惣谷狂言(そうたにきょうげん)

奈良県の無形民俗文化財に指定されている「惣谷狂言」は、古くから惣谷地区で正月の神事初めに氏神の天神社と円満寺の境内で奉納のために行なわれてきました。以前は篠原踊りと同様の踊りも奉納されてきましたが、現在は狂言のみが天神社に奉納されています。
 惣谷狂言は明治40年頃から演じられなくなり、大正天皇即位の大典で大正4年に演じられて以来途絶えていましたが、大塔村史編纂を機に復活の気運が高まり、昭和33年に復活されました。以来保存会によって「鬼狂言」「狐つり」「舟漕ぎ」「万才」「壺負い」「鳥さし」「鐘引き」「かなぼうし」の8曲が伝えられており、毎年この内の1~2曲が1月25日に天神社で奉納されています。

狂言のあらすじ

◆『鬼狂言』・・・・・鬼の呵責ぜめにかかわらず、たじろがない猛将朝日奈に困惑して、地獄へ連れていくのをあきらめる話。
◆『狐釣狂言』・・・仕掛けられた罠と知りつつ、たまらず食いついて化けの皮が剥がれる狐の話。
◆『鐘引狂言』・・・長崎ヘ商いに下る夫を見送った妻が、早速坊主を引き入れて祝宴に耽り、突然夫が帰宅すると慌てふためいて鐘に坊主を隠すという話。
◆『かなぼうし狂言』・・・寺を譲られた小坊主が、ちぐはぐな客あしらいを繰り返す話。

 他に『鳥刺狂言』『壺負狂言』『舟漕ぎ狂言』『万才』が伝習されています。

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