児童虐待の防止
もしかして児童虐待かなと思ったら・・・
・泣き声が絶えない 大人の怒鳴り声が聞こえる
・不自然なあざややけどがある
・表情が乏しく元気がない
・落ち着きがなく乱暴
・服や髪の毛がいつも汚れている
・夜中や真冬、夜遅い時間にひとりで外にいる
「虐待かどうか分からない」というケースも少なくありません。
しかし、迷うということは、何かしらその親子に対して心配であり、子育てにとても苦労している状態であるということです。
虐待でなければそれでいいのです。通告により、親子の状況を確認し、虐待かどうかの判断は厳重な調査をします。証拠などは必要ありません。
通告しなかったことによって、虐待が発見できず、子どもが命を落としてしまうことになっても遅いのです。
通告は匿名でも可能です。だれが通告したかの秘密は守られます。
(認定非営利活動法人 児童虐待防止全国ネットワークより一部抜粋)
相談・通告先
<五條市要保護児童対策協議会 事務局>
0747-22-4001(内線289)
受付時間:平日 午前8時30分~午後5時15分(年末年始を除く)
189番にかけると最寄りの児童相談所につながります
(電話 0570-064-000でも可)
受付時間:24時間 365日
<奈良県高田こども家庭相談センター(児童相談所)>
電話 0745-22-6079
受付時間:平日9時~午後5時 年末年始を除く
(上記以外の時間帯は、自動的に中央こども家庭相談センターへ転送されます)
<奈良県中央こども家庭相談センター>
電話 0742-26-3788
受付時間:24時間
<警察署>
警察相談専用電話 #9110
緊急時は110番
五條警察署 0747-23-0110
児童虐待とは
児童虐待は以下のように4種類に分類されます。
虐待の種類 | 内容 |
身体的虐待 |
殴る、蹴る、叩く、投げ落とす、激しく揺さぶる、やけどを負わせる、溺れさせる、家の外にしめだす など |
性的虐待 |
子どもへの性的行為、性的行為を見せる、ポルノグラフィの被写体にする |
ネグレクト |
乳幼児を家に残して外出する、食事を与えない、ひどく不潔なままにする、自動車の中に放置する、重い病気になっても病院に連れて行かない、他の人が子どもに暴力を振るうことなどを放置する など |
心理的虐待 |
言葉により脅かす、無視する、きょうだい間で差別的な扱いをする、子どもの目の前で家族に対して暴力をふるう(DV) など |
厚生労働省 ホームページより
通告によって、親自身を守ることにもつながります。
社会から孤立していて、周囲に支援してくれる人がおらず、相談できずに悩んでいる方もおられるかもしれません。
地域の方におねがい
子育て中の親子を見かけたら、ぜひやさしいまなざしをお願いいたします。
赤ちゃんに微笑みかけたり、ちょっとした声かけやお手伝いのような些細な行動が、親子の心の支えになることがあります。
もし、何か気になる親子の様子があればご連絡ください。
ひとりで悩まず相談してください
子育てしながら、家事や育児を両立させるのはとても大変なことだと思います。手伝ってくれる人や話を聞いてくれる人が身近にいないと、さらに大変なことです。
子どもの成長にともなって、成長過程でのやりにくさがでてくるので、イライラしてしまうのも当然です。
子育て中のちょっとした疑問や「これでいいのかな」と思うこと、相談してください。
この記事に関するお問い合わせ先
すこやか市民部 保健福祉センター 母子保健係
電話:0747-22-4001
メールでのお問い合わせはこちら
更新日:2020年04月01日