平成24年9月 市政の報告

平成24年9月 市政の報告の写真1
平成24年9月 市政の報告の写真2

市政の報告

 本年6月から今日までの市政の概要について御報告申し上げます。
 はじめに、新ごみ処理施設についてであります。
 本市において現在稼働しております「みどり園」を建設する際に地元3地区の住民の皆様と取り交わした協定書を遵守するとともに、ごみ処理経費の効率化と環境への配慮等を図るための、広域連携による新ごみ処理施設建設の計画については、先の第3回臨時会において御議決いただきました「やまと広域環境衛生事務組合」への加入に係る規約変更許可の協議を構成市町間で執り行った上、奈良県知事に許可申請書を提出させていただいたところであります。
 今後、新施設の整備スケジュールが明確になった時点で、地元3地区に対して、みどり園の操業延長協議をお願いしてまいります。
 また、本定例会におきまして、本市代表の組合議会議員3名を選出していただいた上、10月には、本市加入後初の組合議会が開催される予定であります。組合議会では重要案件が審議されるなど、新ごみ処理施設の建設に向けた体制整備の取組が本格的に動き出すところであります。
 現在、市民の皆様に本事業の内容等を正確に御理解いただき、御協力いただけるよう、市内全域を対象に、各自治会長の御協力の下、説明会を順次開催させていただいております。
 次に、昨年に引き続き今年の夏も計画停電が懸念された中、本市の熱中症予防に関しては、6月号の広報に啓発記事を掲載し、ホームページでも予防や対策について説明するなど、それぞれ早い時期から広く啓発活動を行うとともに、訓練指導等の場を始め、機会をとらえて熱中症予防の取組を実施しております。
 残暑厳しい折、今後も熱中症の発生が予想されることから、全庁的な取組を実施してまいりますが、市民の皆様におかれましても、特に高齢者や子どもの体調の変化に気をつけていただくとともに、健康の保持に心掛けてくださるようお願いいたします。
 次に、昨年発生した台風12号災害により営業を休止しておりました大塔ふるさと交流館「夢乃湯」が営業を再開し、夏休み中の家族連れの方々に施設を利用していただくことができました。
 今後も、一人でも多くの皆様に大塔町を訪れていただき、地域の元気を取り戻していきたいと思っております。
 一方、現在も避難を余儀なくされております大塔町宇井、清水、辻堂、閉君、飛養曽及び引土の全域が、被災者生活再建支援法に規定する長期避難世帯に認定されましたので、生活再建の一助となることを期待しております。
 台風12号災害の復興については、今後も「みんなの力でがんばろう!!五條市大塔」を合言葉に、全国の皆様からいただいた御支援に感謝しながら、「希望に輝くふるさとへの復興」を目指し、「五條市大塔町災害復旧・復興計画アクションプラン」に基づく事業を着実に進めてまいる所存であります。
 今年は、旧西吉野村で大規模な地滑りによるダム湖ができ、家屋が浸水するなどの大きな被害があった昭和57年の台風10号災害からちょうど30年となり、昨年の台風12号災害からは丸1年を迎えます。
 過去の災害を教訓に、自治体の使命である「市民の命と財産を守る」ための取組を進めてまいりますので、市民の皆様には、今後も御理解、御協力を賜りますようお願い申し上げます。

(以降省略。続きは、以下のPDFファイルをご覧ください)

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更新日:2019年01月07日