5~11歳のコロナワクチン接種について

5~11歳のコロナワクチン接種について

令和4年1月21日に国は感染状況や諸外国の対応状況、5~11歳の子どもに対するワクチンの有効性・安全性を審査した結果、ファイザー社製の小児用新型コロナワクチンを薬事承認しました。

五條市でも国の方針を踏まえ、五條市・大淀町・南和広域医療企業団の協定により、令和4年3月5日(土曜日)から子どもへのワクチン接種を南奈良総合医療センターで開始しました。

子どもの接種券は、令和4年3月末で5~11歳になる方に対して、令和4年2月24日(木曜日)に発送しています。

ワクチン接種を希望される方は、ご予約をお願いします。

ご予約は、こちらをクリック

ワクチン接種の考え方

基礎疾患のある子どもへのワクチン接種により、新型コロナウイルスの重症化を防ぐことが期待されます。基礎疾患を有する子どもへのワクチン接種については、本人の健康状態をよく把握している主治医と養育者との間で接種後の体調管理などを事前に相談することが望ましいです。

5~11歳については
・オミクロン株の感染状況(感染者、重症化の動向)が未だ確定的でないこと。
・オミクロン株については小児における発症予防効果・重症化予防効果に関するエビデンスが必ずしも十分ではないこと。

以上のことから、現時点では、子どもの接種について努力義務の規定は適用せず、今後の最新の科学的知見を踏まえ、引き続き議論することが適当であるとされました。

☆5~11歳の方への接種については、信頼のおける情報源から情報収集したうえで、メリット(期待できること)とデメリット(副反応等)を考慮したうえでご判断ください。

使用するワクチンについて

5~11歳の子どもへはファイザー社製ワクチンを使用します。12歳以上のワクチンとは異なり、1回の接種量も異なります。

コミナティ筋注5~11歳用について
ワクチンメーカー 接種間隔/回数 1回の投与量 接種方法
ファイザー 3週間の間隔で2回 0.2mL 筋肉注射

ワクチンの効果

米国で実施された臨床試験の結果によると、5~11歳においても、16~25歳と同程度に抗体価が上昇し、有効性が評価できるとされています。また、中和抗体価の確認後に行われた解析において、新型コロナウイルスに感染歴の無い人を対象に、2回目接種後7日以降の発症予防効果を確認したところ、90.7%であったことが報告されています。

これらのデータはオミクロン株が流行する前のものであり、子どもにおけるオミクロン株に対するエビデンスは必ずしも十分ではありませんが、成人においては、オミクロン株に対する発症予防効果や入院予防効果が確認されています。

【参考】

厚生労働省ホームページ「新型コロナワクチンQ&A」

 

副反応について

副反応の種類や発現頻度は成人と大きな違いはありません。子どもでは、大人に比べて副反応による心身の負担が大きかったり、自分でうまく伝えられなかったりすることも考慮し、接種への立ち合い及び本人の様子に変わりがないか観察してください。

主な副反応
発現割合 症状
50%以上 注射した部位の痛み、疲れた感じ
10~50% 頭痛、注射した部位の赤み・はれ、筋肉痛、寒気
1~10% 下痢、発熱、関節痛、嘔吐

数日以内に現れる症状は、注射した部位の痛みが一番多く、受けた日の夜や次の日に痛みを感じる人が多いです。疲れた感じや発熱など、1回目よりも2回目の後の方が多く現れます。症状はほとんどが軽度または中等度です。

出典)特例承認に係る報告書より 

 

アナフィラキシー

接種したすぐ後、通常30分以内に起こる重度のアレルギー反応です。以下のような症状や何か異常を感じたら、ただちに、接種医療機関の医師や看護師に伝えてください。

・皮膚症状:皮膚のかゆみ、じんま疹、紅斑、皮膚の発赤など

・消化器症状:腹痛、吐き気など

・視覚症状:視覚の異常

・呼吸器症状:声のかすれ、くしゃみ、のどのかゆみ、息苦しさなど

・ショック症状:蒼白、意識混濁など

 

