平成24年6月 市政の報告

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平成24年6月 市政の報告の写真2

市政の報告

 平成24年度当初から今日までの市政の概要について御報告申し上げます。
 大塔町における台風12号災害からの復旧・復興につきましては、大塔地区住民の生活・財産・安全を守るための基本方針となる「五條市大塔町災害復旧・復興計画」を本年3月末に策定し、本格的な取組を開始いたしました。
 本市といたしましては、この計画の内容を市内外の皆様に広く知っていただくため市のホームページ等で周知するとともに、実施する施策及び事業をより具体的に定めた「五條市大塔町災害復旧・復興計画アクションプラン」を策定し、当該計画を積極に推し進め、「災害に強く、住み続けることができるふるさと」の実現に向け、一丸となって取り組んでまいります。
 また、奈良県においても本年3月に「奈良県紀伊半島大水害復旧・復興計画」が策定され、避難されている方が安全に安心して早期に帰宅できることを最優先に、被災地が今まで以上に元気になる施策が進められております。
 大塔町の復旧・復興に向けては、計画を策定する段階から施策及び事業を実施する段階となりましたので、国・県等の関係機関との連携をより密にしながら、皆様の御理解と御協力の下、スピード感をもって進めてまいります。
 行政経営の実施に当たっては、市民が積極的に市政運営に参加し、地域の課題を市民と行政が共に担い合う、「市民本意」「市民参加」「市民対話」によるまちづくりの視点に立った組織づくりが必要であります。
 私は、限られた人員で質の高い行政サービスを提供するためには、組織の力を効率よく最大限に発揮させることが必要であり、市民に一番近い行政である市役所の活性化が「元気な五條市」を作るための重要な課題であると考えておりますので、機構改革を実施し、併せて定期人事異動を行ったところであります。
 定期人事異動は、「職員の意識を変えたい」「市役所を活気ある雰囲気にしたい」「意欲的に仕事ができる環境を整えたい」との思いで取り組んだところであり、今後も職員との対話を大切にしながら、活気ある市役所づくりへの取組を進めてまいります。
 市長就任2年目は「新芽が芽吹く年」と考え、市民の皆様に少しでも明るい兆しを感じていただけるような取組を進めてまいりたいとの思いから、今まで以上に関係各位の御指導、御支援をお願いいたします。
 それでは、市政の概要について、各部の所管事業を御報告申し上げます。
 最初に、市長公室の事業について申し上げます。
 はじめに、大塔町の復旧・復興計画についてであります。
 「五條市大塔町災害復旧・復興計画」の各事業等をより具体的に推し進めるため、本年5月末に策定した「五條市大塔町災害復旧・復興計画アクションプラン」により、計画に掲げる復旧・復興への取組を推進し、より効果的な取組となるよう、毎年度検証を加えてプランを見直し、進めてまいります。
 次に、地域公共交通における取組についてであります。
 まず、昨年度実施した公共交通アンケート結果を基に、市南部地域を運行するデマンド型乗合タクシー4路線におきましては、路線の延伸及び再編などの見直しと、それに伴うダイヤ改正を実施いたしました。また、市北部地域におけるコミュニティバスにつきましても、年内を目途に新規路線の増設に向けて小型車両1台の購入手続等の作業を進めているところであり、引き続き現状の把握と分析、多角的な検証を行い、市民の生活に密着した利便性の高い地域公共交通の整備を目指し推進してまいります。
 なお、大塔町内の公共交通につきましては、復旧・復興計画との関連性を維持しながら、引き続き住民の意向の把握に努め、地域の生活に密着したものとなるよう、柔軟に対応してまいりたいと考えております。
 次に、行財政改革の取組についてであります。
 喫緊の課題であります行財政改革につきましては、事務事業の改善を推し進めながら、財政健全化に向けた取組を推進してきたところでありますが、今後も継続的に更なる行財政改革を進めてまいります。
 平成19年度に策定した「五條市新行政改革大綱」及び「五條市集中改革プラン」は平成23年度までとなっており、5年間の取組の検証を行った上で、本年度中に第三次となる行政改革大綱を策定いたします。
 また、指定管理者制度の導入につきましては、5月に五條市行政改革推進本部会議において新指定管理者制度に関する基本方針を定め、より効果的、効率的に対応できるよう見直しを行ったところであります。

(以降省略。続きは、以下のPDFファイルをご覧ください)

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更新日:2019年01月07日