五條市の文化財探訪(五條地区)

五條市にある主な文化財を地区別にご紹介します。

五條地区にある文化財

五條猫塚古墳(ごじょうねこづかこふん)西河内町
五條猫塚古墳 向山丘陵の谷間に築かれた、一辺25mの方墳。竪穴式石室の内外から、蒙古鉢形冑(もうこばちがたかぶと)をはじめ、鉄製の武器・武具・鍛冶具、金銅製帯金具などが多数出土しました。5世紀中頃の有力者の墓とみられます。市史跡。

南阿田大塚山古墳(みなみあだおおつかやまこふん)南阿田町
南阿田大塚山古墳 吉野川南岸の山中に築かれた、全長30mの帆立貝式前方後円墳。横穴式石室には、玉類、馬具、挂甲(けいこう)、土器などが多数納められていました。6世紀前半の有力者の墓とみられます。県史跡。石室は見学可。

(くろまこふん)黒駒町
黒駒古墳 吉野川を見下ろす斜面に築かれた、直径10mの円墳。横穴式石室内から、須恵質陶棺(すえしつとうかん)の破片、須恵器などが出土しました。平成10年の台風で損壊しましたが、調査後に整備され、石室が見学できます。市史跡。

(あらさかかわらがまあと)西河内町
荒坂瓦窯跡 7世紀後半、関屋川に面した丘陵斜面に10基以上の半地下式の窯が築かれ、大量の瓦と須恵器が作られました。瓦は飛鳥の川原寺の屋根を飾りました。残り具合のよい1号窯(県史跡)は現地で保存され、見学できます。

(うちがわまがいひ)小島町
宇智川磨崖碑 吉野川の支流、宇智川の左岸(東岸)の岩壁に、大般涅槃経(だいはつねはんぎょう)の経文と仏像が彫られています。宝亀7(776)または9(778)年銘があり、奈良時代後期の金石文(きんせきぶん)として貴重なものです。国史跡。

藤原武智麻呂墓(ふじわらのむちまろのはか)小島町
藤原武智麻呂墓 藤原武智麻呂は奈良時代前期の貴族で、藤原南家(なんけ)の祖です。彼は没後、平城京北方の佐保山で火葬されましたが、子の仲麻呂が榮山寺裏山の当地に改葬したものと思われます。『延喜式』の「後阿陀墓」に当たる。国史跡。

浮田杜伝説地(うきたのもりでんせつち)今井町
浮田杜伝説地 万葉歌に「大荒木の浮田杜」と詠まれた名勝地で、荒木神社(延喜式内社)の社叢。シイ、アラカシ、クロバイ、ヤマモモ、ヒノキなどの巨樹を主とします。平成10年の台風で被害を受けましたが、少しずつ回復に向かっています。県史跡。

山代忌寸真作墓誌(やましろのいみきまさかのぼし)東阿田町
山代忌寸真作墓誌 この墓誌は本来、奈良時代前期の役人だった山代忌寸真作と、その妻の蚊屋忌寸秋庭を合葬した墓に納められたものです。重要文化財に指定され、奈良国立博物館が所蔵。正確な出土地は不明で、町内に顕彰碑が建てられています。

栗山家住宅(くりやまけじゅうたく)五條1丁目
栗山家住宅 新町通り近くの国道168号線西側にあります。棟札から、江戸時代初期の慶長12(1607)年築と判明しました。建築年代の判る民家では日本最古といわれます。重厚な外観と、広い土間の太い牛梁が印象的です。重要文化財。非公開。

岡松家長屋門(おかまつけながやもん)野原西4丁目
岡松家長屋門 江戸時代に野原村の代官を務めた家の屋敷を囲みます。市道に面して伸びた長屋門の内側に、主屋と書院が建ちます。江戸前期の様式です。県指定文化財。非公開。

平井医院(ひらいいいん)今井4丁目
平井医院 国道24号線の南側にあります。主屋と土蔵は安政2(1855)年の建築で、表門も同時期と思われます。木造平屋建の主屋は煙出をもつ豪壮な外観で、木造二階建の土蔵とともに白壁が目を引きます。五條市初の登録有形文化財。

二見の大ムク(ふたみのおおむく)二見4丁目
二見の大ムク 民家の庭にあります。目通りの幹囲は8.5m。昭和34年の伊勢湾台風で主幹が折れましたが、高さは約15mあり、市道にかけて大きく枝葉を繁らせています。国指定天然記念物。

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