(趣旨)

第1条　この要綱は、五條市(以下「市」という。)が各種団体等の実施する事業に対して市の後援名義の使用を承認することに関し必要な事項を定めるものとする。

(対象団体)

第2条　後援名義の使用の承認を受けようとするものは、次の各号のいずれかに該当する団体とする。ただし、市長が後援名義の使用を不適当と認める団体については、この限りでない。

(対象事業)

第3条　市が後援名義の使用を承認する事業は、広く市民を対象とし、かつ、原則として市民が自由に参加できる事業のうち、次のいずれかの内容のものとする。

(承認の申請)

第4条　申請団体は、承認を必要とする日の14日前までに後援名義使用承認申請書(様式第1号)に次に掲げる書類を添付して市長に提出しなければならない。

(承認等の決定)

第5条　市長は、前条の申請があったときは、その内容を審査し、適当と認めるときは、後援名義使用承認通知書(様式第2号)により、不適当と認めるときは、後援名義使用不承認通知書(様式第3号)により申請団体に通知するものとする。

(後援名義の使用期間)

第6条　後援名義の使用期間は、承認を受けた事業(以下「承認事業」という。)の開始の日から終了の日までとし、6箇月を限度とする。ただし、当該事業の内容によりやむを得ない場合は、6箇月を超えて使用させることができる。

(男女共同参画等に係る配慮)

第6条の2　後援名義の使用の承認を受けた団体は、事業において、男女共同参画その他人権の尊重に配慮するよう努めるものとする。

(事業内容の変更)

第7条　申請団体は、承認事業の内容を変更しようとするときは、速やかに後援名義使用事業内容変更届(様式第4号)を市長に提出しなければならない。

(事業実績の報告)

第8条　申請団体は、承認事業が終了したときは、後援名義使用事業実績報告書(様式第5号)を提出しなければならない。ただし、これに類する報告書の提出があった場合その他市長が特に提出の必要がないと認めた場合は、この限りでない。

(承認の取消し)

第9条　市長は、後援名義の使用の承認を受けた団体が次のいずれかに該当するときは、当該承認を取り消すことができる。

(後援名義の無断使用)

第10条　市以外の団体は、市の後援名義を無断で使用してはならない。

(免責)

第11条　市は、後援名義を使用した事業によって生ずる損害について一切の責任を負わない。

(その他)

第12条　この要綱に定めるもののほか、市の後援名義の取扱いに関し必要な事項は、市長が別に定める。