平成24年12月 市政の報告

平成24年12月 市政の報告の写真1
平成24年12月 市政の報告の写真2

市政の報告

 本年9月から今日までの市政の概要について御報告申し上げます。
 紀伊半島大水害の災害復旧・復興については、11月1日午前7時をもって、災害対策基本法に基づき宇井・清水・閉君の3地区に発令しておりました避難勧告を約1年2箇月振りに解除いたしました。
 これは、災害対策本部会議において、災害対策工事の施工により住宅や道路などの危険事象発生に対する安全性が図られたと総合的に判断し、決定したものであります。
 当該3地区への制限は、昨年の災害発生以来、初めて完全に解除することとなりましたが、このことは国、県及び地元大塔地区の皆様の御理解と御協力の賜物と感謝申し上げるところであります。
 今後も、国、県と連携しながら、「五條市大塔町災害復旧・復興計画アクションプラン」を着実に実施し、被災地域の復旧・復興に全力で取り組んでまいりますので、市民の皆様には引き続き御理解を賜りますようお願い申し上げます。
 それでは、市政の概要について、各部の所管事業を御報告申し上げます。
 最初に、市長公室の事業について申し上げます。
 はじめに、職員採用試験についてであります。
 応募の状況については先の9月定例会で御報告させていただきましたが、9月16日に実施いたしました第1次試験には、事務職9名の募集に対して106名、技術職2名に対して3名、消防職6名に対して42名、保育士3名に対して15名の、計166名の受験者がありました。
 第2次試験は10月21日に実施し、最終選考結果は速やかに受験者に通知したところであります。なお、来年度採用予定者は、20名であります。
 次に、地域公共交通における取組についてであります。
 新路線による運行を12月3日から開始いたしました。
 概要といたしましては、昨年度実施いたしました住民アンケートの結果等を反映し、北宇智方面から野原、五條病院を経由し、中心市街地へのルートといたしております。車両については、車椅子の方も御利用可能な、乗車定員10名の小型車両を導入し、市内事業者に運行を委託しております。
 今後も、地域の公共交通については、利用状況や地域の御意見などを勘案しながら、利便性の向上に努めてまいります。
 また、平成27年度に開設予定であります南和地域公立病院への公共交通のアクセス整備についても、南和地域全体での広域的な取組が必要となることから、1市3町8村が意見を出し合い、検討を進める場として、先般、奈良モデル事業補助金を活用した「南和地域公共交通検討作業部会」を立ち上げ、本市を中心に取組を進めているところであります。
 次に、定住促進に関する取組についてであります。
本市の少子高齢化に歯止めをかけ、若者の定住を促進するため、産業振興や保健・医療・福祉、基盤整備、教育・文化、生活環境など、あらゆる分野の施策について、各担当課が整合し、連携をとりながら、全庁的な取組を行うため、9月に「五條市基本施策検討委員会」を立ち上げたところであります。
 今後、厳しい財政状況の中、予算の確保も考えながら、若い人たちに定住していただける施策を検討し、平成25年度の予算編成にも反映できるよう鋭意努力してまいりたいと考えております。

(以降省略。続きは、以下のPDFファイルをご覧ください)

ダウンロードファイル

この記事に関するお問い合わせ先

市長公室 秘書広報課
電話:0747-22-4001
メールでのお問い合わせはこちら

更新日:2019年01月07日