血管迷走神経反射

ワクチン接種に対する緊張や痛みなどをきっかけに誰でも起こりうる体の反応で、立ちくらみや血の気がひく(時には気を失うこともある)ような症状があらわれます。通常、横になって休めば自然に回復します。空腹で接種に臨まないよう、また接種時にはリラックスできるようなお声かけをお願いします。

 

心筋炎・心膜炎について

ごく稀ではあるものの、ワクチン接種後に心筋炎や心膜炎を疑う事例が報告されています(※)。接種後数日以内に胸の痛みや動悸、息切れ、むくみ等の症状が現れたら、速やかに医療機関を受診してください。

(※)米国では、12~17歳男子に比べ5~11歳男子の方が、心筋炎が報告される割合は低かったことが確認されています。

 

特に接種をおすすめしたい方

基礎疾患のある子どもへのワクチン接種により、新型コロナウイルス感染症の重症化を防ぐことが期待されます。接種にあたっては、本人の健康状態をよく把握している主治医と養育者との間で、接種後の体調管理等を事前に相談することが望ましいと考えます。

日本小児科学会及び日本小児科医会では、接種に対する考え方や、新型コロナウイルス感染症の重症化リスクが高い疾患の一覧等を公表しています。以下、日本小児科学会のサイトをご確認ください。

参考)日本小児科学会ホームページ

「5~11歳小児への新型コロナワクチン接種の対する考え方」

「新型コロナウイルスワクチン接種に関する小児の基礎疾患の考え方および接種にあたり考慮すべき小児の基礎疾患等について」

 

接種にあたっての注意事項

接種前

・2回接種が必要です。小学校・保育施設の行事予定や、保護者の予定等を確認し、1、2回目も接種可能な日程を予約しましょう。

・1回目の接種時に11歳だった方が、2回目の接種時までに12歳の誕生日を迎えた場合、2回目接種にも小児用ワクチンを使用します。

・原則として、新型コロナワクチンとそれ以外のワクチンは、同時には接種できません。前後に他の予防接種を受ける場合、原則として新型コロナワクチン接種と13日以上あけて(2週間後の同じ曜日から可能)に接種できます。また、1回目と2回目の間には他の予防接種を受けることはできません。

新型コロナワクチン以外の定期接種の時期を逃さないようご注意ください。

【麻疹・風疹混合(MR)2期、日本脳炎2期、2種混合(DT)2期、ヒトパピローマウイルス(HPV)等】

 

接種当日

・他の予防接種との間隔を確認するため、また接種の記録のため、接種当日は母子健康手帳をお持ちください。

・接種当日、37.5℃以上の熱があるときや、体調が悪い時はワクチンを受けることができません。カルム五條までお電話で取消のご連絡をお願いいたします。(0747-22-4001 内線296)

・接種には保護者の同伴が必要です。保護者が特段の理由で同伴することができない場合は、子どもの健康状態を普段から熟知する親族等で適切な方が、保護者から委任を受けて同伴することが可能です。(委任状が必要です。)接種が終了するまで同伴するようにし、接種後は普段と変わりないか様子をみてください。

予診票の署名欄には保護者の署名が必要です。

・アレルギー疾患や他の医薬品でアレルギー反応の経験がある、食物アレルギーがある場合は「何」に対して「どのような」症状が出たのか問診で医師に伝えてください。

・すぐに肩を出せる服装で来てください。

 

接種後

・接種した部位を触ったり、こすったりしないよう気を付けてください。

・接種当日はお風呂に入ってもかまいません。接種部位は強くこすらないようにしましょう。また、激しい運動は控えましょう。

・ワクチン接種後も、マスクの着用、手洗い・うがい等の感染対策をお願いします。

 

関連情報

リーフレット等

この記事に関するお問い合わせ先

新型コロナウイルスワクチン接種推進室

電話:0747-26-5670
メールでのお問い合わせはこちら

更新日:2022年03月10日