江戸期の町並みが残る、新町通の紹介

新町通タイトル画像

 五條市の古い町並みは、主に通称「新町通(しんまちどおり)」と呼ばれる旧紀州街道沿いにあります。昭和50年(1975)の調査では、江戸時代の建物が77棟、明治時代の建物が19棟確認されております。

 この調査報告書「五條-町並調査の記録-」奈良国立文化財研究所(1977年)によれば、五條の町並みの特徴は、木造の瓦葺きで、軒裏や2階壁面を厚く漆喰で塗り込め、むしこ窓をあけ、1階は木格子やスリアゲ戸あるいはシトミ戸を用い、塗り込めにはしないが全体的に重厚な建築であるとされています。

 

新町通の写真

 

古い家が軒を並べ、歴史的環境をよく残し、独自の雰囲気を醸し出している。


建築分布の平面図「五條-町並調査の記録-」奈良国立文化財研究所(1977年)より。赤い色の建築物が江戸期の建物。中には、国の重要文化財の栗山邸(西暦1607年築)という建築年代のわかっている民家では日本最古の建物もあります。これだけ長い街道筋で古い町並みが保存されている場所は珍しく、歴史を感じる街道として貴重な場所と言えるでしょう。

 この付近の地図は、こちらを参照(ちず丸リンク)ください。

 


 

 新町通りの南側には、吉野川(紀ノ川)が流れ、河川敷には、子供たちのための自然体験の場として「水辺の楽校」ができました。吉野川周辺で見られる自然については、こちらに紹介があります。

新町の風景

宝満寺界隈の様子

■関連情報

まちなみ伝承館
 新町通の中程にある施設。平成16年に古い民家を改修して作られた施設です。

かげろう座
 街並みの保存を考える自主活動団体「新町塾」が、新町通の活性化と街並みをアピールするため、年に一度、5月末に開催される自由市場が「かげろう座」です。県下でも規模の大きいフリーマーケットで、多くの観光客が訪れます。

五條文化博物館
 特殊映像マジックファンタビューで現在からタイムスリップし、当時の五條の町並みの暮らしや生活を楽しく見学できます。

歴史街道
 近畿周辺の歴史的な雰囲気を伝える街道を紹介しているサイト。新町通は取り上げられてはいませんが、その分、穴場としてもお勧めです。

 

■関連サイト


 

五條市観光協会>新町通り 

ウィキペディア>五條市 

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