とブランド創造事業」を展開してまいります。
 次に、五條市元気なまちづくり交付金についての取組であります。
 五條市元気なまちづくり交付金につきましては、制度創設以来多くの市民の皆様に御活用いただき、様々な特色ある取組により五條市の元気なまちづくりに寄与していただいておりますが、本年度はこれに加え、五條市の次世代を担う学生等の若者を対象とした、五條市「学生版」元気なまちづくり交付金を創設いたしました。
 このように若者が参画できる機会をつくることは、まちづくりへの新たな視点と斬新なアイデアを発掘するとともに、若者が自主的・主体的に企画・運営などを経験し、今後様々な社会参加への契機になるものと考えております。
 次に、ふるさと納税の取組についてであります。
 ふるさと納税につきましては、昨年7月からインターネットを媒体とした寄附の推進を図ったところ大変好評で、本年3月末現在2,842件、金額にして3,056万7千円の御寄附をいただいております。近年はスマートフォンの普及など、インターネット利用者はますます増加していることから、本年度は、全国約9,700万人以上のインターネット会員数を誇る株式会社楽天とタイアップし、奈良県内初となる楽天市場でのふるさと納税システムを導入いたします。これにより、五條市の特産品や魅力を全国に発信し、知名度と寄附の推進を図り、地元の商業及び産業の活性化につなげてまいります。
 次に、地域公共交通における取組についてであります。
 市内公共交通につきましては、4月1日から開院いたしました南奈良総合医療センターへの交通手段として、五條バスセンターから新病院を経由して福神駅に向かう路線の運行を開始いたしました。利用状況といたしましては、4月の運行当初に比べ、新病院への通院手段としての利用が少しずつではありますが増えてきております。
 また、通院としての利用だけではなく、買い物や通学を目的とした福神駅までの利用や、北宇智方面から買い物等で中心市街地に移動するための交通手段として利用されております。
 今後も利用調査を続けると同時に、利用者の声も聞きながら、さらに市民の皆様が安心して通院や買い物等ができるよう、また利用者が増えるよう、交通手段の確保に取り組んでまいりたいと考えております。
 市民の皆様が「住んでよかった」と思えるまちづくりの一環として、公共交通の充実に向けて努力してまいります。
(以降省略。続きは、以下のPDFファイルをご覧ください)

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更新日:2019年01月07日