平成27年3月 市政の報告

平成27年3月 市政の報告の写真1
平成27年3月 市政の報告の写真2

市政の報告と議案説明

 昨年12月から今日までの市政の概要について、各部の所管事業を御報告申し上げます。
 はじめに、市長公室の事業についてであります。
 去る2月20日に奈良県庁において、荒井知事と「奈良県と五條市とのまちづくりに関する包括協定」を締結いたしました。
 この取組は、まちづくりに前向きでアイディアや熱意のある市町村において、その方針が県の方針と合致するプロジェクトについて、県と連携協定を締結し、協働でプロジェクトを実施するというもので、県の事業と一体的に検討することにより、効率的なまちづくりが期待できるものと考えております。
 次に、まち・ひと・しごと創生についてであります。
 国から示されました、まち・ひと・しごと創生は、少子高齢化の進展に的確に対応し、人口の減少に歯止めをかけるとともに、東京圏への人口の過度の集中を是正し、それぞれの地域で住みよい環境を確保して、将来にわたって活力ある日本社会を維持していくための施策を、総合的かつ計画的に実施することを目的としております。
 本市におきましては、これまでから少子高齢化対策、雇用促進、産業・観光振興など各般の取組を推進してまいりましたが、さらにそれらの取組を強化推進するため、昨年10月に「五條市まちづくり推進本部」を設置し、まち・ひと・しごと創生に係る施策などについて検討を行っているところであります。
 本年2月には、地域消費喚起・生活支援及び地方創生に係る先行型事業実施のための「地域活性化・地域住民生活等緊急支援交付金」の限度額が提示されましたので、本定例会に提出しております一般会計補正予算案に事業経費を計上したところであります。
 今後は、五條市版総合戦略の策定を進め、元気な五條市のまちづくりに鋭意取り組んでまいります。
 次に、地域公共交通における取組についてであります。
 新たな交通網の確保として、昨年末に五條市地域公共交通会議において、デマンド交通の実証運行に向けた対象地域を「釜窪・木ノ原・二見付近」とすることが了承されました。対象地域の決定後、運行体系などの検討を基に、今年度末の策定に向けてデマンド交通運行計画の素案の作成を進めているところであります。
 また、昨年12月1日から、デマンド型乗合タクシー及びデマンド型コミュニティバスの予約方法につきましては、原則2便目以降は当日の時刻表から乗車希望時刻の1時間前までの予約を可能とし、公共交通の改善に努めております。今後も地域の皆様の利便性を高め、利用の促進につなげていくよう努力してまいります。
 なお、南奈良総合医療センターへの交通手段につきましては、関係市町村での協議を進めているところであり、平成28年度の総合医療センター開業に向けて、市民の皆様が安心して通院できるような運行体系を構築してまいりたいと考えております。
 また、本年2月26日には、五條市を中心とするバス交通に関する施策を総合的かつ計画的に取り組み、五條市民の利便性向上と、更なるバス交通の利用促進に寄与することを目的として、奈良交通株式会社との協働連携に関する協定を締結いたしました。今後も更なる公共交通の利便性向上に向けて鋭意努力してまいります。

(以降省略。続きは、以下のPDFファイルをご覧ください)

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更新日:2018年12月28日