元気いきいきクッキング<ホームページ版Vol.3>

減塩で自分のからだを守ろう!

今もなお新型コロナウイルス感染症に注目が集まっています。しかし、年間の罹患数(病気にかかる人の数)、死亡者数(その病気によってなくなる人の数)は、がんを含む生活習慣病の方が多い事を忘れてはいけません。

このページでは、減塩メニュー・調理手順も紹介しています。できるところから減塩に取り組み、様々な病気から自分の身体を守りましょう。

塩の役割

塩には、以下のような役割があります。

1 体液の塩分濃度、ph(酸性・アルカリ性)の調整

2 栄養素の消化・吸収のサポート

3 筋肉の動きと神経伝達をサポート

※塩は体に適量は必要なものですが、多くとりすぎると、体に害を及ぼします。塩や調味料で味付けをしなくても、食品の中には、元々含まれる塩分が存在しますので、努めてとる必要はほとんどありません。

なぜ塩を摂りすぎてはいけないのか

心筋梗塞

1 身体に現れる症状

口が乾く、血圧が上昇する、足などがむくむ

2 症状が続くと起こりやすい疾患

動脈硬化、心筋梗塞、脳卒中

適切な塩分の摂取量

1日の目標食塩摂取量は8グラム以下、

血圧が高めの方は目標6グラム以下です。

日本人は平均1日11グラム摂取していると言われています。

減塩の工夫

野菜

1 だしをきかせる、具だくさんに

2 調味料はかけるよりつける

3 香辛料やかんきつ類、薬味、乳製品を利用する

4 麺類のスープは飲み干さない

5 カリウム(野菜や果物)を摂る

腎臓に疾患のある人はカリウム摂取は要注意

減塩の注意点

1急激な減塩による脱水

体内の塩分が急激に減ると、体は体外に水分を出して元の濃度に戻そうとします。それにより、汗や尿量が増え、脱水となります。

2塩分量以外の栄養のバランス

減塩にこだわりすぎてしまうと、体に必要な栄養素が不足したり、逆に摂りすぎる場合もあります。栄養バランスに気をつけましょう。

3病気による食事制限がある人

減塩に野菜の摂取は有効ですが、腎臓に疾患のある人は生野菜を避けた方が良い場合があります。その他、食事に制限がある場合は、主治医等に確認して下さい。

 

レシピ

こんだての写真

五條市食生活改善推進員、栄養士、保健師で作成した、実際の料理手順を画像付きで紹介献立します。メニュー名をクリックしてご覧下さい。

献立

鶏肉とかぶのみそシチュー

ほうれん草としめじの白和え

ヘルシーレアチーズ

ごはん

 

この記事に関するお問い合わせ先

すこやか市民部 健康推進課
電話:0747-22-4001
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更新日:2022年03月31日