水道水異臭発生による活性炭注入再開について

一時収まっておりました吉野川原水の異臭（カビ臭・2－MIB）が、平成17年4月下旬に再発しましたので、急きょ粉末活性炭注入による脱臭処理を再開して、可能な限りの臭気除去に取り組んでいます。ご理解くださいますようお願いいたします。

この臭いは5～6分煮沸すると取り除くことができます。飲用等にお使いになる場合で、臭いが気になる場合はお試しください。

なお、この臭いの原因である2－MIBは人体に無害の物質であり、健康に及ぼす影響はありません。

2－MIB（2メチルイソボルネオール）とは

2-MIBはかび臭の原因物質です。藍藻類のある種のものや放線菌により作られます。わが国の水道水源にかび臭が発生し問題となったのは、昭和28年8月に神戸市千刈貯水池の事例が最初です。かび臭発生時の水温は20～30℃の場合が多く、時には10～15℃で発生することもあります。

水道局
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